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これから育てるべきは、「能力」ではなくて、自分が「自分の味方になる力」。

わたしたちは、日常の中でさまざまな役割を果たしながら生きていること、その姿がどれほど素晴らしいことか、実はすっかり忘れてしまっています。

これまでずっと、追われているように生き、合わせることに必死になって、何かをやらされているような感覚できたことで、

自分を肯定する力が育たずにただただしんどさを感じて、感じたままにリカバーする術を知らないままになんとなくやり過ごすことが正しいと思う中で、自分の素晴らしさや、自分のまわりの環境のよさがみえなくなっていることがとても多いのです。

それは、とても辛いことで、
そして、それは決してあなたの責任ではありません。

迷いがあって、悩みがあって、焦りや心配があって、
自分を肯定することが難しいと、つい、何かができればいいなと、能力が欲しくなったり、容姿や資格やわかりやすい価値を欲しくなったりするものですが、

今こそ、自分の価値を知り、自分を肯定する力を育み、
自分を自分の味方にしていく成長を始める時だと思います。

あなたが感じているしんどさは、あなたが誠実で、自分自身に対して高い期待を持っているからこそ生まれるものです。

自分を否定してしまう気もちががどれほど大きくても、自分を信じて、自分に期待をしているのです。諦めているようで、幻滅しているようで、それでもわたしたちは自分を信頼することを止めることはできません。

自分への期待や、その高い理想を追い求めるあまり、自分の今ある素晴らしさを見失うことがあります。

そうした自分を見失っているからこそ、感じられなくなっている自分への不信感をほどいて、すでに存在している自分への信頼とつながり直すのです。

自分を肯定し、自分の味方は、あなた自身の心の中で育むものです。
外の評価や誰かとの比較することが得意な頭の中には存在しません。

これから、わたしたちの自分の居場所は
「頭」から「心」に移していきます。

能力の低さを感じることがあっても、実は、自分のことを感じて、真剣に悩むことがあるあなたは、すでに存在そのものまわりの人々に影響を与えているはずです。まわりへの影響力がすでにあることに関して、実感がないかもしれませんが、自分を肯定することが苦手なのは、寄り添う優しさ、共感、思いやりを多くまわりの他人に使ってきたから自分に実感が持てなくなっているだけなのです。

人に尽くしすぎるくらい尽くすそのようなあなたの姿勢は、多くの人にとって希望や安心感をもたらしていますし、あなたが持っているその自然な気遣いや心の繊細さは、あなたの大きな強みです。

ただ、あなたが自分のためには使ってこなかったので、
実感が持てなくなっている、と。

「他人に使えば、認められて、適切なフィードバックがあるはず」と思いがちなのですが、それはよく多くの人がする勘違いで、他人に自分を使う意識でいると、疲弊するばかりで報われる感覚は一生得られないです。それではとてもしんどいですね。どんなに能力を身につけても、他人に認められるつもりで使えば、あなたの人生を豊かにすることからは遠ざかり、意味がないのです。

あなたが築いてきた大切な資産はすでにあります。能力を欲しがる必要はなく、ただすでにあるその能力を自分のために使うこと。他人のために使うために、自分を否定することをやめることを始めましょう。

自分の味方を育てること。
意識をしても、これかでのように、自分の中にネガティブな声が聞こえるかもしれませんが、その声に耳を傾けすぎないでください。それよりも、あなた自身の良さを自分でしっかりと認識し、称賛する時間を大切にしてください。日々の小さな成功を見つけ、感謝し、祝うことが自己肯定感の礎となります。そして、それこそが自信へとつながります。

人生において、誰もが自己を疑い、能力を評価してしまう瞬間があります。そうした時間の方が、圧倒的に多かったかもしれません。

それでも、あなたの心の中で育んでいるその想いを信じてください。あなたは他の誰でもない、あなただからこそできることがあります。自分に見えていなくても、感じられなくても、あるんです。

どうか、自分自身を大切にし、あなたのペースで進んでください。完璧を求めなくても良いのです。完璧さではなく、ひたむきさや努力を大事にして、自分に優しく、包み込むように自分自身を労わってあげてください。

あなたには、そのままで十分な価値があるので、その価値を自分のために使うことを励まし応援してくれる自分を育むことを始めていきましょう。


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