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第6夜:パパ活と妄想と陰謀論、そして陰謀▲▲▼

1.はじめに

第5夜で挙げたのは目黒川の夜桜でした。夜桜の前でマスクを外すと、桜のいい匂いがして幸せでした。

その帰りの道中、わたしは見てしまった…。

タクシーに乗り込む若い女性(20代前半くらい?)、手をふる男性(少なくとも40代以上で、60代近くかな?)

これがPPKT(パパ活)であると…。


そんなタイムリーな状況下で、以下の記事を見つけました。この記事に対して何かを考えることが面白いと思うので、ぜひやってみてください。

ちなみに、男はやっぱり心底クズだ、とか、女性はやっぱり金が好きだからしょうがないよね、とか、裏切られた女性は可愛そう、とかそんな表面上の側面だけでこれは捉えないで欲しいのがわたしの思いです。

※この物語はフィクション……だったら良いなと私も思っています。

↑こう書いてあるからフィクション、と捉えてもいいかな😅


2.概要

記事のほうが詳しく書いてあるので、以下の内容は読み飛ばしても全然良いです。

モテない男性の性というのはとても悲しいものです…。そして、可愛い女性というのはいつの時代も得するように見えています。うぅ、可愛い女性、わたしもなりたかったわ…😥

さてこの記事の登場人物は、40代で事業に成功してお金をたくさん持った男性と、20代の大学生の若い女性だそうです。

前者はパパ活で女性に対して復讐を果たそうとしています。この復讐の正当性や背景は気にしなくても良いです。わたしが取り上げたいのはそこから見られる結果になります。

記事を引用しつつ紹介しますが、前者の男性は以下を条件にして後者の女性のパパになるそうです。

【パパになるための条件】
1. 大学生であること
2. 比較的きちんとした東京の大学に通っていること
3. 極端に擦れていないこと
4. 一人暮らしであること
5. 地方出身であること
6. 美味しいものが好きであること
7. 一般のアルバイトをしていること
8. そこそこ可愛い ← わたしもなりたかったなぁ…うぅ…。(標準体型だから許して)

記事にも取り上げられているとおり、上記はなんら不思議な条件ではありません。

「パパ活」と聞けば必ず男性はこう言うでしょう。

「援助交際を言い換えたものだろ」と。

ですが、このパパの目的は「性交渉」ではなくそれがゴールでは無いため、「性交渉」そのものは一切要求しませんでした。

ただ、美味しいものを一緒に食事する。その報酬としてお金を渡す。欲しい物を何でも渡す。どこか海外に行きたいときは海外にも連れて行ったりもしたとのこと。

男性の人って、こういうイメージ強いですよね、どうしても😅

上記に関しては、ノーコメントで(笑)

もちろんこんなイメージが強いからこそ、このパパに関して何も危険視しないで済むのでは無いかと、考えてしまうわけです。なんなら、彼氏がいたところでパパにとっては痛くも痒くも無いのです。


「だが、陰謀はいつもわたしたちの隣で笑っている」

そんなことを切原直也はよく口にしていたっけな。確か。崩落はある日突然やってくる。


一見、皆どうせ謙虚にやるのでは無いか?と考えるかもしれない。ですが、こうした生活を本来悪意が無いような人が繰り返していくうちに、感覚が麻痺していくのもまた必然と考えられます。

大金が入って、豊かな暮らしをするようになる。贅沢を覚えたらその後も贅沢を行う。不自由の無い生活だ。仮に援助が無くなっても、また元の生活に戻れば良いと。

そんなことを味わったことが無いのでわたしには何とも言えませんが、不動産屋さんではよくこんなことを口にしていました。

「部屋の広さとかも元の生活水準よりも落とすのは中々厳しいという人が多数いますよ」と。

わたしもこのセリフにはとてもしっくり来た覚えがあります。パパ活で援助を受けていた女性も同じかもしれませんね。

さて、その後、パパ活女子はどうなるのでしょうか。記事によると、汗水を垂らして働けない、色んな感覚が狂ってしまったそうです。生活レベルは下げられないので、その後は風俗で働く、というオチでした。


