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人生にある3つの異なる幸せ

先日、LaQを買ったという記事を書きました。

たまたま立ち寄ったイオンモールでLaQの無料体験がやっていて、そこで息子と一緒にどハマりしたことがキッカケで購入しました。

なのですが、「なんで買ったんだろう?」ということを、ずっと疑問に思ってたんですね。

もちろん、買ったことを後悔しているという意味ではありません。4歳の長男とブロックを組み立ててる時間は楽しいですし、ふたりであーだこーだ言いながら、昔から家にあるような感じで夢中で遊んでいます。

そうじゃなくて、「本当は何が欲しくて買ったんだろう?」ということを考えてたんです。

で、行き着いたのは、結局あたり前なところで『幸せを感じたかった』だったんですね。

アメリカの心理学会元会長である、マーティン・セリグマンさんという方がいます。

このかたは、うつ病とポジティブ心理学の世界的権威者で本もたくさん出されています。中でも学習性無力感の理論は、多くの学者さんへ影響を与えました。

で、そんなセリグマンさんなのですが、彼は「人生には3つの異なった幸せがある」と長年の研究から導き出されたんですね。

そのことを思い出したんで、今日は「3つの人生」について紹介させていただきます!

1つは、快楽の人生です。

快楽の人生は、楽しさや快楽をできるだけ多く手に入れるために最善を尽くす人生のことです。

多くの人はこの人生を歩んでいて、ショッピングを楽しむとか食事・セックスといった生存本能を満たす行為に集中する。また、多くの娯楽を味わうというのがこれに当てはまります。

しかし、多くの人がこの快楽の人生に走ってしまうのにも理由があります。

なぜなら人はそもそも、生存と子孫繁栄のために存在しているからです。なので、多くの生物を見ればわかるように、人間にも生存本能と繁殖本能が遺伝子レベル(DNA)に刻み込まれているんです。

けど、こういった快楽は刹那的なものです。どれだけ快楽で満たしても、この幸福感はすぐに薄れてしまいます。

そして、幸福感と虚無感を交互に味わうことになるので、知らず知らずと人生には価値がないと思うようになるのも珍しくありません。

2つ目は、充実の人生です。

これは、自分の強みや長所を活かして、夢中になることができる活動が日常の中にある人生のことです。

つまり、自分が得意なこと・達成したいことがわかっていて、それに向かって夢中に邁進することができている人生のことなんですね。

ぼくがLaQを買ったのは、完全にこれです。

もともとぼくは、自分であれこれ考えて何かを作り上げていくことが好きなタイプです。なので今はLaQですが、同じブロック遊びでいてば、小さい頃からレゴブロックを夢中で触っていました。

「何かを作り上げる喜び」これを息子と一緒に味わいたいな。そして、どういう視点や思考を持てば創作をし続けることができるのかも、息子なりに掴んでもらいたいと思ってたんですね。

3つめが、意味のある人生です。

これは『自分』という枠だけで完結せずに、より多くの人々に影響を与える。また、より大きな目的のために行う活動が日常にある人生のことです。

ぼくはいくつか事業をしているんですが、その活動もこれに当てはまります。

要は、人のために何か貢献できることはないか?より日本を良くするために社会貢献できることはないか?という視点で活動することができている。かつ、実際に与えることができている人生のことを指します。

確かに事業を起こすと言っても、「稼げそうだから」という理由だけで始める人もよく見かけます。

ですが、そういった人たちは快楽の人生をベースに事業を始めてるんで、これは稼げるぞ!という理想となかなかうまくいかない現実に挟まれ苦悩することがほとんどです。

なので、事業を起こせば意味のある人生を歩めるというワケではなくて、しっかりと自分の強みや、腑に落ちているMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を構築することで、よりステージの高い人生を歩めるんだと、ぼくは思っています。

で、先ほど紹介したマーティン・セリグマンさんなのですが、彼は『快楽から充実、充実から意味のある人生に移行すればするほど、幸福感の度合いが高くなり、幸福感が持続する』と述べてるんですね。

そうすることで、人は「本当の自分を生きている!」と実感するようになると言うのです。

確かに、その通りだと思います。

ぼくは、友人が全身麻痺になった事故がキッカケで、マーケティングやセールスノウハウに出会いました。

そして、その友人が社会復帰できる手助けになれるように、影響力がある人物になろうと覚悟したことで、事業を立ち上げ、コンサルタントとして多くの人のサポートをすることができるようになりました。

その結果なのかは、今も正直いうと答えに迷いますが、少なくとも過去と比べると幸福を感じる人生に大きく変わりました。

なんですが、このことについて、ちょっと疑問に思うこともあります。

それは、自己啓発を好む人の多くが「本当の人生を歩みたい!」と、自分探しや成功法則というものに躍起になってるという部分です。

確かに、どんな人生を歩みたいのかは人それぞれなので、成功法則や自分探しを追求することが悪いこととは言いません。ですが、ぼくは逆の流れで本当の自分を生きることができるようになったので、それだけが正解とは思わないんですね。

つまり、充実な人生とか意味のある人生というのは完全に無視して、「まずは自分がやりたいことだけを徹底的にやる」ことが大切なんだと感じています。

そうすることで自動的に、充実な人生や意味のある人生のステージにシフトしていくんですね。

なので、無理に「今を変えたい!」と思う必要はありません。

まずはワガママに、自分がやりたいことを追求していく。そうすることで「お、これは楽しい」という瞬間に出会えるようになりますので、それを拡大していくと日常生活にも入ってきます。

そして、そこからあなたにとっての充実な人生や意味のある人生を歩めるということなんですね♪

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。