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まんが四方山話

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非核三原則のない時代

非核三原則のない時代

子どもの頃、
第二次世界大戦の日本軍の戦いを
テレビアニメで見ていた。
『アニメンタリー決断』史実に基づく事実を淡々と描いていた。
実写とアニメのミックス。
当時の雰囲気だ伝わってくる。
もちろん想像であるが。
真珠湾奇襲やミッドウェイ海戦は、
中学校の社会科の教材にも使えそう。
ミッドウェー海戦とガダルカナルの敗戦は、
太平洋戦争のターニングポイントとして
テストでもよく出題される。

ミッドウ

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あるようで、なかったお話  まんがのタラレバ その2

あるようで、なかったお話  まんがのタラレバ その2

漫画新人賞の原作を審査員の一人である
漫画家さんが作画を担当。

ストーリーのか鍵を握る洋楽バンド。
リアル世代ではないものの
まわりでは、マニアが多かった。
中学生の頃。
お昼の放送では、よくかかっていた。
ちなみに、私は「S&G」好きだった。
こっち朝から校内放送でよくかかったいた。

まんがに戻ろう。
世界的な洋楽のコピーバンドをやっていた4人組。
山手線のホームからタイムスリップ。
50年

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日本分割  まんがのタラレバ その1

日本分割  まんがのタラレバ その1

「日本沈没」初めて読んだ時は、衝撃を受けた。
それから何度ともなくドラマや映画になった。
ドラマや映画になったおかげで、
悲惨な現実は回避または小さくなったと。
不思議な話をする方にお伺いした。

立て続けに大きな地震が日本を襲う。
そこに富士山の噴火。
まんがとはいえ、何度も見てきた光景を思い出させる。

日本列島は、琵琶湖を境に割れてしまう。
救助を目的に世界各国の救援隊が派遣されてくる。

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誰もが、美味しいものを食べたい

誰もが、美味しいものを食べたい

タラ・レバは、まんがの得意とするところ。
最近は、異世界への転生ものが大流行。
スライムが出てくるもの。
オタクが、人生のやりなしをするもの。
本好きが、自由に本を読むために
その能力を発揮するもの。
異世界ものは、アイデア勝負。
そして、都合よくストーリーを
構築していくことができる。
どこかで自分の知っている時代との
接点をついつい探してしまう。

歴史上の過去に飛ばされた時、
作家の知識と見

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オーダー服着てみたい

オーダー服着てみたい

「衣食住」食が一番にこないのはなぜ。
素朴な疑問。
まずは、お腹を満たす事が
最優先と考えていた。
だから「衣食住」に
違和感を感じていた。

「服従」服に従う。
ユニフォームやジャージ、
それに学生服を身につけた時が
まさに「服従」

日本人が「洋服」を
着るようになって約150年。
欧米人は、最初から洋服。
その差は、思ったより大きい。
外国人が着物を上手く
着ることができないように。
日本人

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小さな巨人決定戦 ハイキュー

小さな巨人決定戦 ハイキュー

「ゴミ捨て場の決戦」興行収入は100億円を突破。
当初の発表通り第二部が
そろそろアナウンスされないかと待っていたら。

リアルの日本代表が、ネイションズリーグで
世界一のチームと対戦でメンバーを色々と変えて
批判を浴びているようだ。
オリンピックを控えているから、
思惑はあると思うが。

そのメンバーと日向、影山、牛若が
並んだ表紙のスポーツ雑誌の広告を発見。
ジャパンのユニフォームを着て
暴れ

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最期の一杯

最期の一杯

「末期の水」というのは聞いたことがあるが。

人生最期のワインを探すソムリエがいる。
最期の一杯への想いや味の記憶をたどり
時の階段を降りていく。
ソムリエと主人公、
才能豊かな若い料理人がタッグを組む。
依頼主の夫婦の思い出をたどりながら、
料理を、
ワインを、
サーブしていく。
想い出の味の再現に
夫婦は静かに微笑んでいる。

