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セラピストへの道のり①

a story of my life 
regained and 
moving forward

最初に体調の異変を感じたのは約13年前ことでした。

ちょうど娘が幼稚園に上がり、息子は小学2年生でした。

夫は激務で出張が多く、完全にワンオペ育児。

胸がドキドキして息苦しさを感じて、あれっと思うことが時々ありました。

思い返せば、同窓会で久しぶりに都内に出て、帰りの電車で動悸やめまいで具合が悪くなるということもありました。

当時はただ疲れてるんだな、と思っていて寝れば治るだろうくらいに考えていました。

娘が4歳になった頃、同じ市内ですが引越しをして(夫は海外出張中)、その直後娘が川崎病にかかり、3週間付き添い入院。
治ってまた数ヶ月後に今度は紫斑病にかかりまた入院。

しばらくして東日本大震災が起こりました。

見えないものへの恐怖と将来への不安が募ってきて(最初にコロナが出てきた頃の状況に似ているかも)動悸は悪化していきました。

まだそのときも自分が病気なのかも、という意識はなかったのです。(病気ではないと思いたかったのかもしれません)

ちょうど娘が年長になったと同時に幼稚園の役員に選ばれて、日々幼稚園に張り付いているような生活をしていました。

園とご父兄に間に挟まれて大変なことも多々ありましたが、子供のためだからと、今から思えばかなり無理をしてがんばっていました。

同じ頃にストーキングされるという怖い思いもしていました。

毎日不安でいっぱいになっているところに、あるショッキングな出来事が起こってしまったのです。

ここでは詳しくは書けないのですが、その直後、殺されると思うくらいの恐怖を覚えて、私は身体中の力が抜けてへなへなと地面に崩れおちました。

決して刃物を向けられたとか、危害を加えられたわけではなかったのですが、身体はそう捉えて記憶してしまったのです。

結果的にこの出来事がトラウマになり、後にPTSDと思われる症状がいくつも出てきました。

その出来事に関係する人物を避ける。
見かけたら一目散に走って逃げる。
悪夢を見ては夜中に何度も目が覚める。

ちなみに夢の中では何度も死んでます。
折しも、当時アメリカの連続ドラマの24にハマっていまして、夢の中ではジャック•バウアー並みのアクションを繰り広げておりました。

朝起きたらクタクタ。
動悸は日に何度も出るようになり、人に会うのが苦痛になり、食欲も無くなりどんどん痩せていきました。

そしてある朝、とうとうベッドから起き上がることができなくなりました。

つづく

⭐️最後までお読み下さりありがとうございます!
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