マガジンのカバー画像

台湾書籍、翻訳中!

台湾書籍の翻訳者が毎週月曜日に、作品情報から翻訳の進捗、翻訳出版の裏側まで、幅広くお伝えしていきます。台湾旅行に行ったことのある方から翻訳や書くことに興味のある方にも楽しんでいた…
記事配信は毎週月曜日です。皆さんの購読料がこれからどんなふうに展開していくのか、本ができていく道の…
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#台湾書籍

台湾ひとり研究室:翻訳編「#39翻訳者の原稿料事情と有料マガジンに込めた思い。」

この話をするかどうか、ずいぶんと迷いました。ですが、翻訳作業の実態を明かし、これから台湾…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#38翻訳原稿の推敲作業で気づいた中→日の訳出ポイント3…

相変わらず推敲作業が続いています。勝手に始めたこの連載、週1で2,000字というのは、ギネス世…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#32 本日、情報解禁!シリーズの1冊になります。」

「アジア文芸ライブラリーというシリーズを立ち上げる予定です」 春秋社の担当編集さんからご…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#30新しい翻訳作業ツールを使いはじめました。」

「これ、本当にいいので、みんなに紹介してるんです」 前回、台湾人の通訳・翻訳家である詹慕…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#29ゲスト登場!ネイティブチェックの詹さんと新しいソフ…

前回、本作の翻訳チェックとしてネイティブチェックを入れることにした理由とその基本の考え方…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#26台湾の翻訳作業で調べ物に使うツールは?」

ほとんど「知らない」といってもいい地点からスタートする翻訳作業にとって、「調べる」作業は…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#25編集経験者が翻訳を手がけることの利点を考える。」

前回は、ライターという角度から連載の継続する仕組みをどんなふうにしてきたか、という話をお届けしました。不肖ワタクシ、編集なる仕事を始めたのは1997年のこと。今も細々と編集の仕事を続けているので、計算すると自分でもビツクリですが、編集歴27年を迎えております。光陰矢のごとし、あな恐ろし、でございます。 編集歴を振り返る 遡ること、1997年に月刊誌の編集アルバイトになり、雑誌連載1本、編集の下働きとしてプレゼント発送、読者アンケート集計、各種お使いから編集作業に触れていき

台湾ひとり研究室:翻訳編「#24《大港的女兒》翻訳進捗noteは、週1更新をこんなふうに…

毎週更新は楽じゃない いや、アナタ自分で言い出したんでしょ、って話ではあるのですが、週1…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#23年始のご挨拶と現在地のご報告。」

2024年は地震に火災にと、全く予想だにしない始まり方をしましたが、ご覧の方の中にあるいは被…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#22翻訳における注釈の入れ方問題を考える。」

2023年9月に始まった本連載、いよいよ年内最後の1本となりました。今年を締めくくるのにふさわ…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#21陳柔縉さんの著作《台灣西方文明初體驗》のおもしろさ…

前回、台湾のトップコーディネーターである青木由香さんをゲストにお迎えして、転機となった陳…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#20ゲスト登場!台湾と日本の運命を変えたローズさんとの…

「ローズさんはね、人あたりがよくて高学歴なのに、自分からは前に出ない。ジーンズにシャツと…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#19台湾書籍の翻訳者が実際に使っているツール6選。」

翻訳ツール紹介、その前に。 今や台湾書籍の日本語版が1年に何冊も出るようになりました。た…

300

台湾ひとり研究室:翻訳編「#18翻訳は孤独な作業なのか問題について。」

「今は仕事で書籍の翻訳をしている」というと、親しい友人から「翻訳は孤独な作業ってよく聞くけど、実際のところどうなの?」と訊ねられました。ああ、翻訳というとそういうイメージがあるんだ、とちょっと新鮮な気持ちで受け止めたので、今回はこの問いについて考えてみようと思います。 試しに「翻訳は孤独な作業」で検索をかけてみると(確かに、どんな検索ワードやねん、という気はしましたが)、74万2,000件がヒットしました。さらに試しに「ライターは孤独な作業」といれてみると、今度は123万件