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セラピストへの道のり④

a story of my life 
regained and 
moving forward 

(前回からの続き)

私は自分自身に真っ向から向き合い、治すことを決意します。

ある意味、それは当時の自分の人生における目的でもありました。

振り返ってみると、自分で自分を治すんだという決意表明は後の自分にとってとても大事なことだったということがわかります。

辛いときは、藁にでもつかむ思いで誰かに助けを求めることもあるでしょう。 

しかし、ずっとそのままでは誰かに、または何かに依存してしまい、いつまでたっても自分の軸で生きていくことができなくなってしまいます。

時間はかかっても本当の癒しは自分の内から起こるものなのです。

心理セラピーの存在を知り、とても惹かれていたのですが、まだ心の中で躊躇がありました。

また、どうやってセラピストに辿りつけばよいのか分からず、その時とった行動はまず心療内科を訪れることでした。

病院に行くと決めても、誰か知り合いに見つかるのではないかという不安があったりしてなかなかハードルが高く、実際に病院に行くまでには少し時間がかかりました。

やっとの思いで病院にたどり着くと、まずたくさんの質問票を渡されました。
同じような質問ばかりだなと思いながらも全て回答しました。

その後、診察室に入ると年齢が近そうな女医さんが迎え入れてくれました。
そのときは、この先生が救ってくれるんだと心底ホッとしたのを覚えています。

しかし、ほどなくしてその期待は裏切られてしまいます。

私の病名は不安障害(パニック障害)と診断されました。
恐らくそうだろうなと想像はついてましたが、改めてお医者さまから言われて少し安心しました。

初回はカウンセリングが30分あり、私は出来る限りなぜ自分がこうなってしまったかということをお伝えしました。

話しは聞いて頂けましたが、会話の途中でふと先生から思いがけないことを言われ、私は戸惑ってしまいました。
(当時の私の解釈ですが、ある意味私を非難するようなことを言われた気がしました)。
その日は薬を出されて帰りました。

その後の診察は10分前後で、先生に対するモヤモヤが消えることはありませんでした。

抗不安薬はパニック特有の胸がザワザワする感覚は軽減されたのですが、身体が重たくダルくなり生活の質はかえって下がってしまったような感じがしました。

それを先生にお伝えすると、じゃあ次は向精神薬に変えましょう、と。

その時になんだかとても怖くなったのです。
このまま薬を飲み続けることになるのだろうか、もっと今後増えるのだろうか、本当にこれで治るのか、と。。。

結局、約半年間通院しましたが、先生にはもう良くなりましたと伝えて通院をやめることにしました。

(いま現在、通院されていたりお薬を服用されている方に申し上げたいのは、これはあくまでも私のケースなので、勝手な判断で通院することやお薬をやめることはしないでくださいね)

さて、今後どうしようか。。。

数ヶ月後のこと。

唯一私がパニックであることを打ち明けた友人があるイベントに誘ってくれました。

同じ市内でハーブ、フラワーエッセンス、カードリーディングやヒーリングなどのサービスを提供する方々が一同に集まる癒しイベントがあったのです。

多くの方が集まる中、ふと目を引いたのがヒプノセラピストのブースでした。
(ヒプノセラピーとは催眠療法のことです)

もともとセラピーに興味があったので、迷わずこの方の列に並びました。

これが私とハルさんの出会いでした。

ハルさんはざわざわした会場の中でひっそりと咲くお花のようでした。
彼女の周りだけ空気が、少し違う感じがしたのです。

後からお聞きしたのですが、ハルさんは特殊な能力をお持ちで、ハイヤーセルフからのメッセージをチャネリングすることができるのです。

セッション中に、ハルさんが「あなたの中に泣いている小さな女の子がいます」と教えてくれました。

正直、初めてそんなことを言われたので大変びっくりしたのですが、なぜかそうかもとしれないと思えるようなしっくりとくる感覚がありました。

数日経ってもなかなかその事が頭を離れることはありませんでした。

ハルさんにお会いしてから2週間程経ち、その間ずっと小さな女の子のことが気になっていたので、いよいよセラピーを受けてみようと思い立ち、予約を入れました。

※ハルさんは現在はエネルギー整体をメインにセッションされています

@therapy_room_haru 

つづく

⭐️最後までお読み下さりありがとうございます!
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