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東京→福岡にUターンしてマーケターとして成長できた気がする

福岡へのUターンを決めた背景

わたしの場合はきっかけは妻の異動でした。
福岡が地元で、住みやすい場所ですし、いつかは地元に貢献したいという思いもあって、福岡にUターンすること自体には迷いはなかったです。

ただ、不安だったのは、地方でマーケターとして成長できるのか?という点でした。今回のnoteではこの点についてどう思っていたのか?、そして実際どうだったのか?を振り返りつつ書いてみたいと思います。

Uターンで不安だったこと

不安だったのは大きくは以下の3点です。
①仕事量、質、スピード
②地理的な情報の制限
③給与待遇

成長できるかどうか?という点で、仕事の内容は一番大きいと思っています。東京ではデジタル系の広告代理店で働いており、広告代理店の中でも新しいテクノロジーをいち早く取り入れていた会社でした。ベンチャーだったので、仕事の量やスピード感も早く、夜遅く、なんなら朝まで働いていました。なんだかんだ、刺激のある毎日が気に入っていたので、「福岡にいってもそんな仕事ができるかなー?」というのは不安の1つでした。

次に地理的な情報制限。これはイベントとか含め、なんだかんだ情報も人も東京に集まっている。情報感度が弱くなってしまうんではないか?というのが2つ目の不安でした。

3つ目はシンプルに給与待遇。地方にいくとどうしても落ちるよーとどのエージェントでも言われて、どのくらい?っていうのが不安でした。

実際どうだったのか

①仕事量、質、スピード
これは本当に人によると思いますが、LINE Fukuokaの広報/マーケターになった私の場合は、ベンチャーの広告代理店にいた時よりも量やスピードの点では落ち着いたなという感覚です。そして、代わりに難易度が上がった気がします。

これは仕事の内容の違いというか、追われることが少なくなった分、自分の考えを広げて、より本質的な仕事に時間をかけられるようになったということではないかと分析しています。

どっちがいいという訳ではないですが、前より退屈なんてことは全然ないし、自分に違う刺激を与えることは大切だなと感じました。仕事を変えることに加え、Uターンなど場所を変えることも刺激を変える1つの方法になると思います。

②地理的な情報の制限
情報が制限されて、情報感度が落ちることが不安でしたが、結論からいくと、むしろ情報感度が上がったと思います。

制限されるので、その分、なんとか知りたくなるんですよね。

東京にいた時は、徒歩10分圏内でたくさんのセミナーとかたくさんあったと思うけど、なかなか行く気にならなかった。余裕がなかったんだと思います。今は、地理的なハンデをなんとか埋めようと、知識がほしい分野は貪欲に情報を取りに行きます。

最近はイベントなどもオンライン化も進んで場所に関係なく情報がとれる状態はできつつあるなと思います。なので、地理的な情報の制限はあまり気にする必要はないな、というのが私の感想です。

③給与待遇
これはやっぱりちょっと下がりました。
といっても生活コストは下がっているのでトントンぐらいです。
生活の環境は倍くらい良くなりました。家広いし、駅近いし、人そこまで多くないし、ご飯美味しいし。

まとめ

私の場合は、総じて、「働き方を考えるいい機会になった」と思います。大事なのは場所を変えることで発生する変化や刺激で、それを自分なりに乗り越えることで成長できるんだと思います。

不安だった3つの点は、それぞれ予想していた通り変化があったけれども、いまの時点では全てポジティブに影響していると思います。変化を加えたい方にはUターンやIターン、おすすめです。

わたしは自分に新しい刺激を与えるということで、次は海外で働いてみたいなーと思ってます。いつになるかはわかりませんが。

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