主人公がワインのイメージを伝えていく。
想い出と味のイメージ化。

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下っ端はつらいよ

下っ端はつらいよ

まんがのストーリーに、欠かせない悪役。
主人公に対して嫌がらせ、裏切り。
策略をめぐらして、徹底的に主人公をいじめる。
しかし、彼らの悲しいバックストーリーに触れると
いつの間にかファンができることも。
悪役としての資質は、並外れた腕力、荒んだ心、
計算高い頭脳、巨大な後ろ盾。
誰も信じることができず自分だけが頼り。
正義に対して立ち向かっていく。
強ければ強いほど、
ずる賢いほど、
往生際が悪く

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甲子園の影の魔物

甲子園の影の魔物

まんがのネタバレがあります。
気になる方は、ここまでにしてくださいね。

長年愛読してきた野球まんが。
当時は珍しかった中学校の野球部の物語。
まんがならではの設定も色々。
中学の部活動は、毎年メンバーが変わる。
それに合わせてまんがもメンバーチェンジ。

高校受験も次のストーリーへの関門。
主人公も高校へ進学。
舞台は、高校野球に。
毎年、中学のメンバーが揃ってきて、
最強のメンバーで甲子園に挑

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ヤツはとんでもないものを盗んでいきました

ヤツはとんでもないものを盗んでいきました

アニメで出会った頃の
声優さんがみなさん鬼籍に入られた。合掌。

いまは、ほとんど見なくなったアニメ。
原作のマンガは、大人向けの雑誌に連載。
たまに読む機会があったものの
他のページの大人のマンガに気恥ずかしさと
いけないもの見てる感が交互に湧き上がっていた。
確か、一話完結で三段落ちのようなラストに笑った。

拳銃使いとは、撃ち合いから繋がる。互いの弾丸がぶつかって足元に落ちる。
勝負がつかな

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メロンフィズ

メロンフィズ

バーには一度だけ行ったことがある。
中学2年生のとき。
珍しく父親が早く帰宅。
テスト勉強をしている私に
「出かけるぞ」
歓楽街から外れたビルの1階。
重そうな扉を開くと
洋酒瓶の壁に圧倒される。
カウンター席に座る。
水割りとメロンフィズで乾杯
バーテンダーさんが
「大きくなったね」
どうやら二回目らしい。
もちろん、記憶にない。

父は隣の人と何やら世間話。
私は、ぼんやりとバーテンダーさんが

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受験生はこれを読め!

受験生はこれを読め!

TーSQUAREのTRUTHをBGMに爆音を上げて疾走するFー1。
古舘伊知郎さんの秒速のアナウンス。
レースのバックストーリーを知らない私は、
派手なシーンばかりを追いかけていた。

いつも読む分厚い月刊誌。
親指で押さえているページが外れて、
不意に出会ったまんが。
カートの話。
こんなレースがあるんだと思いながら
読み進めてハマった。

月一の月刊誌。
読み落とすことも多く、記憶の片隅へ。

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星飛雄馬と水原勇気

星飛雄馬と水原勇気

教員生活37年
色々な名前に出会ってきた。

そして、担任になると1年間呼ぶことになる。

星飛雄馬君は、担任した生徒の兄。
私のクラスの星さんは、
妹だったので明子ではなかった。
水原勇気さんは、
1年生を初めて担当した時の1人。

まんがの影響なのか、偶然なのかはわからない。

まんがの主人公は、本人が望んだ人生は歩めない。
飛雄馬は、有名な大リーグ養成ギブスでがんじがらめ。
のちに致命的な欠

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適合せよ

適合せよ

適合率とかシンクロ率、適性値。
キャラクターと武器やメカと適合する能力らしい。
適合していないと作動すらしないらしい。
逆に数値が100%を超えると
人間の方がオーバーヒートしてしまう。
ファーストガンガムのララァがその能力を使って、
武器を運用したのが初めてか。

エヴァになると人間の方もマシーンに
合わせて作り出していくようになった。

最近見たアニメではシンカリオン。
適性がなければ操縦でき

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