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春の食材はひと手間、それもたのしさ。

筍、ふき、茗荷たけなど、今月の教室は、短い旬の食材が登場。みなさま厨房へ入った途端、立派な筍やふき、初めてという方も多かった茗荷たけの姿に、わぁ~っと歓声があがりました。

筍は、炊き込みご飯、姫皮のごま塩和え、蒸し炒めおかか醤油仕上げの3種類の料理に。大きな筍をなかなかご自宅では茹でることは難しいので、皮付きの筍を料理するのは初めていう方が多く、どのように皮をはずすのかというところから興味津々の方が多かったようです。

穂先は炊き込みご飯に、下部は蒸し炒め、料理ごとに使う部分を変えて下準備をしていきます。筍の皮のやわらかい部分の姫皮は食べられるということを知らない方がほとんど!ここがやわらかくて、とってもおいしい部分、今回はごま塩和えにしました。

ふきや茗荷たけも、料理するにはちょっとひと手間が必要。下茹でしたふきの皮をむいたり、茗荷たけは根元をきれいにして半分から上は切って緑の皮の部分をむいたり、ついつい真剣になって、しーんと無言の作業。

普段はなにかと忙しく、料理もとりあえず…という場面も多々あると思いますが、こうして手を動かし集中するのも、気持ちよく案外たのしい作業です。まず食材にふれて指先を動かしてみる。食材を見る目、指先を動かす時の皮膚感覚など、直に体に刺激があることで、脳も活性化し知らずしらずに感性が磨かれます。

手先を使う作業が多く、目新しい食材が多かった今月の教室、作ったお料理をまだ召し上がる前から、「なんだか今日の教室はたのしかったね!」という声が聞こえてきました。

手先を動かして、感性を開いて、なにかを作っていくことは、そもそもたのしいこと。料理をすることには、そのたのしさがつまっています。ぜひ、たなかれいこの たべもの教室に、たのしさを味わいにきてください。

**5月の たなかれいこのたべもの教室 献立**

  ●筍の炊き込みご飯

  ●筍の姫皮のごま塩和え

  ●筍の蒸し炒め おかか醤油仕上げ

  ●ふきの煮物わかめ絹さや添え

  ●茗荷たけの白みそマスタードソース添え

  ●春小松菜の蒸し炒め 塩仕上げ

<今月の使用食材>
筍、ふき、絹さや、茗荷たけ、春小松菜、塩蔵わかめ、海塩、醤油、オリーブオイル、すりごま、白みそ、白バルサミコ、粒マスタード、かつぶしパウダー、出汁(昆布・かつお)、五分搗き米

*野菜・米は、無農薬・無肥料栽培を中心に、ほぼ在来種のものを使用。
*筍は関東圏のもの。伸びた筍の先の方を使いました。
*塩蔵わかめは、十分に水で戻してから使います。。
*白みそは、米・大豆・塩のみで醸造されたもの。
*かつぶしパウダーの作り方は、たなかれいこ著「腸からあたたまる たなかれいこ的料理のきほん/朝日新聞出版」P.26をご参考に。
*出汁は、天然羅臼一等昆布で出汁をとったあと、さらに花かつおを加えた、合わせ出汁を使いました。
*五分搗き米は、教室の前に、玄米を精米器で5分搗きに精米しています。

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折々に畑から届くおいしい旬の食材を使うため教室では月々の献立をあらかじめ公表していません。ひと月おわりましたら、献立を公開しています。

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筍の姫皮。すりごまを、瓶からざざっとたっぷり。ケチらないのが美味しさの秘訣。
こちらは筍の蒸し炒め おかか醤油仕上げ。かつぶしも手でばさっと!


●教室の様子をまとめたアルバムもぜひご覧ください。
https://note.com/tanakareiko/n/n3765e65d0dc7


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たなかれいこの たべもの教室は
いつからでも大歓迎です!

お料理初心者から、ベテラン主婦、老若男女どなたでも大歓迎です。

たべもの教室では「おいしく食べて美しく健康に」をトータルで学ぶことができます。

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<6月の開講日> *どのクラスも2時間半の教室です   
 4日(土)13時~  
 8日(水)13時~/18時半~  
 9日(木)13時~/19時~  
10日(金)10時半~   
11日(土)13時~ 

*コロナ対応ワクチンを接種した方のご受講はご遠慮いただいています。

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