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ガンダムは、ロボットじゃなかった

名古屋発のアニメ。
再放送で火がつき
40年以上時代が進んだり、
舞台が変わったりして続いている。
ロボットを操る人間のドラマ。
主義主張や宗教まで織り込んで、
延々と戦いが続いている。
人類の進化や発展とともに
戦いも止むことなく続いている。

新作アニメを久しぶりに第一話から見た。
目が離せなくなった。
ロボットのパイロットやオペレーター、
メカニックを育成する学校が舞台。
生まれ育ちや貧富が、
学校での地位を決める。
もめごとは、決闘で決着。
決闘前の宣誓。
中世の騎士か、武士の戦いの口上を思い出させる。
10代の若者が、戦争のための道具を
扱う訓練をしている。
主役は女の子。
並外れた能力は、
両親から受け継いだ遺伝子。
そして、デザインされた子ども。

バックストーリーが深く、長くなった。
元々しっかりとキャラクターが
作り込まれているから、
ある程度理解しておかないと
ストーリーを追うのに精一杯になる。

宇宙での人間の覚醒から、
ロボットと人間のシンクロが可能になった。
人間への負担が大きい。
現在でも、音速の戦闘機、F-1カーそのスピードに
人間の限界を超える領域に来ている。
兵器ではなく、人間を手助けするシステムへの移植。

大砲の火薬は、花火の火薬に。
レーダーは、電子レンジの発明に。
無線通信網は、インターネットに。
ミサイル誘導は、GPSに。
軍需品から、
いまの時代になくては
ならないものが
生まれてきた。

願わくば、これからも平和に寄与する
ロボットのまんがを読みたい。


『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 原作 矢立肇、富野由悠季

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