テレワークでより社内が見えるようになったかもしれない件
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テレワークでより社内が見えるようになったかもしれない件

林田 保

昨年のイベント「Cybozu Days」でテレワークのつらさを語るセッションがあって、その内容が最近ログミーで公開されました。予想外の反応をいただき驚いています。

それを読んで改めて、「テレワークつらい部分あるなー」と思いつつ、私は「テレワークやってよかったなー」と思ってまして、せっかくなので、その「テレワーク愛」について書いてみます。

テレワークもリアルワークも「それだけ」「やりすぎる」とよくなくて、その人なりのバランスで実施できるといいのだろうな、と思います。そこも、100人100通り。

〇比較的巷にあるテレワークについての一般論

サイボウズ社員も言っていたし、調査などを基にしたネットにある情報でも、テレワークについて次のようなことが言われています。

・テレワークで社員同士の接触が減り、その結果コミュニケーションが減る。
・ビデオ会議以外に他人と話をする機会がない。
・飲み会、イベントなどがなくなり、普段仕事で接する人意外ともコミュニケーションが減った。
などなど。

テレワークでコミュニケーションが減って、得られる情報も減っていると。確かに、メールで会話するって結構難しい、というか、そもそも一件一件開けるのが面倒。読む気がしない。

〇コロナ以前の私のコミュニケーション

私自身は、コロナ前の自分のコミュニケーションを振り返ると、下記のようだったと思います。

これまでは、直接話すことができる範囲の人の情報がメイン
・その他の情報は伝聞
・グループウエアの情報はメンションされたもの中心で、そのほかはあまり見ていなかった。
・ここ数年はあんまり飲み会とかもなかったし、出てなかった。(全員集めて忘年会みたいな企画も、もう10年以上やってません)

要は、知ることのできる情報の範囲は結構狭かったかも(^-^;

〇テレワークでより社内が見えるようになったかもしれない件

社内のメンバーから「テレワークは林田さんにとってどうですか?」と聞かれることがあり、「テレワークになって、個人的には社内が今までより見えるようになった気がする」という話をしました。

個人の所感では、コロナ前よりも社内について知った情報は増えたような気がします。どうしてそう思うのか、自分なりに考えてみました。

〇テレワークで変わったこと

サイボウズでは、テレワークになり、社内のグループウェアに書かれる情報量は約 5 倍に増えたそうです。今まで口頭でやりとりしていたことをグループウェア上でやり取りすることが増えたと思います。

また、自分も含めて、ちょっとしたつぶやきや自分の意見を社内のオープンな場所に書く人も増えました。(自分は、以前は誰かに対する連絡とか相談しかグループウェアには書いてませんでした)

結果として、今まで知らなかった人を知ったり、今まで知らなかった情報を目にすることが増えました。これまでだったら会うこともない他部署の人のつぶやき読んで「へぇー」と思ったり。

家で一人で仕事しているので、だらだらグループウェアの通知を見ている時間も増えました(^-^; もしかしたら、コミュニケーションは減っているものの、得られる情報は増えているかもしれません。だから、特にさみしくはない感じでした。

サイボウズでは年の終わりに、その年、グループウェア上で一番「いいね!」を集めたコメントや人、「いいね!」をした人などを集計してお知らせしてくれますが、私は 2 年連続で「一番いろいろな(関係ない)場所に行っていろいろな人に「いいね!」した人、となりました。

仕事に関係あっても無くても、いろいろなひとのつぶやきに「いいね!」したらしいです(^-^;

〇社内のグループウェアを見てて思うこと

正直なところ、サイボウズのグループウェア上では、仕事とは何の関係もない情報もとても多いと思います。が、自分はとてもそれが気に入っています。

なぜだろうか、と考えると、結構、飲み会だったり喫煙所だったり、何気ないざつだんで話される情報がグループウェア上に多いように思うからです。業務をする上で役に立つわけではないが、その人の人となりを知ったり、普段自分から出会うことのない情報に出会うことができるからです。

少なくとも分報がなければ Travis Japan とか知ることなかったし(そこか、というのはありますが)今まで伝聞でしか知りえない情報が、じかに書いてあって結構お得な気がします。

〇その昔、飲み会で何話をしてたっけ?

飲み会は単に仕事の話をする、ということだけでなく、業務時間外、ということもあり、仕事以外の趣味や家族の話をしたり、いろいろな話題が出てきます。

で、昭和的なマネージャーの観点だと、飲み会、という名の情報収集、特に若い人が何考えているとか、どんなものが流行りだとか、そんな情報収集の機会ととらえていたように思います。

今のサイボウズは、どんな話題もごっちゃにグループウェアに上がってきます。考えようによっては、昔も今も社員の人とは業務の話もそうでない話もしている、という意味では飲み会でやっていることはそんなに変わらないような気もします。

〇テレワークでやるべきこと

結局のところ、リアルワークか、テレワークか、という話ではなくて、比較的自由に話ができる場をどこに作るのか?というのが重要になります。

グループウエアを業務システムの一環としてとらえると仕事以外のことを書いてはいけないような気もしますが、バーチャルオフィスと捉えるとグループウェア上は比較的自由になんでも書いていい状態にしておいていい気がします。社内SNS的な使い方として。

個人的には、会社のメンバーとだけ半強制的に飲み会するんだったら、別に時間とお金と使って飲み会やらなくても、グループウェア上に適当に書いてもらって、眺めるみたいな感じで全然いいんじゃないかと思います。

〇だがしかし

グループウェア上で、業務以外の話は、みんなが書くわけでもない。書きたいわけでもない。ゆえに強制もしないしできないと思います。それでいいと思います。リアルの会話も同様ですし。

&私個人は、イベントもそれはそれで好きです。たまにはワーッと盛り上がりたいです。

グループウエアで好きに書くと同時に、イベントなどもうまく両方できるとよさそうに思います。

リアルに集まったとしても、実際に会話できるのは10~20人くらいかもしれない、と思うと、あまり大掛かりな集まりや飲み会ではなくて、小さ目な集まりをぽつぽつやるのがよいかもしれませんね。

おわります。


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林田 保
サイボウズ株式会社のビジネスマーケティング本部の本部長をしています。自由すぎるマーケの人達が仕事しやすくなるようサポートするのがメインのお仕事です。マーケの話というよりは、チームやキャリアの話を書いていきます。