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~おすすめ映画紹介Vol.1~ブルース・ブラザース

【ネタバレ注意】
今回は思いっきり趣味に走って好きな映画をレビューしよう!

今回は人生の中でもトップクラスに好きな映画「ブルース・ブラザース」についてのレビューだ。ブラザー「ズ」ではなくブラザー「ス」なので間違えないように。

<警察やレイア姫が定期的に襲撃してくるミュージカル映画>

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出所した元バンドマンが孤児院のために金集めをし、その間にネオナチ、警察、レイア姫が襲ってくるというのがこの映画だ。

<あらすじ>
強盗の罪で捕まったバンドマン「ジェイク・ブルース」は、3年の刑期を終え仮出所が決まった。
それを迎えに来た弟の「エルウッド・ブルース」とともに、かつてお世話になった孤児院に挨拶に行く。しかし、固定資産税すら払えないほど困窮している孤児院は立ち退きの危機にあることを知り、かつての恩を返すために5000ドルの資金繰りに奔走することに。
「罪で汚れた金は受け取らない」という院長。
どうしたものかと二人で悩んだ挙げ句、かつての恩人のすすめもあり教会のミサに出席。そこで神の啓示を受け、バンドで金稼ぎをすることに。
かつてのバンドメンバーを半ば強引に引きずり、ブルースブラザーズはバンド活動を再開する。

こう書くと若干真面目そうな話に聞こえなくもないが、蓋を開ければ完全なコメディである。

メンバー集めや演奏場所探しをするだけでもトラブルが連続で発生する。まず、仮出所中なのにスピード違反をして警察に捕まりそうになったので全速で逃亡。そのさいショッピングモール一つを破壊する。

次に安アパートで寝泊まりしていると、謎の女にバズーカを撃ち込まれる。

メンバー集め中にネオナチ団体の演説を「気に入らない」という理由でめちゃくちゃにする。具体的に言えば車ごと突っ込む。

そんなことを繰り返すうちに、最終的には軍隊まで投入されることになり、GTAで言えば☆4や☆5に該当するレベルに発展する。

果たして結末はどうなるのか、それは自分の目で見て確かめてほしい。

■見どころ1:ゴージャスなミュージカルパート

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この映画の見所は、なんといっても豪華すぎるキャストによるミュージカルシーンと、やりすぎなほどに破壊の限りを尽くしたカーチェイスシーンだろう。

この映画、R&Bが大好きな人からしたら非常に豪華なキャストになっている。

神父役にジェームス・ブラウン
聖歌隊メンバーにチャカ・カーン
料理屋のおばちゃんにアレサ・フランクリン
楽器屋の店長にレイ・チャールズ
路上演奏者のおじさんにジョン・リー・フッカー

いずれも名だたるアーティストである。これだけではない、上で紹介した謎の女は「レイア姫役」で有名なキャリー・フィッシャーが演じている。

そんな有名なミュージシャンが作中で演奏をするのだが、これが実にかっこいい!ファンキーでソウルフルで思わず踊りだしたくなってしまうくらいだ。

特にレイ楽器店のミュージカルシーンで流れる「shake your tail feather 」はミュージカル映画で個人的に最も気に入っているシーンだ。youtubeで見ることもできるが、個人的には映画で見てほしいのであえて貼らない。

■見どころ2:やりすぎレベルのカーチェイスシーン

この映画もう一つの見どころに、やりすぎなレベルのカーチェイスシーンがある。

とにかくすごい。パトカーが2桁レベルで宙を舞い、地面に激突する。

ショッピングモールでカーチェイスを繰り広げ、店に突っ込む。真昼間のシカゴ市内で10台以上のパトカーがクラッシュするシーンはいまだ撮るのが非常に困難ではないだろうか。

ちなみに、この映画は1980年と40年も昔の映画。当然今のようなCG技術なんて存在しない

とにかくやりたい放題破壊の限りを尽くしたカーチェイスは、昨今のスタイリッシュなカーアクションとはまた違った魅力がある。

警察が嫌いだという反社会的な人は、これを見ると溜飲が下がるかもしれないので見ることをおすすめする。もしくはそれでも追跡を辞めない警察を応援したくなるかもしれない。

【音楽が素晴らしい古き良き映画】

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あまり記事構成を考えずに吐き出したいものを吐き出したが、とにかくおすすめの映画だ。

音楽はかっこいいしカーチェイスシーンも今に負けず劣らずド迫力。ストーリーはまあ深いわけではないがこの映画に求めるのはそこではないだろう。

何も考えず、かっこいい音楽を聞きながら笑いたい人におすすめだ。

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