田中圭太郎

ジャーナリスト・ライター。雑誌・Webで大学をめぐる問題、雇用、教育、ビジネス、パラリンピック、大相撲など幅広いテーマで執筆中。著書『パラリンピックと日本 知られざる60年史』(集英社)、『ルポ 大学崩壊』(ちくま新書・筑摩書房)。「上阪徹のブックライター塾」1期生・3期生。

田中圭太郎

ジャーナリスト・ライター。雑誌・Webで大学をめぐる問題、雇用、教育、ビジネス、パラリンピック、大相撲など幅広いテーマで執筆中。著書『パラリンピックと日本 知られざる60年史』(集英社)、『ルポ 大学崩壊』(ちくま新書・筑摩書房)。「上阪徹のブックライター塾」1期生・3期生。

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42歳で地方の放送局を退職し、フリーランスのジャーナリスト・ライターとなってはや8年。収入ゼロから書いて生きていけるようになった過程や、ポートフォリオ、日々の仕事の進め方など、私が実践している方法をメンバー特典記事でお伝えします。みなさんの質問にもお答えします。

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    42歳で独立、現在50代。ジャーナリスト・ライターとしてのフリーランス生活を綴ります。

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Works of Keitaro Tanaka

プロフィール田中圭太郎(たなか・けいたろう) ジャーナリスト・ライター。 1973年生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業。株式会社大分放送で報道部15年、東京支社営業部4年の勤務を経て2016年からフリーランス。 雑誌・Webで大学をめぐる問題、教育、社会問題、障害者雇用・バリアフリー 、パラリンピック、宇宙ビジネス、飲食ビジネス、医療、働き方、大相撲など幅広いジャンルで執筆。 「上阪徹のブックライター塾」1期・3期修了。 執筆記事のリンクを多数掲載しています。

    • 週ごとに働き方が異なったフリーライターの3週間。(2月5日〜25日振り返り)

      1週間の振り返りを毎週書く予定だったところ、予定通りに進みませんでした。今回は3週間分を一度にアップします。 2月15日から21日にかけては、京都市→東京→宮崎市→鹿児島県大崎町→大分市と移動していました。出張で長時間の取材をしながら、別の原稿を書くのはなかなかハードでした。その結果、特に2月19日からの週はいつもと大きくリズムが崩れているのが、このあとのスケジュール表でわかります。 また、2月上旬には「中央公論」3月号に「新書大賞2024」が発表されました。拙著『ルポ 

      • 1週間の振り返り(1月29日〜2月4日)原稿執筆時間は34.5時間

        東京は最近、暖かい日と寒い日がほぼ交互にやってくるなと思っていたら、ぐっと寒くなり、きょうは雪です。 トップ画像は土曜日に撮影した、近所の梅園。メジロがたくさんいました。 そして、本日夕方の近所の様子。 夕方でこんな感じでしたので、明日朝までにかなり積もりそうです。 この1週間は、原稿執筆も取材も立て込んでしまい、深夜から朝まで原稿を書く日が2日もありました。こちらが1週間の仕事時間の記録です。

        • 1週間の振り返り(1月22日〜28日)と、珍しく原稿の締め切りが多い月末

          小学3年生から4年生の頃は、暇な夕方は家の前を流れる小さな川で釣りをするか、漫画を読むかのどちからだった。週末は海釣りに行くことも結構あった。 東京都内に住んでいると、海釣りに行くのは遠いし、ましてや船釣りは高級なレジャーだ。気軽に釣りを楽しめる場所はないものか、と時々思っていと、急いでいるときに限って目に入るのが、都心のお堀にある釣り堀だ。 だいたい取材に行くときなどに、目に入るので、実際に行ったことはない。先週も紀尾井町の弁慶橋フィッシングクラブの横を早足で通り過ぎた

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          週ごとに働き方が異なったフリーライターの3週間。(2月5日〜25日振り返り)

