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突然やってくる、育児の終わり

最後に抱っこしたのはいつ?
最後にパジャマを着させたのはいつ?
最後にお風呂で髪を洗ってあげたの、いつ?

子供が早く1人でできればいいのに。
そう思いつつも、いざ一人でできるようになると、それは育児の終わりを告げることと同じこと。

結構あっけなく、その瞬間は訪れる。というか、気づかない。
思い起こせば、あれば最後だったかな?そんな感じ。

1人でできるようになれば、パジャマを着せてあげることも、髪を洗ってあげることも、なくなってしまう。
パパやママは楽になりますが、そうやって一つずつ育児が終わっていく。

この記事は、今、踏ん張りながらなんとか育児をしている方に、伝えたいことです。

1.育児には賞味期限がある

子供は毎日成長していますよね。
寝ていることしかできなかったのに、ハイハイして、捕まり立ちして、歩き出す。そこからさらに、指や口をフル活用し、いろんなことができるようになってくる。

最初はやってあげてあげるしか、選択肢がありません。だから赤ちゃんのうちはお世話が続く日々。

オムツ交換をゴミ袋がパンパンになるまで、やり続ける日々。
でも、だんだん回数が減っていき、もう数年もしたら1人でトイレに行けるようになる。

育児をやっている時は、目の前に起きたことに対応することで精一杯だから、全然気づけないけど、いつかその育児には終わりがくるということ。

そうなんです。

育児には賞味期限がある

頭ではわかっているけど、やっている時にそんな余裕はない。
あぁ、これが最後のオムツ交換だなぁ、なんて余韻には浸れない。

でも、確実にやってくるんです。育児を終える日が。

いつ終わるかはわからないけれども、いつかは終わる。

ちゃんと、1人でできるようになりますよ。
だから、今だけです。
ちょっと、いや、結構大変ですよね。育児って。

思っていたよりも大変です。
投げ出したくなるし、いうことを聞かない子供にイラつくし。
これが正直な気持ち。

でも、期間限定のイベントが育児です。

もうちょっと、踏ん張ってみませんか?

2.これが最後かなぁ、と思いながらやってみる

月齢や年齢に応じて、子供ができることの目安があります。
※ググれば出てきます。

あくまでも目安ですが、その表を眺めていると、気づけるんです。

そうか、離乳食はこの年齢になるまでか。
ボタンをかけられるようになるのは、この頃なんだと。

ということは、それが育児の終了目安。

5歳児に離乳食を出したら、間違いなく「いや〜」となります。だから離乳食作りは、期間限定なんですよね。

このことを把握しておけば、

耐えるべき期間がわかる

育児は楽しいことばかりではないので、耐えるという表現にしてみました。ミルクを与えるのも、お風呂に入れさせるのも、歯磨きしてあげることも、できる時期が限られていて、お世話が不要になる日がいつかくる。

だからこそ、もう今日の歯磨きが最後かもしれない。
そんな風に思ってやってみませんか?

子供から、

「ママ、今日で歯磨きしてもらうの、最後だから」

とは言われません。

だから、いつが最後かはわからないけど、そう思いながらやってみることをおススメいたします。

3.子供はありがたさに気づくもの

パパやママが子供のころ、オムツ交換をしてもらったこと、覚えていますか?

パパやママが子供のころ、離乳食を食べさせてもらった思い出、ありますか?

覚えていませんよね。
でも、確実にやってもらっている。だからこそ、今がある。

覚えていないけれども、子供に同じことをしている時に、
あぁ、自分もこうやってオムツ交換してもらったのかなぁと思うもの。

ということは、きっと子供が大きくなった時に、そう思ってもらえるはずです。感謝の連鎖って、こうやって続いていくんでしょうね。

今は育児で大変かもしれません。
早く1人でやってくれないかな。早く自分1人の時間が欲しい。そう思うもの。

でも、今の大変さは、自分自身が親に感謝する気持ちのように、きっと子供からの感謝として帰ってきます。

帰ってこなくてもいい。思ってもらえるだけ、気づいてもらえるだけでもいいでしょう。

もしかすると、見返りすらいらないかも。

いつ終わるかわからないけれども、いつかは終わってしまう育児。

今、自分自身が子供にしてあげられることを、精一杯やること。

さぁ、今日も子供と全力でぶつかってみましょうよ!

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合わせて読んで欲しい〜

育児をしないパパへ。
本当に、育児には賞味期限があるんですよ。
後悔しても知らないですよ〜



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