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まずは言ってみる

田中裕之と申します。IT企業でキャリア自律支援をしたり、職場の人間関係づくり・コーチングなどに取り組んでいます。

まずは言ってみる。意識してやり続けたらできるようになったことです。

私は昔から場の雰囲気や、相手の心情に比較的敏感な方でした。

だからか、よくも悪くも空気を読みがちで、ものを言わないことが多かったです。

ただ、結局それで自分の気持ちや考えを飲み込んで自分にがっかりしたり。あとから後悔することが多かったです。

なんで自分は言わないのか。その裏にあったのは、自分の考えを100%理解してほしいと言う期待でした。

今考えればそんなの無理なことは分かっているのですが、何故かそんな期待を持っていました。自分が正しいと言う思いが強かったのかもしれません。

ただ、ある時からその考えは変わりました。それは、言うことと理解してもらうことは別だと気づいたからです。

言ったからと言っても理解してもらえるかは分からない。でも、そもそも言わなければ理解してもらえる可能性は0です。

そして、自分に意見があれば、当然相手にも意見があります。だから、対話を通して擦り合わせていき、少しずつ理解を深めていくしかないのです。

だったら、まずは言ってみよう。とりあえず言ってみよう。言うのはタダだ。それを意識し続けたら、まずは言えるようなっている自分がいます。

コミュニケーションがうまくいかない。なかなか相手の理解が得られない。言っても無駄。そう思うのは苦しいかもしれません。

もし勇気を出せるなら、まずは言ってみると、少し苦しさが楽になるかもしれませんね。

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