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せやろがいおじさん

『榎森 耕助さん』ってご存知ですか?

お笑い芸人さんでリップサービスって名前のコンビ名で活動されてる方なんですが、ぼくは彼のことをちょっとチェックしてる部分があるんですね。

そうなんです。ファンまではいかないんですけど、ちょっとだけ見てるって感じの状態なんですよ。

というのも、ぼくが榎森さんをチェックしている理由が、リップサービスのネタが好きというワケじゃなくて、『せやろがいおじさん』の方だからです。

せやろがいおじさんは、榎森さんがやってるyoutubeチャンネル上でのキャラ名なんですね。そして、再生回数が30万回を超える動画も出してますんで、全国的に知る人ぞ知るキャラクターにもなっています。

もしかしたら、いまぼくのnoteを見られてる人の中にも、榎森 耕助さんは知らなくてもせやろがいおじさんは知ってる!って方がいるんじゃないでしょうか?

せやろがいおじさんは、政治・経済・エンタメの時事ネタに対して、自身の持論や世間が思っているけどなぜか報道されないド正論を叫びまくることで有名でして、過去には乙武さんや東ちずるさんなどといった方ともコラボされたりしてるんですね。

例えば、こんな感じの動画を出したりしています。

どうっすか?面白くないですか?

ぼくは彼のコンテンツを初めて見たときは、「うわぁ、おもろいじゃん。スッゲェなぁ。」と心が動いてしまいました。

このようにせやろがいおじさんは、みんな思ってることなのになぜか報道されない内容に対してズバズバ声をあげてるスタイルですし、話し方も怒りの感情がこもった表現になってますんで、強い共感を呼んで今すごい勢いで成長しているんですね。

ですが、動画を見ていると1ヶ所だけ気になる部分があるんです。

それがなんなのか?というと「〜と思う。」という表現をよくしているという部分なんですね。

せやろがいおじさんの他の動画も見てもらいたいんですが、確かに彼は物怖じしない態度でド正論を叫んで日本の問題に異を唱えています。ですが、最後に自分の意見を述べるときに「〜やと思う。」とちょっと濁しちゃってることがあるんですね。

それが非常にもったいない!

確かに細かい部分ですんで、正直それがどれだけ影響を及ぼすのかはわかりません。ですが、最初からズバッと言い切る形で話を進めているのに、最後になって「〜と思う」という表現をしちゃうと、「そこは確信がないんかい!」って煮え切らないイメージを与えてしまうんです。

それに人がコンテンツを評価するときは、一部の心理状態としてピーク・エンドの法則が働きます。

ピーク・エンドの法則というのは、自身が体験したことの評価点は「ピーク時にどんな感情を持っていたか」もしくは「最後にどんな感情を持っていたか」に左右されるという法則なんですね。

つまり、どれほど感動的な結婚式だったとしても、最後の最後で親戚のおっちゃんが大声で失言を喚き散らしていたら式全体の印象が最悪のものとなりますし、あれだけ楽しみにしていたハワイ旅行に行っても置き引きにあって身動きが取れなくなってしまったら、どんな経験もその印象に引っ張られてしまうということです。

つまり、せやろがいおじさんのコンテンツも、確かにメチャクチャいいことを言われてるんですが、最後の最後に「〜と思う」と煮え切らない態度を取られてしまうと、「あれ、最後押さんのかい!」って残念な気持ちになってしまうんです。

ぼくも自分のスタイルを最後まで貫けるように気を配っていきます!

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。