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マインドフルネスを始めたいあなたへ 第Ⅲ部 ○類推の山

「マインドフルネス本」を元に3人で、今年から、クラブハウスで読書会を行っています。

その読書会での「気づき」をコチラでもシェアしていきたいと思います。

今、読みすすめているのは、
『マインドフルネスを始めたいあなたへ/著ジョン・カバットジン』

コチラの本…第Ⅰから第Ⅲ部で構成されていて、ひとつの章がさらに細かく分けられています。その一つを順番に一日ひとつ取り上げて3人で読書会を行っています。夕方17時30分から15分間/Clubhouse)

第Ⅲ部 マインドフルネスの精神をもって より
☆類推の山

類推の山(巌谷国土訳、1978、白水社)という、未完の素晴らしい著書の中でルネ・ドーマルは、内なる冒険の一部を描き出しました。

山には外側の山と内側の山があり、その存在が私たちに手招きし、登ってこいと呼びかけます。山による教えのすべては、私たちの自らの内に、山全体をもっているということかもしれません。

強さや知恵を成長させるための山とは、そして教師とは、人生そのものなのであり、ひとたび「旅」にでることを選択すれば、リスク・犠牲、そして結末は不確かな中にあります。

「冒険」とは登ることであり、頂上に立つことではないのです。

最初に麓とはどんなものかを学び、傾斜に出会い、そしてもしかするると頂上に出会うのです。「登り」の旅は、下り、後退、遠くから全体を再び見ることで完全となります。

「類推の山」の規律では、次の山をめざす場合、あとから続く者たちのために野営地を補充し、知識を共有しなければならないとしています。

私たちはそれぞれの人生を生きています。
そして、その人生にはそれぞれの生き方があり、歴史があります。
体験したこと・経験したことも違います。

マインドフルネスを学ぶとき、「シェア」の時間が大切にされます。
一人の体験もとても大切。それを分かち合う時間も大切な時間です。

そして、教えるというより
互いの経験から、また「気づき」の瞬間が生まれるのかもしれません。


マインドフルネスとの出会いに、そして皆さまとの出逢いに
心から感謝です。
ありがとうございます。


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