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【フォーカスをマスターする】

こんにちは。行動心理学を研究している。がらしです。

今日も先日の池田貴将さん1日集中セミナーの内容のアウトプットを、

鬼滅の刃というエンタメに乗せて、ユニークにお伝えしていきます。


今回のテーマは「どこを見ているかが、メンタル変える」ということで、

「なにかと不安になりがち」だったり、「行動力が落ちがち」という悩みや課題がある人には解決のヒントがある内容かなと思っています。

かくいう私もよくそういう状態になることはあるので、共に学びます。笑


今回は、僕の大好きな20巻の「VS黒死牟」戦のときの不死川玄弥の心理状態の移り変わりや行動を見ていきながら、学んでいきたいと思います。

フォーカス 玄弥③

(この4人対黒死牟の戦いがほんと一番好きです。この戦いだけでセミナーできる。)


人生の原則=フォーカス

人生の原則として、「フォーカスしているところが拡大していく」

というのがあります。

明るい未来を信じている人は、明るい未来を引き寄せるし、

暗い未来を想像しがちな人は、暗い未来を引き寄せる。


的な感じです。

人は、臨場感(リアリティ)が高い方が現実になっていくので、考えている時間が長いことの方に現実はどんどん引っ張られていく。というものです。


つまり、シンプルに言って

人生がうまくいく人は、うまくいくことを考えていることが多く

人生がうまくいかない人は、うまくいかないことを考えている。

という、ただそれだけです笑 もう少し解説していきますけど笑


2つの領域

うまくいくことと、うまくいかないことのどちらをよく見ているか?

という風に先ほどは書きましたが、もう少し具体的に言うと、

「コントロールできること」or「コントロールできないこと」

という二つの領域が人生には存在しています。

(「影響の輪と関心の輪」という話と一緒です)

影響と関心

当然、人生の中には自分がコントロールできないことの方が多く存在しています。

自分と他人なら圧倒的に他人の方が多いし、

自然や環境なども全部含めたら、自分が動かせるものなんてたかがしれています。

だから、この図にもあるように「コントロールできる範囲」の方が狭く、「コントロールできない範囲」の方が広くなっています。


ただ、問題は「自分がいつもどちらにフォーカスしているか?」

ということです。


コントロールできないことにフォーカス=決断力低下

繰り返しになりますが、人生には自分がコントロールできないものの方がたくさんあります。

今の世の中で言えば、「コロナはいつ収束するのか?」「第二波は来るのか?」と言った話題がまさにそうですね。

多くの人はこうしたことに興味関心を注いでいる=フォーカスしているということですが、これらのことを考えていても、自分たちの人生に変化を起こすことはできません。

厳密に言えば、変化は起きています。が、それは小さく、徐々に、自分自身にネガティブな影響を与え続けていくことになります。

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テレビのニュースばかり見て、コロナのニュースにいちいち不安になって、芸能人に不倫ネタにいちいち腹を立てる。なんて人は右の図。

コントロールできないことばかり考えていると、まず思考が散漫になります。自分ができることよりも、多くのその他のことばかり考えているからですね。人生も主体的ではなく「流される習慣」が身についていきます。

当然、心理状態も不安になり、決断がどんどんできなくなっていきます。

フォーカス玄弥④

いきなり鬼滅に戻りますが、このときの玄弥も「コントロールできないこと」にフォーカスしていますね。

「俺がもっとこうだったら、ああだったら」というのは「コントロールできない」ことなので。

フォーカス玄弥⑤

こうして、どんどん決断力がなくなり、行動力が失われていきます。

「なんで、俺はこんなにダメなんだ」的な自問も、その答えは「ダメな自分をより強化する」答えしか出てこないので、よりネガティブを強めます。


コントロールできることにフォーカス=心理的安定

逆にコントロールできることにフォーカスするとどうなるか?

まず、集中力が上がります。自分のなすべきことや今目標としていること以外の情報を無視できるようになるので、注意がそれなくなっていきます。

それだけで、心理的に安定感をもたらし、決断力が上がります。

よく、「決断力がある人とない人」という風に比較されることが多いですが、もちろん決断慣れしているかどうかも重要なのですが、決断できるかどうかというのは、その時の「心理状態」に大きく左右されます。

感情のレベルが低い状態だと、誰しも決断はできません。

感情の状態が高ければ、決断をするのは容易になっていきます。

フォーカス玄弥⑥


100%どちらかのことだけを考え続けている人はいません。

うまくいっている人たちも、当然「コントロールできないこと」を考えている時間は存在します。

ですが、割合として「どちらにフォーカスしている時間が長いか?」というところに差が生じているのです。

思考のクセの問題ですね。

「あっ、今コントロールできないことにフォーカスしてるわ」と気づけるようになったら、それだけで改善できる余地は生まれていきます。


ハイパフォーマーの共通点=望むものにフォーカス

結果を出している人たちの共通点は、コントロールできるものにフォーカスしているというのもそうですが、「作り出したい未来」=「望むもの」にフォーカスしています。

結果が出ない人の共通点は常に意識が内側に向いています。

作り出したい成果や結果を見ずに、「私にはできるだろうか」「私には向いているだろうか」「私には無理じゃないか」「こんなことしたら、周りになんて言われるだろうか」etc...

これらはすべて意識がアウトプットよりも「自意識」に向いています。

これらの問いの先には「不安」や「恐れ」しか待っていません。

完璧な状態を望めば望むほど、今の自分に足りないものばかりが浮かんできてしまいますからね。

フォーカス玄弥②

でも、向いてるかどうか。できるかどうか。

そういった「how」方法手段は後から考えればいいというのが、結果を出している人たちの共通点です。

とにかく「望むもの」にフォーカスして「今あるものを使って」どう理想とのギャップを埋めていくか?そのために、今この瞬間から何をすべきか?

という問いと決断と行動のサイクルをどんどん回していく人が、結果的に「大量行動」を起こすことになり、決断できずに立ち止まっている人たちと大きく差のついた結果や成果を生み出していくというのが本質です。


まとめ=望むものを明確にし続ける

すべての環境が整うことなんてありません。

世の中の出来事が自分に都合良いことばかり起こるわけでもない。

ただ、活躍している人たちが常に思っていることは

「今いる場所から始めることしかできない」ということだそうです。

どんなに今の自分が至らぬ自分でも、不足が多くても、今いる場所から始めることしかできない。そして、「できることは必ずある」

という「思い込み=信念」の差が結果の差になるんでしょうね。


ということで、まとめになりますが、

「望むものにフォーカスしましょう」というなんともシンプルな結論笑

ですが、それを明確にしても、フォーカスが逸れてしまうのであれば、明確に「し続ける」ための習慣を作ることだったり、望む未来を「思い出す」ための「仕組みを作る」といったことが具体的に起こすべき変化なのかなと思います。

フォーカス 玄弥①

玄弥にとっては、どんなに苦境に追い込まれても「仲間のために」という思いだけは強く持っていたことが、突破口を開くカギになりましたね。

自分にとって大切にしたいものは何か?

本当に得たい未来は何か?作り出したい未来は何か?

ぜひ、「考える習慣」と「思い出す習慣」を身に付けたいですね!


ありがとうございました!

五十嵐将雄(がらし)

さらなる価値を発信していけるように、 自分自身の知識に投資すること、見聞を広めること、 に還元させていただければと思います(^^) それによって、サポートをしてくれた方にも 「徳」を循環させたれたらと思います✨