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【10】英語のモチベキープ ふせん編


気が付けばあと2か月で新学期!
LD(学習障害)で漢字が壊滅的な息子はもうすぐ5年生になるというのに1年生の漢字もまともに書けない。拷問のように机に向かわせて漢字を書かせても何もメリットはないと感じ、まずは抵抗のない英語から、漢字はとりあえず自分の名前だけ書けるようにして「書く」ことが嫌いにならなければいい、我が家はそんな教育方方針でいる。


最近お気に入りのROBLOXで遊ぶようになり、画面に出てきた英語を「これなんて書いてある?」「これどうゆう意味?」と私に聞くことが増えた。そんな時、たまたま本屋で小学生向けの単語の本を見つけたので試しに買ってみた。

息子の性格からして、ある日突然「これやってみない?」と誘っても乗ってこない。あまりしつこくすると完全にその物事に心を閉ざしてしまうので、いかに日常生活の中に自然に組み込んでいくかが重要。まずは存在そのものを頭の片隅に置いてもらうために中身をチラ見させて掴みを取る。

「こんなの買ってみたんだけどー見てこの絵、超ウケないw?」と”面白かったからただ買ってきただけですけど何か?”的な雰囲気を醸し出し「ここに置いとくからよかったらたまに見てねー」とペン立ての横にサクっと立てておいた。

「せっかく買ってきたんだから」と手や口を出したくなるが、そこは我慢。1週間以上そのまま放置されていたと思う。

ちょうどその頃「寝る時間を過ぎたらプリント3枚!」という罰ゲーム的なことをしていたのだけど、ある時「ママが選ぶプリント難しくてイヤだ」とケチをつけてきた。これはドラえもんの出番!!早速「この本の中からなんでも好きな言葉を3つ選んでそれぞれ3回、意味も書く、そして書いた言葉とその意味をママに教えよ」という課題にチェンジしてみた。

と、ふと10年以上前に話題になった辞書引き学習法が頭をよぎった。辞書で調べた言葉に付箋をつけまくっていくアレ。いつか子供ができたらやらせたい!と思っていたのに数年前失敗に終わったアレ。

付箋なら大量にある。
ということで、調べたページは分かるように付箋をつけていくことにした。
すると・・・英語の方がラクだと味をしめたのか、平気な顔して遅くまで起きているように。更には「英語やるから本とノートちょうだいー」と自ら言うように。いや、嬉しいけどそうじゃないんだ息子よ。早く寝るためにわざわざ嫌がりそうな課題を出したのに、その課題をやりたいがために遅くまで起きてくれてちゃ意味がないんだよ。だからと言って英語やってもらうには遅くまで起きててもらわないと・・・・ってそれはおかしい。

いい方法が見つからないまま何日経ったか。
名前だけが虚しく残り、何も書き込まれることがないまま眠っていたこくごのノート。それが数日の間にどんどん埋まっていく。本人も達成感があるのか1ページ終わる度「見て!もうこんなに書いたよ!!」と嬉しそう。入学当時に買った鉛筆がそのまま筆箱に残ってるくらだから、当然ノートを1ページ書きあげるなんて初めての事。それがもう4ページを超えている。

WISCの検査結果で専門家に「メモリが低くて板書が苦手だからそうゆうことはさせないで」と言われるほど書き取りが苦手。すぐ閉じてしまうテキストを指で押さえてノートに写すなんてまさにそれなのに、すごい!どうした息子!

辞書引きとは少し違うけれど、やっぱり付箋で結果を見える化するってモチベーションに繋がるのかもしれない。そしてノートが埋まる嬉しさ。そして知った言葉を使ってちょっと英語を使える楽しさ。
「You are ザコ」「You are noisy human」
さらには英語の本で見かけて面白がったら気に入ってしまった
「I'll never forgive you」・・・

まぁ何はともあれ楽しく学んでくれていて母は満足。これからも継続していくことを切に願う。

それはそうとやる時間をなんとかしないと・・・


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