          1週間の振り返りを毎週書く予定だったところ、予定通りに進みませんでした。今回は3週間分を一度にアップします。 2月15日から21日にかけては、京都市→東京→宮崎市→鹿児島県大崎町→大分市と移動していました。出張で長時間の取材をしながら、別の原稿を書くのはなかなかハードでした。その結果、特に2月19日からの週はいつもと大きくリズムが崩れているのが、このあとのスケジュール表でわかります。 また、2月上旬には「中央公論」3月号に「新書大賞2024」が発表されました。拙著『ルポ 

          週ごとに働き方が異なったフリーライターの3週間。(2月5日〜25日振り返り)

          1週間の振り返り(1月29日〜2月4日)原稿執筆時間は34.5時間

          東京は最近、暖かい日と寒い日がほぼ交互にやってくるなと思っていたら、ぐっと寒くなり、きょうは雪です。 トップ画像は土曜日に撮影した、近所の梅園。メジロがたくさんいました。 そして、本日夕方の近所の様子。 夕方でこんな感じでしたので、明日朝までにかなり積もりそうです。 この1週間は、原稿執筆も取材も立て込んでしまい、深夜から朝まで原稿を書く日が2日もありました。こちらが1週間の仕事時間の記録です。

          1週間の振り返り(1月29日〜2月4日)原稿執筆時間は34.5時間

          1週間の振り返り(1月22日〜28日)と、珍しく原稿の締め切りが多い月末

          小学3年生から4年生の頃は、暇な夕方は家の前を流れる小さな川で釣りをするか、漫画を読むかのどちからだった。週末は海釣りに行くことも結構あった。 東京都内に住んでいると、海釣りに行くのは遠いし、ましてや船釣りは高級なレジャーだ。気軽に釣りを楽しめる場所はないものか、と時々思っていと、急いでいるときに限って目に入るのが、都心のお堀にある釣り堀だ。 だいたい取材に行くときなどに、目に入るので、実際に行ったことはない。先週も紀尾井町の弁慶橋フィッシングクラブの横を早足で通り過ぎた

          1週間の振り返り(1月22日〜28日)と、珍しく原稿の締め切りが多い月末

          1週間の振り返り(1月15日〜21日)と、毎月中旬に集中する仕事

          井の頭公園のボート乗り場は、昨年6月から改修工事のために休止していました。それが、1月18日にから営業を再開したようです。写真は営業再開直前に撮影したものです。売店などの建物もリニューアルしていました。 桜の季節にはスワンボートなど、全てのボートが出払って、順番待ちになるほど大混雑します。冬の静かな井の頭池もいいものです。 さて、この1週間に公開された、私の署名記事は次の1本です。 また、この1週間に出稿した原稿は7本でした。ただ、いつもとは違う時間帯に原稿を書くことが

          1週間の振り返り(1月15日〜21日)と、毎月中旬に集中する仕事

          2023年の仕事を分析してみた(6)毎年新たなチャレンジを

          2023年に仕事した内容を、仕事時間、原稿執筆本数、雑誌とウェブの割合、執筆した媒体数などを分析してきました。仕事をした時間と内容は常に記録しているものの、改めて分析すると自分でも思わぬ発見がありました。 発見したことのひとつは、この1年間でも、1月と12月を比べると、構成から原稿を書き終えるまでの時間が短くなっていたことです。月200時間を目安にしているなかで、さらに原稿の本数を増やすためには、「音起こしの時間の短縮」が必要だという課題も見えてきました。 もうひとつは、

          2023年の仕事を分析してみた(6)毎年新たなチャレンジを

          2023年の仕事を分析してみた(5)執筆した媒体数

          フリーランスのジャーナリストやライターといえば、収入が不安定だというイメージがあるかもしれません。 私は42歳で放送局を退職して、フリーランスになる際、最初はブックライターとして食べていけるようになれば、と考えていました。 ところが、実際にフリーランスになってみると、すぐに壁にぶち当たります。経験のない人間になかなかブックライティングの仕事は入ってきません。それに、年に10冊以上の依頼があって、月に1冊くらい書けるぐらいの力量がなければ、収入は安定しないことがすぐにわかり

