バッドエンドには、つづきがある
30歳でCMの企画を書く仕事を始めたのですが、その仕事を始めて1年半ほど経った頃、チャンスが回ってきました。
当時、わたしは、結構ひどい生活をしていました。週に20から30本ほど企画案を書きながら、夕方から深夜までダラダラと打合せして、深夜25時から接待で飲みにいく。始発前にタクシーに乗って帰宅し、昼前に起き、企画案を練ってから昼過ぎに出社して、夜の打合せに備えて企画書作成と資料収集をする。まだ業界のことをよくわかっていなかったので、いつかはこんな生活も終わると希望を抱いて