見出し画像

タムタムレッスンの指導スタイルは、カウンセリング時々コーチング時々ティーチング

 非常に興味深いブログを見つけたので、シェアさせて頂きます🍀(._.)

「名選手、必ずしも名監督ならず」未経験者ほど優秀なコーチになれるワケは?

【関連記事、シェア】
「コーチング」は通常の「技術の伝承」とは異なり、相手の「潜在能力を引き出す」「気付きを与える」という役割を持ちます。単に「仕事を教える」のではないという点が大きな特徴です。

スキーのコーチがテニスのレッスンをしたら・・・

さて、このような事例があります。

テニスのレッスンプロが、あるときスキーのインストラクターをしている友人にテニスのコーチを依頼しました。すると、結果は予想以上のものだったのです。

スキーのインストラクターの手法を見てみましょう。

教えるのではなく質問する

このスキーのインストラクターは、テニスの技術については知りません。ただ、このような行動を取ったのです。

彼はテニスの技術については知りませんから、教えるのではなく生徒たちにいろいろな質問をしました。たとえば、テニスのコーチは「ボールを見て」と言いますが、彼は「ボールを見て」とは言わずに、「ボールはどんな回転をしていますか?」と生徒に尋ねました。

その結果、このようなことが起きました。

すると、本来見えない回転を見ようとするため、結果として、生徒はボールをよく見ることになったのです。

もちろんそれ以前も、生徒たちはボールを見ていたつもりです。でも、テニスコーチが要求しているボールの見方とは違うものでした。しかしテニスコーチに、自分が要求している見方と生徒の見方の差を埋める技術がないため、あるいは、そのことにすら気づいていないために、ただ、「ボールを見て」という教え方になってしまうわけです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
…僕は、タムタムランニングクラブをはじめたばかりの頃、子どもたちに、「走り方を教えたい、自分の持っているすべての技術を伝えたい」と言う意識が強く、技術的な指導を多めにしていたと思います。

 でも、途中から、「いや、待てよ…。技術の前にやるべきことがあるよね。」と言うことに氣付きました。下⬇にリストアップしてみました( ・ิω・ิ)

【タムタムレッスンでのアプローチ方法】

①"カウンセリング:選手(または指導者)の不安や悩みに耳を傾け、なりたい自分のイメージをシェアする"

②"自分の現在地を知る:座→立→歩→走と、止まった状態の自分を知る"

③"方向性を見出す:自分の現在地を把握したら、なりたい自分に近づいていくための方法を、選手と一緒に考えてみる。または選手に考えて頂き、小さな成功体験を重ねつつ改善部分を補い、共に成長できるスタイルを築き上げていく。

  スポーツ得意・苦手やおとな・こども関係なく、自分の現在地を知らない方って意外と多いんです。

 それは、自分の姿勢↑のこと、心の状態、身体に力が入りやすい、頭の中のイメージと身体の動きの繋げ方、どうやって走っているか分からない、目標設定方法など…たくさんありますね。

 こういった部分が見える化できると、やるべきことが見えて來るので、かけっこをはじめ、どんなスポーツでも、どんどんたのしくなりますよ(^^)

 最近、小学校体育の授業では、サッカーを行っております。

 5年生の女の子から、「先生、私は幼稚園のときにサッカーを習ってたんですが、インサイドパスが上手くできないんです。どうすれば上手くできるようになりますか?」と言う質問を頂きました。

 僕はまず、その子の身体の動かし方を見たかったので、「ちょっとパスしてみてください」と伝えたら、脚だけでボールをコントロールしていることが分かりました。
 そこで僕は、「サッカーは、基本的に脚を動かすスポーツだから、どうしても脚ばかりに意識が傾きがちになるけど、それだと上半身の動作が疎かになるので、サンドイッチの姿勢作りで上半身(体幹、おへそ周り)に力を加えた状態で脚を動かせば、ボールの芯に力を加えられ、スムーズにパスの動作に繋げやすくなりますよ🍀」とアドバイスしたら…「できたー☻」と大喜びしてました☻

ここで行ったのは、パスの動作をするときの自分の動きチェック(現在地の把握)です。

 自分の動きがわかると、次にやるべきことが見えて來て、つながりが見えて來ると、サッカーはどんどんたのしくなります(^^)

 この4ケ月間、小学校体育の授業では、跳び箱、ハードル、体力アップ(短距離・長距離・鉄棒)、フラッグフットボール、サッカー…と、ほぼ専門外の種目をたくさん経験させて頂き、とっても樂しかったです(^^)小平市、八王子の小学校の皆さん、ありがとうございました。※  小平市の跳び箱授業の記事が、HPに掲載されました。とても嬉しいです。ありがとうございます🍀

 僕が行ってきたサポート方法は主に、担任の先生方や子どもたちに心で寄り添い、不安や悩み、なりたい自分のイメージをシェアし、それぞれのスポーツのときに、子どもたちの動きを見て、見えにくい部分(キレイな姿勢作り、ことば、リラックス、心の持ち方、イメージ、繋げた考え方など…)からアプローチが良いのか、それとも見える部分(スムーズな身体の動かし方やカッコイイ走り方、など…)からアプローチが良いのかを、状況見て判断しながら行わせて頂きました。

 こんなかたちで考えてみると、スポーツはどんどんたのしくなるし、無理なくたのしみながらレベルアップにつながり、サイコーですね(^^)

 これからも、小学校の先生方や指導者の方々、子どもたちや選手に心で寄り添いながら、スポーツや音樂、お勉強、美術…様々な場面で輝けるようなコーチングを行って行きたいと思います(^^)

 コーチング、バンザーイヽ(^o^)丿

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?