ここ、10年の銀行の変化

銀行内の変化と影響、不変について考えを述べたいと思います。
【10年間の変化】
①支店の数減少
②DX化(ペーパーレス、PC外部持ち出し、スマホ、外部メール送受信可)
③パワハラ撲滅
④学生人気の低下
⑤福利厚生の悪化
⑥昇進の厳格化
順不同で解説します。

【影響】
③パワハラ撲滅(詰めの減少)
パワハラは降格なと処分。仕事の自由度が増えた反面、強制的に成長させられることがなくなりました。同僚間でも仕事量に差が出てくるため、能力に大きく差がつきます。

⑥昇進の厳格化
ある程度の年齢になれば昇進できるところを落とすことになりました。多分、人件費の抑制が目的と思います。

⑤福利厚生の悪化
初任給は変わっていませんが、中堅以上は減っています。社宅の負担も上がりました。後、保養地やレジャー優待など細かい福利厚生も削られています。

④学生人気の低下
年々、就職希望者数と質が落ちている気がします。勿論、優秀な新人もいます。

①支店の数減少
支店長の数が減りました。また比較的早い時期に社内に出向する傾向にあります。本部内に支店長格の部署、役職は増えていますが、全体数は減っています。そのため、本部は「専門性を高めよう」「転職しても出戻りOK」の方針です。ただ出戻りは極小数です。

②DX化(ペーパーレス、PC外部持ち出し、スマホ、外部メール送受信可)
記載の通りです。ワイヤレスイヤホン最高。

【変化していないこと】
①人材育成にお金かけている
資格取得に対して報奨金が手厚いことはありがたいです。コロナ禍で飲み会が減り皆、勉強時間が増えている印象です。
②優秀な人が辞める。not優秀な人は残る。
not優秀とは、給料>営業成績のことを言います。
【感想】
専門家の育成に力を入れているものの、決裁権限はゼネラリスト。上司によっては専門的過ぎると判断ができないケースあり。
もっと細かい変化はありますが省略。個人的には良い変化と捉えています。パワハラ上司は放逐され、誰もいなくなりました。反面、評価、給与などよりドラスティックになるため、自分から行動できないとどんどん取り残されていきます。結論から言うと支店長すごろくが成り立っていないので、スキル高めて35歳くらいで転職するのが良いと思います。支店長になれなかった人は碌な出向先に行かないし、事業会社の部長ポストも外様で社内の風当たりキツそうだし、55歳定年で以降はガッツリ給料減らされるので、生涯獲得賃金低いんではない?、というのが個人的見解です。個人的見解なので異論を認めます。あしからず。

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