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台湾書籍、翻訳中!

台湾書籍の翻訳者が毎週月曜日に、作品情報から翻訳の進捗、翻訳出版の裏側まで、幅広くお伝えしていきます。台湾旅行に行ったことのある方から翻訳や書くことに興味のある方にも楽しんでいた…
記事配信は毎週月曜日です。皆さんの購読料がこれからどんなふうに展開していくのか、本ができていく道の…
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#翻訳書が出るまで

台湾ひとり研究室:翻訳編「#47最終局面でやった確認作業の話。」

迷いに区切りを付ける 読む→訳す→読む→推敲する→指摘を受ける→読む→練り直す→読む→整…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#46納品原稿にまとめていく大事な作業の話。」

オンラインソフト「Termsoup」でチェッカーさんからいただいた指摘を反映させながら、納品原稿…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#45このあたりで訳者あとがきのことを考えておこう。」

今、ネイティブチェックの指摘を受けて原稿の修正作業を進めながら、編集部に送る原稿を整える…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#44誤訳の指摘に凹みつつも、の話。」

まず、率直に申し上げて凹んでおります。 (え、これも見逃してた…) (いやココ、確かによ…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#41翻訳の醍醐味って一体…の巻。」

台湾に来てからというもの、日本のテレビとはすっかり距離ができていました。ところが、最近は…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#40読書体験から翻訳文学の意義を考えてみる。」

フィールドとしては台湾にいる身ですが、今回は台湾だけではなく、もう少し広く海外という視野…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#39翻訳者の原稿料事情と有料マガジンに込めた思い。」

この話をするかどうか、ずいぶんと迷いました。ですが、翻訳作業の実態を明かし、これから台湾書籍の翻訳をしてみようと思った人がいたとして、作業のことだけを伝えるのはどこかでフェアではない、と思っていました。 そう、翻訳者の金銭事情です。 金銭に対する感覚の変遷 日本文化に育ったひとりとして、お金の話をするのは「はしたない」ことと考えていました。強烈だったのは、若かりし編集時代、明確にせずに取材執筆を依頼したライターさんに「お金のことは最初に話してほしい」と詰め寄られたこと。

台湾ひとり研究室:翻訳編「#38翻訳原稿の推敲作業で気づいた中→日の訳出ポイント3…

相変わらず推敲作業が続いています。勝手に始めたこの連載、週1で2,000字というのは、ギネス世…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#37推敲作業、続いています。の巻」

(うわ、めちゃめちゃ勘違いしてた!) …こんな瞬間が幾度となく訪れる翻訳原稿の確認・推敲…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#36作品の舞台を取材した中で最も収穫の多かった場所を紹…

台湾東部地震に際して 連載の話に入る前に、4月3日に発生した台湾花蓮地震に際し、お亡くなり…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#35《大港的女兒》の舞台、高雄へ取材旅行に行ってきまし…

台湾南部の港湾都市、高雄。台湾第二の都市ともいわれる街です。台湾に嫁いでからというもの、…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#34こ、これは最強⁉︎ 新たに見つけたデータライブラリー…

前回の舌の根も乾かぬうちに、最強か!?という調べ物サイトを発見しました。使い始めたばかりで…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#32 本日、情報解禁!シリーズの1冊になります。」

「アジア文芸ライブラリーというシリーズを立ち上げる予定です」 春秋社の担当編集さんからご…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#31原稿を推敲する時に欠かせないツール。」

突然ですが、質問です。次の文のどちらを読みやすく感じますか。 夏目漱石『吾輩は猫である』の冒頭でした。さあ、次はどうでしょう。 こちらは石牟礼道子『食べごしらえ おままごと』の同じく冒頭です。 漢字表記の目安