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雪だるまを作ろう

私が住んでいる北海道では、雪が降り続いております。
そうなると喜ぶのは子供達。

スキーウェアのような、防寒&防雪のあったかい服をきて、そり滑りを開始します。

北海道の雪の特徴は、サラサラしているということ。本州から引っ越してきた私としては、これが驚き。べちゃっとしていない。だから、

雪合戦ができない

雪玉にならないんですよ。
雪が降り積もり、半分凍ってきたら固まるのですが、新雪だと掴むと手からこぼれ落ちてしまう。

パウダースノーってやつです。

困ったことがもう一つあり。それが、

雪だるまが作れない

アナと雪の女王にすっかり染まっている娘は、「雪だるまつく〜ろ〜」と歌いながら雪だるまを転がしたいわけ。

でも、まとまらない。玉にならない。転がらない。
サラサラ雪が困りもの。

さあ、どうする?

そこでお兄ちゃんに助けを求める。娘は頼み上手。こういう時だけ甘えてお兄ちゃんにせがむ。

お兄ちゃんは「しょうがないなぁ〜」とまんざらでもなさそう。
さぁ、小学2年生の兄。知識をフル活用する。固まらない雪をどうする?

お山にしよう!

あれ?雪だるまじゃないの?山にするの?

山の形のように雪を整えていき、頂上にバケツ、裾野に木の枝を刺す。確かになんとなく雪だるまだ。雪山だけど。

娘、喜ぶ。

喜んじゃった。これで、いいみたい。楽しいからいいのか。

水をつけたら?とか、雪が積もっている深いところを使えばとか、正解はいらないんだよね。面白いこと、工夫したことが楽しんだよね。

正解を求めるんじゃなくて、正解にするんだよね。

出来上がった雪山を見て、深い気づきを得たのでした。

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