前段が長くなってしまったね。ここからがわたしの言いたいことになります。


3.都合の良いパパの正体は支配者

この記事を見て、金持ち男性はサイコパスじゃん、とか、釣られちゃう女性は自業自得だろ、とかそんなことを言い合う必要は全く無いです。

ましてや、モテない男の妄想だろとか、やっぱり男尊女卑ガーなんて、いう的はずれな指摘をしないでいただきたいものです。前者なんかはまさに、「陰謀論」そのものですよ(笑)

わたしにとってこのゲームの勝敗は以下のように決すると考えました。

まずはパパ側から。

【パパ側の勝利条件】
・ パパ活女子が勝手に闇堕ち(風俗に手を出す)してくれること

【パパ側の敗北条件】
・ パパ活女子が目を覚まし、謙虚な生活に完全に戻ること

一方、パパ活女子の勝利条件は明白です。不労所得でパパからたくさんの甘い汁を吸わせてもらうことです。したがって、敗北条件(死)だけを記載します。

【パパ活女子の敗北条件】
・ 本命じゃない男(パパ含む)からの「性交渉」に応じてしまうこと


上記条件を踏まえると、パパは決して負けません。お金が許す限り甘い汁をとにかく吸わせれば良いのだから。また、「性交渉」も一切目的にしていないのだから。一般人にとっての大金は、権力者にとってのチップのようなものです。

パパの目に見えない悪意なんて、全く見えないのです。

むしろパパ活女子からしてみたらパパの行為は、「慈善家」そのものです。わたしたちがよいしょしてきたであろう慈善家のような…。




長くなりましたが何が言いたいか。それは……




パパは支配者、パパ活女子はわたしたち日本人そのものでは無いのでしょうか。


パパ活女子も元々は時給1000円のアルバイトで汗水を垂らして働くことができるくらいの謙虚な生活ができていました。日本人だって過去には便利なものがなくても裕福に暮らせていましたが今はどうでしょうか。手元にはスマホがあり、便利なものをいとも簡単に享受できた状態になっています。スマホからは電磁波が出ていると聞いても、その便利さからは抜け出すことなんてできないでしょう。
この記事で出てくるパパ活女子は青春時代を奪われていると表現されていました。わたしたちはスマホという便利なものから出ている電磁波によって健康を害されているかもしれませんが、最終的な死は訪れていないため、これを手放すことは恐らくまだしないでしょう。逆に今の時代では手放すことそのものが死に近い状態にもなりつつあります。生活のインフラとして浸透してきてしまいました。しかしながら、スマホは人々の能力を著しく下げてしまうと書籍にもあります。


この記事(この記事だけですよ??)では、パパ活女子と日本人と捉えます。

パパ活女子はパパから青春時代時代と価値観を、日本人は権力者から能力やら価値観を奪われてしまった、その側面とよく似ているのではないかと、考えています。

便利なものには必ず何か裏があり、その悪意に気づかないように仕向けられているということを。



正直このパパ活関連の記事を見て、支配者から見たわたしたち(家畜)のような構図と似ていると思い、正直怖かったですコワイヨー🥶

あと、男尊女卑ガーって叫んでいる側面があるとしたら、マスメディアが見せている本質から逸れた批判と構図が似ているような気もしました。

そして…

これをモテない男の妄想止まりにして良いのでしょうか。まるでそれは、どこかから出ている悪事に対して、「陰謀論だろ?」と決めつけるようなものにどこか似ていないでしょうか。



以上のことから、パパ活女子を狙ったパパの行為は、姿や形は違えど、人々が本来持っていた能力を叩き潰すための陰謀の一つと考えました。


「だが、陰謀はいつもわたしたちの隣で笑っている」


耳触りの良い話や言葉、恩恵に対しては、必ずどこかで危機感みたいなものを持つべきと考えます。

そう、第5夜で取り上げた「直感」を大切にね。

全てが奪われてからでは、もう遅いのだから。


4. 余談

都内だとこんなトラックが走っていてうるさいんですよね…orz


毎回目にお金を書いていて、若干失礼なトラックだよなぁ、と思いつつ。VANILLAってどういう意味だよと思ったら…

ALL in AV(みんなAV堕ち)

あの、なんだろ、「逆から見ろ!!」って言葉、めっちゃ大事なのでは、と思っちゃった今日このごろでした。ハハハ

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