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勉強しないことで困るのは誰なのか

ぼく自身が驚いてるんですが、5歳の長男が料理につよい興味を持っています。

なんで驚いてるのかというと、ぼくが小さい頃(というか今も)まったく料理に興味を持ったことがなかったからです。

なので、自然となんの疑いもなく、2人の息子も料理はしないものだと思い込んでたんですね。

ですが、その長男が「料理をしたい」と言い出したわけなんですよ。ベタで申し訳ないんですが、まさにぼくの中でズドンと雷がおちたような衝撃がはしりました(苦笑)

そんな長男のクッキングは昨日で5日ほど継続してまして、妻と一緒なんですがこれまで、うどんやチャーハン、卵焼きや豚汁、ホットケーキを作ったんですね。

どれも長男が独断と偏見でメニューを決めて作ってるんですが、さすがに昨日の夜ご飯としてサンドウィッチとサワラの西京焼きだったのには目玉が飛び出そうになりました。

まあ、とはいえですよ。ちょっと前にも記事で書いたんですが、うちの長男はどこか運動音痴の気があるんですよね。ボールを蹴るのも3歳の次男より遠くに蹴れませんし、縄跳びも縄を回すのとジャンプをするのを同時にできません。

なので、料理に興味をもって、それをそつなくこなしていますので、なんか得意なことが見つかってよかったなぁ、、、感が芽生えてきましたw

このように、長男が得意なことを楽しむ姿を見ていたわけなんですが、やっぱり思うことは『むやみに叱ることはしてはいけないな』というものでした。

いくらそつなくこなすと言っても、やっぱり5歳児です。料理中についつい自分の服で手を拭いたりしますし、落とした菜箸をそのまま使おうとしてしまいます。

で、なんの考えもなしにその姿を見てしまうと、ついつい「こら、やめなさい!」と言ってしまいそうになります。ですが、そのように感情に任せて叱ってしまうと、子供としても行動がとりにくくなります。

なぜなら、いつどんな時に怒られるか見当がつかないからです。なので、必然的に行動の前に親の顔を伺うようになってしまいます。となると、当然の話なんですが、自主性や主体性を育むことはできません。

とはいえ、まったく怒らないわけにもいきませんよね。なぜなら、すべて許して優しく接していると、「何をやっても許される」と判断して、好き勝手やる性格になってしまうからです。

なので、大事なのは人として許せない道徳的な失態は必ず怒る。だけど、スキルアップや勉強に関してはまったく怒らないというスタンスをとるべきなのです。

そうすると、自発的にチャレンジしてくれるようになりますし、一方で怒られるという経験も持ってますんで、1つ1つ考えて行動してくれるようにもなります。

とくに勉強をしないことに対して怒る親が多いですが、勉強をしないことで困るのは親じゃなくて本人です。

なので、親としても「勉強しなかったら苦しむのはあなただけだよ。勉強することをオススメするけど、やるかやらないかはあなた次第です。」という姿勢を持たなければいけません。

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。