見出し画像

読書の秋!働くを見つめる『出世しなくても幸せに働けます』著者インタビュー 字起こし

【2024.2.14追記】
当該stand.fmチャンネルは配信を停止いたしました。
アカウントと配信済みの音声は引き続き公開しております。

サイボウズ社長室・種苗子が多様なゲストをお招きしてお話しする音声配信・stand.fmチャンネル『PIC BARⅡ』!サイボウズ社長室の取り組みやさまざまな社会課題についてお話ししていきます!
今回のゲストはサイボウズ社長室長(⚠️苗子のボス!)であり複業家の|中村龍太《なかむらりゅうた》さん!7月に出版した本や、人生を楽しむ働き方について聞きました。配信内容を字起こししてお送りします!

📻stand.fmチャンネル:PIC BARⅡ
🎤今回の配信は
こちら

苗子🌱皆さんこんにちは。サイボウズ社長室の種苗子です。9月も15日ということで、半分になりました。だんだん涼しくなってきましたが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
秋といえば色んな秋がありますが、今日は『読書の秋』ということでですね、素敵なゲストをお招きしました。サイボウズ社長室の室長であり、複業家としても活動している中村龍太さんです。よろしくお願いします。

中村🥕よろしくお願いします。少々緊張…緊張しておりますけれども、出だしから噛んでいるんですけど…

苗子🌱(笑)

中村🥕今日はこういう場所にお招きいただいてありがとうございます。

苗子🌱ありがとうございます!

中村🥕中村龍太と申します。そうですね、私は昭和39年、1964年生まれなのでもう結構おじさんで、今年57歳になります。…そんな気持ちではないんですけど、今元気に働けているところがすごくうれしくて、またそういう環境にいられるところにすごく喜びを感じている自分がいます。あと自己紹介としては、そうですね…先ほど言いましたようにサイボウズに(週に)4日いながら他はフリーランスとして仕事をしておりまして、そこで複業家ふくぎょうかという言葉を皆さんお使いになっております。

苗子🌱ありがとうございます。そんな龍太さんの元で私も楽しく働かせていただいています。今お話にもありましたけれども、週の中で4日サイボウズでその他は違う職業を複業として兼ねている龍太さんなのですが、今年の7月27日にPHP出版さん(※正しくは「PHP研究所」さん)より『出世しなくても幸せに働けます。複数の仕事で自分を満たす生き方』という本を出版されました。こちら、私も拝読しましたけれども、リスナーの方のためにどんな本なのか、お話いただけますか?

中村🥕そうですね。一言で言うと…今回、私が経験している『複業』ということをテーマにして、なんとなく皆さん、読んでいただいた方のご自身の経験、過去とか、若い方はこれから想像する未来みたいなものの人生をこの本と読み比べることで、今後の生き方を考えることができる一冊になればいいなと思っています。そういう本になります。

苗子🌱私も読ませていただいて、いつもサイボウズでは週に1回、室長と面談というか『ざつだん』っていう時間を設けていただいて、お話する時間があるんですけど、そこで聞かせていただいているお話と通ずるところもありながら、さらに龍太さんの経験みたいなところも深く知れたので、これからを想像する上でも『あ、大人になってこういうことにぶつかるんだな』とか、例えば家庭を持った時に『こういう問題が出てくるんだな、こういう時にどういうことを考えるんだろう』とか、色んなことを想像させてもらった1冊でした。

中村🥕ありがとうございます。すーっごく恥ずかしい内容とか、少し…こんなことをやっていた人がこんな本を書いていいのかみたいな、そういうエピソードなんかも入っているので、めちゃめちゃちょっと恥ずかしいんですけど、堪能していただいて嬉しいです。

苗子🌱結構、赤裸々に書かれていましたよね?

中村🥕そうですね。本当にここまで書いていいのかっていう…色々思いめぐらせましたけど、出版社の方とか編集者の方が『ぜひ入れたほうがいい』というお話もありまして、思い切って、覚悟を決めて書きました。

苗子🌱出版するそもそものきっかけとしてはどんなことがあったんですか?

中村🥕最初2018年ごろか、2017年ごろから、複業は始めていたんですけど、その副業がまだ珍しい時代でして、『本を出しませんか?』っていう企画をする人がいるんですね。そういう方々からたくさんお声をかけていただいて、企画書を作るんです。そんなことが起きたんですけど、実際のところ大体がボツで終わっていまして。

苗子🌱えぇ。

中村🥕『まだそういう状態じゃないのかな、まだ本を出す状態じゃないのかな』って思っていた時に、私がプロボノをやっています、『パラレルキャリア・フリーランス協会』っていう団体があるんですけど、その理事に平田麻莉ひらたまりさんっていう方がいらっしゃいまして、『こういうことが起こっていて、声がかかってもボツになっちゃうんですよね〜』みたいなことを、電車の中だと思うんですけど話をしたところ、『私がアレンジしますよ!』っていうお話をされて、急に。で、その2〜3日後には今回お世話になったPHP研究所の方のアレンジが終わって、『ちょっとミーティングしましょう!』みたいな話から始まっています。

苗子🌱わあ。そういうきっかけがあったんですね。

中村🥕そうなんです。何事もつぶやいておくのが大切なのかもしれませんね。

苗子🌱なるほど〜。そこでどなたかにヒットして、繋がっていくというか。

中村🥕そうですね。本当にこの本で言う『なりゆき任せ』みたいな感じですけど。

苗子🌱素敵です。なんと言うか、『ふくぎょう』の本というと…なんというかサブの方の『副業』でも、複数の方での『複業』でも、どちらも関心のある方がすごく多いと思うんですけど、なかなかこう…言い方をお借りすると『ボツ』になってしまうというのは意外でした。今お聞きして。

中村🥕企画を決済する人の関心があまりなかったのかも知れないし、どんな原因なのかはわからないんですけど…。

苗子🌱なるほど…巡り合わせですね。

中村🥕ご縁ですね。

苗子🌱こちらの本を色んな思いで書かれたと思うんですけど、特に意識されたことってどんな部分だったんですか?

