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キャッチボールすらまともに出来なかった僕がストライク投げられるようになったアンダースローのフォームについて①

タイトルがラノベみたいな長さになった。

この記事は僕の備忘録でありつつ、これからアンダースローを志す選手(いんのか?)のヒントになればと思い書いております。
アンダースローってほんとに誰を参考にすれば良いかとか以前に情報が全然ないんですよね。こんなレベルの選手でも参考にする人がどれほどいるかは分かりませんが。

ただし最初に断っておくと、「アンダースローになるには」はオマケ程度だと思うので悪しからず。(正直僕は投げやすいようになげると自動でアンダーになっちゃうので)
「オーバーで投げにくいからサイド・アンダーにしようと思うんだけど投げ方の情報が見つからない!」「左右にぶれてストライクが取れない!」ってレベルの人向けです。
オーバーで投げやすいならオーバーで投げましょう。
あと120km/h以上クラスの投手の方には恐らく釈迦に説法なので今更な情報ばかりになると思います。
それでも良いよって人のみお読みいただければと思います。

僕から言わせればみんな天才


さて、タイトル通りですが部活野球経験のない僕は最初キャッチボールすらまともに出来ませんでした。
体重はあったので速さは未経験にしてはそこそこ(マックス105〜110くらい。草野球では十分ってくらい)でしたが反比例してコントロールが壊滅してて、冗談でなく3、4球に1球は暴投してました。
遠投になると相手も対空時間の間に修正して捕ってくれるので、遠投の方が好きでしたね。

その後スナップスローで投げられるようになってからは「思いっきり投げない」ことで最低限キャッチボールを成立させてましたが、当然全力で投げてるわけではないので「有効なキャッチボール」としては微妙な状態でした。

5年くらい前です。いやあデブいデブい。
これでもこの時点で草野球4年目くらい。
赤丸のところに飛んでいきます。捕手が捕れれば良い方。
ストライクなんて10球に1球あるかどうか。

さてその状況からですが、一応今は全力投球でストライクがある程度取れるところまで投げられるようになって、チームでも「投手やっていいよ」と言って任せてもらえる状態までにはなれました。(まだまだですけどね…今季はストライク率8割になれるよう目指して鍛えてます)

要因は「自分に合った投げ方(アンダースロー)に変えたこと」と「フォームを改善したこと」の2点です。
僕の場合は上半身の前傾が癖で入るのと、骨盤がかなり横回転する癖が強いのが要因なのかなと思っています。
フォームを研究した今でもオーバーで投げると数球で肩が痛くなるしコントロールは悪いです。(昔ほどじゃないですが)

さて、僕がフォームを研究する上で一番問題だったのはどこか。ズバリ「手投げ」です。
フォームの良くない原因は10割これです。例外は一切ありません。
重要なのは「手投げになる要因」をどこまで突き止め、改善出来るかだと思っています。

手投げ=手だけで投げる=手以外の部分が使えない
これが投球動作における「へた投げ」の大原則です。
手以外の部分とはどこか。肩、体幹、股関節、足等です。

牧田のフォーム。
この一枚だけ切り取るのもアレですが本当にかっこいいフォームですよね。

オーバー、スリークォーター、サイド、アンダー全てに共通して「手投げを改善出来るか」によって出力と再現性が上がります。なのである程度の水準まではコントロールと球速は相関すると思ってますし「全力投球じゃないとコントロールが悪くなる」と思っています。

「8割の力感で良いからストライク取れ」とかノーコン相手には禁句です。
ノーコンにそんな器用な真似出来ません。
「手以外の部分をもっと使え」と伝えたいんだとは思いますが、ノーコンは手以外の部分で出力を上げられないのでボールが捕手まで届かなくなるか山なり軌道になるのがオチなのです。
どうか言葉がけは慎重にお願い致します。

余談ですが僕は草野球を始めてからしばらくして「考えすぎなんだよ」「頭で何も考えなければ勝手に真っ直ぐ行くようになってる」と何度も周りから言われて実際にそうしたところ、あまりに出来なさすぎて「俺は才能のないゴミで野球をやる資格がないんだ」とガチで発狂しかけた過去があります。
断言しますがんなわけないです。経験者だからと言って何も考えず無責任なことを言うのはマジでやめようね!

というわけで今回はここまで。前置きばっかですいません。
次からは手投げ改善のために何をやったのかを本格的に紹介していきますので本格的に情報を求めてる方はそちらもご覧ください。

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