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【映画】PLAN75 に思う

映画「PLAN75」を観た。
一言でいうと重たかった。

だが、これは日本で起こりうる、というかもう実は起こっているかもしれない政策をテーマとして扱っており、非現実的には観ることができなかった。
直視を避けてはいけない問題だと思った。

超高齢化社会の日本で、75歳になったら、今後も生きるか、ここで死ぬか選べる制度である。
死ぬことを選んだ場合、支度金が用意され、死ぬときまで思い思いに過ごすことができる。

この政策を聞いたとき、高校時代の同級生を思い出した。
そいつは、「俺が総理大臣になったら、65歳以上はみんな死んでもらう」と言っていた。
30年前のそのときは、何をバカなことを、と笑い流していたが、いまはどうだ?
そいつが言ってたようなことが現実に思えるくらいの超高齢化社会になってやしないか。
老人は、というより老人だけじゃなく、全世代で生きづらい世の中になってるんじゃないかと思う。

どうしてこうなったのだろうか?
それを考えるよりも、これからどう生きていくか。
未来ではみんなが笑顔で暮らせるような空間を、場を創っていこうと思う。

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