中村🥕思い出すとこういうことなんだと思うんですけど、本を書く人ってすごく特別視するじゃないですか。

苗子🌱はい、すごい人だと思います。私は。

中村🥕もちろん僕も『本を書いている人って只者じゃないな』と思ったりするわけですよ。でも何か僕自身がそもそもそんな大したことやってきていないし、恥ずかしいこともここ(本)に書かせていただいている、そんな自分なので、一応気をつけたのは、その『龍太さんだからできてるでしょ?』みたいな、『龍太さんだからこんな仕事の仕方をしているんでしょ?』とか、『龍太さんだからそういう生き方をしているんでしょ、副業しているんでしょ』っていうように言われたくなかったんで、そうしないように意識しました。『等身大の本』っていう意識でしょうかね。

苗子🌱いやでも私思っていたかも知れません、『やっぱ龍太さんすごいな〜!』って思いながら読み始めた部分があって…ただその文体とか、書き言葉っていうのが、普段喋っているような言葉で書いてくださっていたので、すらっと読めたというか、そういう感覚を私は読者として感じたんですけど、狙いの一つでもあったんですね。

中村🥕そうですね。でもまあ、そういうバイアスはかかりますけどね。どうしてもね。それは仕方ないかなって思ったりはします。

苗子🌱実際に周りの方でお読みになられた方がいらっしゃると思うんですが、どんな声が返ってきましたか?

中村🥕そうですね…同じ境遇だった人っていうのは結構何人かお伺いすることっていうのが多いですね。例えば小さい頃に(親の)転勤が多かったとか。多分この時代の両親、お父さんみたいなのは結構あちこちに飛ばされているんでしょうね。で、そこに引っ付いていく子どもたち、私のことを言っていますけど、そういう人たちが多かったっていうことなんだなってことだろうと思いますが、『同じ境遇だったのですごく共感しました』みたいな話とか、本当に会社で頑張り続けていて、他に目が眩むこともなかったので、『そういう人が他にもいるんだなあ』みたいなことを思う人、感想をいただくことが多いような気がしますね。

苗子🌱やはりどこかで交わるんですね。同じような、似た経験をした人が『あ、子どもの頃、僕もそうだった』とか、『会社に入ってから僕もこういう働き方をしていた』とか、交わるところがあって、色んなところで共感が生まれそうですね。

中村🥕そうですね。それは僕にとってはすごく嬉しいことですね。

苗子🌱幼少期から今の龍太さんまで時代は本当にどんどん変わっていて、その中で働き方、生き方っていうのも色々と変わってきている中で、その中で読んでいただく方、色んな方がいらっしゃると思うんですけど、どんなことを感じて欲しいとかどういうところを読んで欲しいなと思っていますか?

中村🥕なんでしょうね…ここに書かれている全てのこと、なんとなくイケてない、今からするとちょっと価値観が違うよって思われている部分も悪いことじゃないっていう、肯定する心っていうものを読んでもらいたいっていうのもありますね。例えば会社一筋でがむしゃらに働く自分もいました。それが何か悪かったわけではなくて、それはそれをしていた理由もあるし、それ自体を肯定してもらいたいっていうポイント、前半の部分で読んで欲しいポイントの一つあります。後二つあるとすれば、その後の話になると思うんですけど、私が複業家と言われるようになった経緯としてある日突然複業家になったわけではなくて、なんとなく人はゆっくりと変わっていって、いくよっていう大体の人があるピンポイントでしか、副業というキーワードでいくと『そこから複業です』っていうことになるんですけど、ゆっくり変わっていって、ポイントとしては焦らなくていいっていうようなキーワードかも知れないものなんですが、そういうふうなものなんですっていうような…読んで欲しいっていうのが2番目ですね。最後が…最後の方の話になりますけど、人間って報酬を求める動物らしいんですけど、報酬って会社というキーワードでいくとお金しかないように思えますが、色んな報酬が仕事とか生き様の中であるんだっていうことを知ってもらいたいなっていう…そういう思いがポイントとしてあります。

苗子🌱やっぱりお給料とかそういうもので労働って換算されがちですけど、それだけじゃないっていうことですよね。

中村🥕多分それだけじゃないですよね。ただその会社一筋にとか、会社だけで働いているとやっぱりその働いている時間の方が人生の中で長いので、そこから得られる報酬をお金というだけに錯覚していく自分もいましたので、そこにいる理由ってそれだけじゃなくて、楽しい仲間たちっていう報酬もあるかも知れないし、何か自分が自分らしく生きていられる、働いていられるような会社の環境みたいなものとか、組織の環境とか、家族の環境っていう報酬もあるかも知れないので、そういう報酬が多面的に揃っているからこそそこにいらっしゃるっていうことだと思うんですよね。それを、たくさんの選択肢があって、そこから今の自分にとってはこれとこれを選ぶみたいなね。そういうことを俯瞰的に見られるようになってもらえると、なんか人生って楽しくて、なんか肩の荷がおりたようなそういう働き方、生き方になるような気がすると思っております。

苗子🌱まさしく働くっていうことを違う切り口から見ることができた、私にとってはそんな1冊でした。ありがとうございました。この龍太さんの本ですね、『出世しなくても幸せに働けます。複数の仕事で自分を満たす生き方』、こちらの本は全国の書店やアマゾンなどで購入することができます。ぜひ読んでみてください。龍太さん、今日はありがとうございました。

龍太🥕ありがとうございました。