灰釉大鉢
オンラインストアで掲載されている商品をひとつずつ紹介していきます。
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ご紹介するのはこの一品!ラスト1つです。
この土は僕が自ら山に入り掘り当てた土です!
「えっ陶芸家ってみんな土掘ってるんじゃないの?珍しいことなの?!」と思われるかもしれません。
実はほとんどは粘土屋さんか原料屋さんから買い付けています。
粘土は山から掘り当てられた後、使いやすいように様々な工程を経て生成されています。
粉砕、篩掛け、脱鉄、真空掛け、土寝かしなどなど様々な工程があります。
それを個人レベルで生成するのはとても時間と手間がかかるのです。
山で採取した土は焼く工程で形が崩れたり口が切れたりエラーが出ることが多く、せっかく苦労して掘ってきた土でも形にならないことはとても多いです。
僕が見つけた土は微量な鉄分を含む耐火度の高い砂けのある唐津焼のような質感の土ででした。
秞薬は木灰と主とした天然のものを調合し高温で焼き上げました。
焼いたものを自分で使って実際に料理を作って盛ると、そのサイズがベストかどうか判断できます。
特にこの器はめっちゃびっくりしました。
サイズ感が絶妙で汎用性も高く毎日のように頻繁に使えるのです。
そういったことも焼き上がってからよくわかるのです。
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タナカ製陶 田中 大輝
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