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血肉になる読書、時間のムダな読書
読書って大事ですよね。
著者の体験や蓄えた知識を体系的に学ぶことができますし、同じことをゼロから自分が築こうとすれば、一生かかってもできないことをかなりショートカットすることができますしね。
もちろん、クソ本とかも世の中にはたくさんありますし、たまに活字中毒とかいう謎の人たちがイキってるところをみかけたりもするんですが、まぁあれはそっとしておきましょうw
とはいえそんな読書も、実は読み手の姿勢によって毒にも薬にもなるってのは、読んでて誰もがやんわりと感じたことがあるかもしれません。
例えば、本に書いてあることをただ文字通り読んでる人。こういう人というのは、総じて読書を通じて成長することができない人たちです。なぜなら、本に書いてあることをただひたすらインプットするタイプの人というのは、本の受け売りでしか言葉を発することができなくなるからです。
つまり、そういった人の口からでるものというのは、ただどこかの本に書いてあるだけということなんですね。
で、一方で読書からちゃんと学んで自分の成長に繋げれる人というのは、本を読みながら戦う傾向にあるんです。つまり、本の内容を受け入れながらも「自分だったらどう伝えるか」とか「自分の体験につなげるとしたらどの部分になるだろうか」だとか「仕事に置き換えるとしたらどうするだろうか」というように、さらに自分流にカスタマイズしていくんですね。
さらに面白いのはここからです。
このように、同じ読書家でも読書に対する姿勢の質が違うという例をお話ししたんですが、その両者には一目でわかる大きな違いというのがあるんですね。
それは、本に書いてあることをただひたすらインプットする人たちは、とにかく新刊やベストセラーを追い求める傾向にあること。一方で、本の内容と戦いながら読む人たちは、そこまで新刊やベストセラーにこだわらない傾向にあるということなんです。
むしろ後者の人たちは、どんな本でも分け隔てなく手にする傾向にあるんですね。もちろん、古本も読みますし、その古本も100円で売ってるものとかでも平気で買って、しっかり読みすすめたりするんです。
なぜかというと、両者の違いというのは、本を通じて何を得たいのかが全く違うというところにあるからなんです。
前者のような、ただ本を読んでインプットしてるだけという人が求めてることは、読書をして知識を深めたり、最近のトレンドやマーケティングを探ってる自分ってカッケェ〜!ということだけだったりします。
なので、読む本としては、ホリエモンさんとかキングコング西野さん。あとは今話題になってるだけの本(特に洋書が要約されたそれっぽいやつ)となります。
一方で、本と戦いながら読むタイプの人は、新書だろうが中古だろうが、本質をついてるような本ばかり読みます。たしかに、うわべだけテクニックだけといった中身の薄い本も買ったりします。ですが、そういった本は4〜5ページだけすすめて見切りをつけてガンガン捨てていきます。
あなたはどんな本を読まれてますか?
特に、「いま独立の準備をしてます!なので、しっかり本も読んで勉強してます!」という人に限って、ギットギトにマーケティングされた本をつかんで熱心に読んでたりします。
独立する!とか言ってるくせに、すでにマーケティングの餌食になってる時点で、将来性も希望性もくそもありません。(自分がどんなマーケティングを受けてるのかわかってて、リサーチの一環としてあえて読んでるのであれば、まだいいですが。)
どうせ本を読むなら自分の血肉にしていきたいものです。
田辺輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。