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有名人のご両親の元に育ち、「僕は、普通の人生を歩もうと思った」というお話。

東京工芸大学教授・大島武さんにインタビュー。

子どもの頃から「普通の人生」を歩むことを夢見ていたという。

彼が小学生のころ、ご両親は超有名だった。思春期の頃、メディアへの登場はある意味ピークだった頃じゃないだろうか。

そういう環境で、「普通の人生」を歩むことを考えるというのは、よくわかる。

しかし、キャリアって、そう簡単じゃなくて、いろんなことが起こる。

このインタビューでは語られていないけれど(あえてお聴きしなかったが)、父上の大島渚さんがロンドンでお倒れになって、極秘帰国したり、その後、母・小山明子さんがかなり重度の介護うつになったりということは、大島武さんのキャリアの節目ともたぶん同時期のことだ。

激動の中、それでも、今年、穏やかに還暦を迎えられた。

誕生日が3か月くらいしか違わないし、弟の大島新さん(映画監督)との年齢差は、ちょうど私と妹とのそれを全く同じだ。

昭和の時代をまったく別の場所でそれぞれ過ごしていたが、空気感は、理解できる。

いやあ、人生いろいろだなぁ。

まずは、前編。お聴きください。


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