          2023年の仕事を分析してみた(5)執筆した媒体数

        記事

          フリーランス1年目、2016年を振り返る(1)はじめに

          会社勤めを辞めて、フリーランスになったのは2016年4月。当時42歳で、まもなく43歳になろうとしているときでした。勤めていたのは大分放送。報道部に15年、東京支社営業部に4年勤務して、退職後そのまま東京に残りました。 4月1日にフリーランスになった、というよりも、全く仕事がなかったので無職になったと表現した方が正しいかもしれません。翌4月2日から、2年前にも受講していた「上阪徹のブックライター塾」に通うことから始めました。 放送局に勤務していたので、それなりの収入はあり

          フリーランス1年目、2016年を振り返る(1)はじめに

          1週間の振り返り(1月15日〜21日)と、毎月中旬に集中する仕事

          井の頭公園のボート乗り場は、昨年6月から改修工事のために休止していました。それが、1月18日にから営業を再開したようです。写真は営業再開直前に撮影したものです。売店などの建物もリニューアルしていました。 桜の季節にはスワンボートなど、全てのボートが出払って、順番待ちになるほど大混雑します。冬の静かな井の頭池もいいものです。 さて、この1週間に公開された、私の署名記事は次の1本です。 また、この1週間に出稿した原稿は7本でした。ただ、いつもとは違う時間帯に原稿を書くことが

          1週間の振り返り(1月15日〜21日)と、毎月中旬に集中する仕事

          2023年の仕事を分析してみた(6)毎年新たなチャレンジを

          2023年に仕事した内容を、仕事時間、原稿執筆本数、雑誌とウェブの割合、執筆した媒体数などを分析してきました。仕事をした時間と内容は常に記録しているものの、改めて分析すると自分でも思わぬ発見がありました。 発見したことのひとつは、この1年間でも、1月と12月を比べると、構成から原稿を書き終えるまでの時間が短くなっていたことです。月200時間を目安にしているなかで、さらに原稿の本数を増やすためには、「音起こしの時間の短縮」が必要だという課題も見えてきました。 もうひとつは、

          2023年の仕事を分析してみた(6)毎年新たなチャレンジを

          2023年の仕事を分析してみた(5)執筆した媒体数

          フリーランスのジャーナリストやライターといえば、収入が不安定だというイメージがあるかもしれません。 私は42歳で放送局を退職して、フリーランスになる際、最初はブックライターとして食べていけるようになれば、と考えていました。 ところが、実際にフリーランスになってみると、すぐに壁にぶち当たります。経験のない人間になかなかブックライティングの仕事は入ってきません。それに、年に10冊以上の依頼があって、月に1冊くらい書けるぐらいの力量がなければ、収入は安定しないことがすぐにわかり

          2023年の仕事を分析してみた(5)執筆した媒体数

          2023年の仕事を分析してみた(4)雑誌とウェブの割合は

          私は取材した上で原稿に書く、ということを基本にしていますので、執筆した本数と同じ数だけ、時によってはそれ以上取材が入ります。 コロナ禍ではオンライン取材が増えました。オンラインによって移動時間がなくなり、1日も何本も取材ができるようなったことで、取材本数も原稿本数も増えたと感じています。 コロナ禍が明けて、最近はまたリアルの取材が増えてきました。それはそれで取材の楽しさを感じられます。まずはいい取材をすることが、発注を受けられる原稿、読んでもらえる原稿を執筆することの第一

          2023年の仕事を分析してみた(4)雑誌とウェブの割合は

          2023年の仕事を分析してみた(3)月別の原稿執筆本数は

          まずは、毎年訪れる場所の話から。 写真は大分県九重町の長者原エリアにある、「タデ原湿原」。くじゅう連山の北麓、標高1000メートルにある湿原です。 雨水だけで植生が維持されている高層湿原と、地下水で慣用されて植生が維持されている低層湿原との中間の性質を持つ中間湿原として、国内最大級の面積を誇ることから、2005年にラムサール条約に登録されました。 遊歩道が整備されていて、湿原を散策できるほか、ここからくじゅう連山に登ることができます。 数年前から年に1回はこの場所を訪

