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フリーランス1年目、2016年を振り返る(1)はじめに

会社勤めを辞めて、フリーランスになったのは2016年4月。当時42歳で、まもなく43歳になろうとしているときでした。勤めていたのは大分放送。報道部に15年、東京支社営業部に4年勤務して、退職後そのまま東京に残りました。

4月1日にフリーランスになった、というよりも、全く仕事がなかったので無職になったと表現した方が正しいかもしれません。翌4月2日から、2年前にも受講していた「上阪徹のブックライター塾」に通うことから始めました。

放送局に勤務していたので、それなりの収入はありました。妻と娘がいて、娘は中学校に入学するタイミングでした。その状況で、収入がゼロになるのがわかっていて飛び込んだのですから、今振り返ってもまあまあ大胆なことをしたなと思います。

もちろん、スタートの切り方は人それぞれで、退職と同時に書籍を出版する人、退職前にある程度準備をしていて、独立後すぐに雑誌やウェブメディアで書く人もいます。でも、私は本当に、ゼロからのスタートでした。

現在会社員の方は、何の仕事の目処もないままフリーランスになって、収入がゼロからどのように増えていくのか、なかなか想像がつかないでしょう。

私はクラウドソーシングは利用したことがなく、「上阪徹のブックライター塾」や個人的なつながりだけで、仕事が増えていきました。そんな私のケースを、ゆっくりお伝えしていきます。

その前に、「上阪徹のブックライター塾」のご紹介をしておきます。毎年春に開講されている塾です。私は2014年に1期、2016年に3期を受講しました。今年2024年には、11期が開講されます。現在も募集しています。

塾のホームページに掲載されている通り、2024年2月6日には11期の開催を前にオンライントークイベントが開催されます。上阪さんが卒塾生2人に「「どうやって最初の仕事をつかんだのか?」などについて聞く内容です。ご興味がある方、ぜひ参加してみてください。

私がフリーランス1年目をどう過ごしたのかについては、次回からメンバーシップの特典記事として掲載していきます。

写真は、2016年4月に撮影した、東京都杉並区の善福寺公園です。それまでは同じ杉並区内の借り上げ社宅に住んでいましたが、退職によって善福寺公園のそばに引っ越しました。それまではかからなかった家賃が必要になったわけですから、よく考えたらゼロどころか、マイナスからのスタートでしたね。(つづく)


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