育児は怒鳴ったら負け?思い通りにいかない時にどうするか。

子育てをしていると、子供に対して怒鳴ってしまうことはありませんか?

我が家では毎日です…

「うるさい!」もそうなのですが、頭では理解していても、つい感情的になってしまい、発してしまう。

怒鳴るとはどういうことなのか。そして、それをどうしたら良いのかを考えてみました。

1.怒鳴るは脅し?

何度同じことを言ってもいうことを聞かない時。そんな時に怒鳴ってしまいます。

この怒鳴るという行為、冷静に考えてみると、強い立場の親が、弱い立場に対して威圧的な行為をとり、行動を従わせようとしているもの。
言語化すると、やっぱり大人げないですよね…

怒鳴る=言葉による脅し

これを子供もマネするようになる。
言うことを聞かない相手に対して、大きな声を出すことで、事態を打開しようとしてします。これはよろしくない。

何か方法はないかと考え、実験してみました。

2.怒鳴らない実験

早くパジャマに着替えさせたい時(我が家ではこのシチュエーションが多い)、いつまでも裸でいる子供に以下の実験をしました。
被験者は次男(7歳)、長女(3歳)の2名です。

1.怒鳴る
2.無視をする
3.小声で伝える
4.見つめながら待つ

実験結果です。
1.怒鳴る
次男は怒鳴られても効果なし。エヘヘって笑っている…
長女はシュンとなってしまい、泣き出しました。結果的に両名とも、着替えフォローが発生して意味なし。

2.無視をする
次男は7分程度開放感のあるスタイルを満喫して、着替えました。
長女も次男が着替えだしたのをみて、パジャマに着替えました。
ただし、この7分が冬の時期だと、看過できない時間。なるべく早く体が暖かいうちに着替えて欲しいもの。

3.小声で伝える
両名とも笑っていました。えっ何話しているの?とこちらの要件を聞こうとしてくれ、ひとしきり遊んだ後、着替えだしました。所要時間5分。

4.見つめながら待つ
無視をするのとは違った形。見守るパターンです。
ただし、こちらは裸で遊んでいることを見て欲しい欲求?をより高めてしまい、結局10分程度遊んでいました…

と言うことで、最も早くパジャマに着替えられたのは、3番の小声で伝えるでした。
怒鳴るのは効果がなかった。
そして、無視や見守るパターンも事案によるのでしょうが、結局長くかかってしまった。

子供はどんどん学習していくので、小声作戦がいつまで通用するのかわかりませんが、しばらくはこの作戦で行きます。

3.怒鳴っていたのは、誰のため?

全く効果がなかった怒鳴る行為。
結論、これは自分のストレス発散でしかなかったことが、実験結果で証明されました。

子供のためを思って〜と大義名分を掲げつつも、実は自分の要求が思い通りに通らないことを、怒鳴ると言う言葉の脅しを使って実現させようとしていた。冷静に言語化すると、こういう流れ。

育児は長期戦なので、怒鳴りたいことは山ほどありますが、怒鳴る方も、結構疲れるし、自己嫌悪になったりしちゃう。

だから、小声作戦、オススメです。

何より、こっちが疲れない。子供が笑う。そして、聞こうとしてくれる。育児は親と子供の知恵比べ的な要素があるため、ぜひお試しあれ。

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●うるさい!の代わりの言葉について考察した記事です。


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