          2023年の仕事を分析してみた(3)月別の原稿執筆本数は

          1週間の振り返り(2024年1月8日〜14日)と、私が大相撲専門誌で執筆するようになったきっかけ

          毎週月曜日は、前日までの1週間の仕事時間を振り返ります。 仕事時間を完全に公開することは、いまいち働けていないときには恥ずかしくもあります。それでも、あえてお見せすることで、しっかりやらなければと自分を律することができる、というメリットもあるかなと思います。 また、写真は1月14日に大相撲初場所が初日を迎えた両国国技館です。私が大相撲専門誌「大相撲ジャーナル」でも執筆しています。 今回は、私が「大相撲ジャーナル」で執筆している経緯もご紹介します。 では、1月8日から1

          1週間の振り返り(2024年1月8日〜14日)と、私が大相撲専門誌で執筆するようになったきっかけ

          2023年の仕事を分析してみた(2)1か月の仕事時間の内訳は

          前回は、1年間の仕事時間と、月別の仕事時間を振り返りました。今回は、仕事時間の内訳を見ていきます。 私の場合、仕事時間を大きく分けると

          2023年の仕事を分析してみた(2)1か月の仕事時間の内訳は

          私がジャーナリスト・ライターとして、どのように仕事を進めているのかを公開するメンバーシップを始めます。

          フリーランスになって、まもなく丸8年になろうとしています。私は2016年4月、42歳の時に19年間勤務した大分放送を退職。ゼロからのスタートだったものの、50歳の現在までジャーナリスト・ライターとして、書いて生きていくことができています。 「ジャーナリストは稼げない」「ライターは稼げない」という声をよく聞きます。もちろん、私もフリーランスになった当初は収入ゼロからスタートしました。それでも、年々仕事は増えていき、売り上げはずっと右肩上がりで伸びています。 ジャーナリストや

          私がジャーナリスト・ライターとして、どのように仕事を進めているのかを公開するメンバーシップを始めます。

          2023年の仕事を分析してみた(1)年間の仕事時間は

          本日からメンバーシップの記事配信を始めました。平日を中心に、私の仕事のあれこれをお伝えできればと思っています。 まずは、2023年の仕事を振り返ってみたいと思います。仕事時間、取引先の構成、紙とwebの比率などを順次分析していきます。 1回目は、月別の仕事時間です。

          2023年の仕事を分析してみた(1)年間の仕事時間は

          拙著『ルポ 大学崩壊』、「はじめに」や抜粋記事が公開されています。

          拙著『ルポ 大学崩壊』の「はじめに」や抜粋記事、関連記事が公開されています。 Amazonでは「目次」と「はじめに」が試し読みできます。 「webちくま」では、「はじめに」が公開されています。 また、日頃お世話になっている各社編集者の皆様に、出版社の枠を超えて抜粋記事を掲載していただいております。ありがとうございます! 『薄暗い部屋で「あなたたちは腐ったミカン」と面罵される…関西の私立大での「キャリア研修」の異常な中身』(プレジデントオンライン) 『大学が

          拙著『ルポ 大学崩壊』、「はじめに」や抜粋記事が公開されています。

          拙著『ルポ 大学崩壊』が発売になりました。

          拙著『ルポ 大学崩壊』(ちくま新書)が、2023年2月9日に筑摩書房から発売になりました。 2016年にフリーランス になって以降、継続的に取材をしてきた大学の問題について、ひとつの形にまとめることができました。 大学関係者はもちろん、学生、受験生、保護者、一般の方まで、多くの方に今大学で起きていることを知ってもらえればと思い、執筆しました。 発売にあわせて、内容の一部をWEBで公開しています。 こちらは、2月9日に「プレジデントオンライン」で公開された記事です。

          拙著『ルポ 大学崩壊』が発売になりました。