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バーチャルと!びじねす(後編:ユーザーエコノミー編)

この三連休、ヴァーチャル世界のビジネスについて考えてます。一昨日は企業について、昨日はアバター周りについてでしたが、今日はユーザーエコノミーって観点で綴っていきます📒

今のヴァーチャル世界って初回の企業編でもちょっと触れたけど、企業はまだまだ実験的で、その主力はユーザーだと思います。ユーザーがいろいろと試したことを企業が見て新たなサービスとして提供して反応を見るということを繰り返している段階。時代がそうなっているということもあるけれど、企業がレールを敷いてユーザーがその上を歩くという時代でもなくなってきているのも事実だと思います。だから、国や企業がヴァーチャル世界に大手を振って入ってくるのが、実はあまり好まれていないようにも感じられます。特に、アバターに関しては、「ユーザーの一人であるクリエイターが創ったから買いたい!」と言うのがあって、企業が創ったものはあんまり請けいられないなぁという感じがしています。それも、企業がこの世界に出にくい一つの要因になっているんじゃないかなって😃

わたしも、知り合いだからアバターお迎えしたところある。

さて、アバターが購入されることが一般化しつつある一方で、なかなか難しいのが、ワールド。ワールド制作者さんが素晴らしいワールドをたくさん作っていますけど、基本ワールドへ行くことはタダなので、制作者さんへ還元する仕組みがあまりない状態だと思っています💡
一方で、ワールドを作る時に必要なアセットはクリエイターさんがいてUnitySotreやBoothで販売されているので一応マネタイズと言うのはできるわけですが・・・・ワールド自体がマネタイズされているかと言うと結構難しい。あと、今のワールドづくりはキュレーション的な部分も多くあるよね。手に入れたアセットを使って、Unityでどう表現するかの技術が必要でこれを身に着けるのって個人的なセンス+経験なので、職人ですよねやっぱり⚒️

ワールド販売と言うと、一部の有名ワールドではクリエイターさんが組んで、支援してくれた人たちに、ワールドの基本アセットセットをプレゼントと言うものもありますし、Clusterなんかは、企業からの案件をCluster上で登録してくれた力あるクリエイターさんに発注するという流れにも取り組んでいるみたい。

Clsuterの企業コラボ

ITの世界あるあるで、特定の技術に長けた人って不足しがちになるから、クリエイターさんとの共存という道をこうやって模索しているんだろうなーって思う。

今回「びじねす」というテーマを扱ったのは、まだまだヴァーチャル空間は新しい世界。今はプラットフォームと言われている企業が自費(投資家から集めたお金を含めてね)で何とか運営している段階で、ユーザーは基本的には無料で遊べてしまう。ただ、これっていつまでも続くものではなくて、プラットフォーム側はどこかで利益を生まないとこの世界自体を存続させるのが難しくなっていってしまう💸

ユーザーもね、これが単なる時間を使うだけの場で終わってしまうといずれ離れてて行ってしまう。そんな時に、この世界を継続していくための燃料としてやっぱりマネタイズと言うことは重要になってくるよね。
「お金」=「汚い」という意見もあるけれど、どうしてもこれは現実
あと、これだけの世界が展開されていて、そこで汗かいている人々に対しての恩返しも必要と言うこと。で、今回取り上げてみたわけです。先日こう考えているときにちょっと見つけたのが記事で、「いずれ必ず使われるようになるんだけど、どうしたらいいのかがまだわかっていない」のが今なんだとあって、「あぁそうだよね」って思いました🪄

この時にちょっと思い浮かべるのが、できる人ができない人のために仕事をしてあげてその対価をいただく。この循環がいまのユーザーエコノミーだと思います。

ただ、ユーザーはみんな一般人なので、そんなに高いものを生まれにくくて、どうしてもその規模が大きくなりにくいのも課題かな。そのために、今のプラットフォームは同規模を大きくするところを支援できるのかってことに汗をかいているんだと思う。

今は、まだ興味のある人がヴァーチャル空間を作って実験している段階だけど、今後ヴァーチャル空間を一般の人がフツーに使うときがどういう風に使われるのかなってところをゴールにおいて考えると、何かしらの答えが見つかるのかもしれませんね。

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