見出し画像

台湾ひとり研究室:翻訳編「#45このあたりで訳者あとがきのことを考えておこう。」

台湾書籍《大港的女兒》 の翻訳者が、日本版の刊行前後の進捗をリポートしていく有料マガジンです。公開から1週間は無料でお読みいただけます。今回は訳者あとがきについてお届けします。

今、ネイティブチェックの指摘を受けて原稿の修正作業を進めながら、編集部に送る原稿を整える一方で、そろそろ始めるか、と考えはじめたこと、それが「訳者あとがき」の原稿準備です。手元の翻訳書を開いてみると、サンプル数は多くはありませんが、ちょっとした傾向が見えてきたので、その内容もご紹介しておこうと思います。

訳者あとがきのある本とない本

ここから先は

2,244字
記事配信は毎週月曜日です。皆さんの購読料がこれからどんなふうに展開していくのか、本ができていく道のりを一緒に歩んでいく気持ちをお楽しみください。

台湾書籍、翻訳中!

¥500 / 月 初月無料

台湾書籍の翻訳者が毎週月曜日に、作品情報から翻訳の進捗、翻訳出版の裏側まで、幅広くお伝えしていきます。台湾旅行に行ったことのある方から翻訳…

勝手口から見た台湾の姿を、さまざまにお届けすべく活動しています。2023〜24年にかけては日本で刊行予定の翻訳作業が中心ですが、24年には同書の関連イベントを開催したいと考えています。応援団、サポーターとしてご協力いただけたらうれしいです。2023.8.15