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ひろゆき著「1%の努力」を読んで、働き方や生き方について考えた

ひろゆき(西村博之)氏の著書である「1%の努力」を最近読みました。

この本ではひろゆき氏が幼少から現在までを振り返りつつ、どのように考えながら生きてきたか等について、いわゆる人生論が綴られています。

僕自身この本を読んで、「働き方や生き方について、とても深い内容が記されている」と感じましたので、僕なりの解釈で(解釈が間違ってたらスミマセン!)ご紹介したいと思います。

1%の努力とは?

この本においては、1%の努力とは「最小限の努力で効率よく幸せに生きること」という意味合いで使われています。ひろゆき氏自身これまで1%の努力を実践してきたとのことです。

ただこの言葉の意味合いには注意すべき点があります。僕が持っているひろゆき氏の印象は「プログラミングやIT関係はもちろんのこと、様々な分野の知識が豊富で努力している人」であり、たぶん他にも同じような印象をお持ちの方も多いと思います。

この本では「努力」という言葉について「生活やお金のために仕方なく頑張ること」的な意味をさします。ひろゆき氏にとって普段の仕事や情報収集等は「好き」でやっていることが多く、「努力」にはあまりあたらないようです。

優先順位を考える

人生においては優先順位が大事であり、毎日を幸せに生きるコツであると本の中で語られています。

また優先順位を決める際には「それは修復可能か?」という判断軸を持つと良いと記されています。後でも取り戻せることは先送りして、今でないとできないことを優先するという意味合いです。

僕自身の経験として、日々の仕事や生活に追われていると「何が自分にとって一番大事なのか?」を見失うことが多々あります。自分の優先順位は常に意識したいものです。

ちなみにひろゆき氏にとっての最優先は「睡眠」だそうです(笑)

成功の秘訣

ひろゆき氏は成功の秘訣として「片手を空けてチャンスを待つ」「たまたま、そこにいたからうまくいった」の2つを挙げています。もう少し分かりやすくいえば、チャンスが来たらすぐ動けるようにしておくことと自身のポジションが大事であるということです。

それに対して「努力はなかなか報われない」といいます。そもそも努力の方向性が間違っていれば無駄になることもありますし、企業においては従業員の努力よりもトップの判断が重要であることも多いということです。一部の努力ができる才能のある人は別として、基本的には「頑張りは人に押しつけない」ことを説いています。

夏休みの宿題と自己分析

夏休みの宿題の取り組み方により自身のタイプを見分ける方法をひろゆき氏は勧めています。詳しくは下記のリンクをご覧ください。

僕自身は①と②の中間あたりで③のタイプではありません。が、今までを振り返ってみると③のタイプに向く仕事が中心でした。そして色々無理がたたって体調を崩しましたので僕にとってはドンピシャリです(苦笑)。

いま僕は仕事を辞めて「学びなおし」をしています。①タイプは「知識を貯めていく方向で頑張ると良い」とあり、②タイプは「1人で黙々とできるのが才能である」とあります。まさにいまの僕の生活そのものです!

まあそれはさておき、自分がどういうタイプなのかを良く分析して、自分に合った働き方や生き方を選ぶことの大切さを改めて感じました。

おわりに

この本には他にも「働き方や生き方について考えるヒント」がたくさんあると僕は感じましたので、自身について考え直したい方には特にお勧めしたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。

※この記事の一番上にあるヘッダー画像の中の本に貼られているふせんは、僕なりの1%の努力でした(笑)


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