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【LINEコラム】2022年を充実した1年にするための『手帳の使い方』(2021.12.16配信)

こんにちは!
世の中の皆さんが抱える不調を根本から改善し健康寿命を延ばして人生の充実をサポートするライフデザイントレーナーの丹後友里です(@tanchan0630)。

早くも12月が半分終わりましたね……。師走感が半端ない昨今。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

『師走』ということで何かと慌ただしい月の12月。年始に向けて諸々の準備も最終段階に入ってくると思います。そんな中で今日のコラムに目を通してくださり、本当にありがとうございます。

今週のコラムは、来年の1年を今年よりも充実した1年になるように『おすすめの紙の手帳の使い方』についてお届けしていこうと思います。




充実した1年にするためのツール』になぜ『紙の手帳』がいいのか。

それは『手書きの効能』を感じてもらいたいからです。

ちょっと古い記事にはなりますが、手書きの効果には脳の機能低下を防ぎ、高めてくれる効果があります。

脳科学の世界では、人の脳細胞の数は加齢によって減ることはあっても、回復することはないと長年にわたり考えられており、高齢期になって「もの忘れ」が起こるのは、仕方がないことだと考えられていたのです。

しかし現在では、脳には神経幹細胞といういつでも分裂できる細胞があり、それにより人の脳内では新しい神経細胞が誕生することがわかっています。加齢による「もの忘れ」を予防するためには、脳にさまざまな刺激を与えることが重要だということが認知されてきています。

人の脳は何歳からでも、脳を刺激し、脳細胞を増やすことで、パフォーマンスを向上させることができます
(記事からの引用)

人の脳は刺激によって活性化します。つまり、裏を返せば『刺激が無くなると衰えていく』ということ。これは「昨日と同じ毎日」「何も楽しみがない」という日々を送っていると、脳は新しい記憶を保存することをやめてしまうことにつながり、物忘れが多くなってていくんですね。

また、脳には『ワーキングメモリ領域(作業記憶)』があります。
ワーキングメモリ領域の仕事は2つ。

①入ってきた情報を一時保存する
②情報に優先順位をつけてから処理する

このワーキングメモリ領域には限界があり、一度に処理できる情報は5~7つ程度と言われています。ですので年齢を重ねるにつれて得られる情報量も増え、かつネット社会で常に情報にさらされ続けるとワーキングメモリの処理能力が追いつかずに疲弊して働きが落ちてしまう。そうすることでいわゆる『あれあれ症候群』になってしまうのだそうです。

ただ、この脳の疲弊を抑え、脳細胞の活性化を促す方法があります。それが『手書き』なんですね。

文字を書くには、手を使い、ペンを握ることで指先を繊細に動かすため、脳はとても集中するという事実です。文字を書くという行為には、脳をフル稼働させる効果がある

と記事に書いてありますが、これは指先の動かし方の数にも言えます。デジタル(スマホやキーボードの操作など)で使う指先の使い方は7通りなのに対して、手書きの場合は1万通りあると言われています(介護福祉施設でも認知症やボケ予防のために、編み物や麻雀折り紙など指先を使ったレクリエーションが多いのはそうした理由からでもあるんですね)。

昨今はオンライン化が進み、デジタル塗れの生活が多くなってきました。以前のコラムでも書きましたが、自律神経の神経細胞が傷つくことで神経細胞が機能低下を起こし脳疲労になると言われていることから、私たちの脳は常に傷つけられまくっているんですね。

そんな脳を少しでも休め、かつ機能の向上と細胞の再生を促すのが手書きになります。ですので、ぜひ来年は手書きの手帳を使って『アナログな時間』を過ごしてもらいたいんです。



そこで私がおすすめする手帳の使い方がこちら。

バーチカルタイプの手帳を使って
時間を意識したライフログを書く

です。皆さん『日記』は書くと思います。テーマ性を持たせた日記(感謝・できたこと・嬉しかったこと)などは書くことはあると思いますが、『何時に何をしていたか』という時間を意識した日記は書いたことがありますか?

やり方は至ってシンプル。

【 時間に沿ってやっていたことを書く 】

だけです。もし可能なら色分けをするのがおすすめです。最低限、仕事とプライベートくらいは分けて書くことをおすすめします。

「え?それならGoogleカレンダーでもできるじゃん」

と思うかもしれません。そうではなく、あくまでも今回おすすめしたいのは、『脳の機能を高める手帳の使い方』なんです。

・手書きの効果で脳の機能を向上させる
時間軸に沿った日記を書くことでライフスタイルの可視化ができる
・ ↑
により生活習慣を客観的に俯瞰して見える
  = 可処分時間を把握できる

この可処分時間の把握こそが、時間を有効活用し自分のやりたいことを最大限最高のパフォーマンスでやり続けるためのコツと言えるのではないかと私は考えています。

「毎日変化がないな」
「なんか気づいたら1日が終わってた」

そう思うことはありませんか?
それは脳の働きが鈍り、物事への感度も落ちてきているからかもしれません。
時間軸のライフログを書くことで自分の生活スタイルを客観視しながらスケジュール管理を行っていくと、より自分のやりたいことや楽しみたいことを満喫できるようになると私は思うので、ぜひ挑戦してみてください。

おすすめのバーチカルタイプの手帳はこちら ↓ 

皆さんの2022年が充実した1年になりますように。



今回も長々と最後までお読みくださりありがとうございました。
少しでも皆さんの健康力向上にお役立てできましたら幸いです。



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