【第1回】 ベストセラーの作り方を考える
これは、編集者の淡路勇介と種岡健が、「どうやってベストセラーを作るのか」について話す「雑談スペース(ラジオ)」まとめです。
月1回のペースで、企画・編集・メディア・お笑い……について、ざっくばらんに雑談をしています。
通勤中、仕事や家事をしながら、もしくは寝る前に、ぜひお聞きください。
プロフィール
淡路勇介(あわじゆうすけ)
ダイヤモンド社 第三編集部。
1988年生まれ。大阪府出身。
主な担当書
『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』(あさ出版)
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(サンマーク出版)
『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)
ジャンル問わず「読み始めたら止まらなくなる本作り」を目指している。
種岡 健(たねおかけん)
ダイヤモンド社 第一編集部。
1989年生まれ。兵庫県出身。
主な担当書
『しないことリスト』
『超AI時代の生存戦略』(以上、大和書房)
『リーダーの仮面』『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』三部作
『1%の努力』(以上、ダイヤモンド社)
主に若者向けのビジネス書を作りつつ、他ジャンルへの「自己啓発」の掛け合わせを模索中。
2024年3月7日
・オープニング
・他己紹介と29歳での出会い 4:00
2人の共通点と異なる点
・人から紹介された著者からヒットが生まれやすい 20:40
・テーマは「ベタ」なほうがロングセラーになる 24:30
・『リーダーの仮面』が60万部を超えたワケ 30:00
・「自分を変えたい」という読者像 35:00
・自己啓発の定義が変わっている説 38:00
「反省しました」という感想の衝撃 / じつは人は「説教をされたい」
・ますます編集者のリライトが大切になってくるワケ 43:00
アメとムチのバランス
・『頭のいい人が話す前〜』をどうリライトしたか 50:00
ウェブの文章、本の文章の違い / 最初の企画書のタイトル
・「構成がない本」が厳しいワケ 55:00
『独学大全』のやられた感
・発売の直前で生まれたタイトルはすごい 58:00
『嫌われる勇気』『フランス人は10着しか服を持たない』
・タイトルは「コンセプト」の中から出てくる 1:04:00
・書店の「棚」を意識するか? 1:07:00
・デザイナーさんの流行について 1:09:30
・売れている本から何をインプットするか 1:12:30
ベストセラーの「はじめに」を書き写す意味
・「バスタオル卒業宣言」がすごい!! 1:17:00
バスタオル売り場で「バスタオルは必要ない」と言うすごさ
書店よりスーパーや薬局に行け
・「BeReal.」という盛れないSNS 1:25:00
・「そもそも」「逆の逆」が新しくなる 1:29:30
けっきょく「王道のベタ」が強い
・アンチテーゼ感を出しすぎると引く? 1:32:30
・読後感の口コミを作る方法 1:38:00
ステマに敏感になっているし、献本に意味はない?
・「なぜ売れてるの?」と聞かれたら何と返す? 1:46:30
・本が売れると「円形脱毛症」「蕁麻疹」になる!? 1:54:30
・原稿を読みすぎてよくわからなくなったときの対処法 1:57:30
・帯コピーは「漫才」から学べ 2:01:00
・若林正恭は「自己啓発」っぽい 2:07:00
「ずっとクヨクヨする」という才能
・ミルクボーイの「つかみの一言」 2:15:00
読者に「絵が浮かばない」という失敗
・「繰り返し読んでください」は作り手のエゴ 2:20:00
・営業部が「5万部の重版」をしてくれることへの大感謝 2:22:30
・みなさん、書店に行かない人に本を届けましょう! 2:26:00
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