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ウィザードリィのゲーム紹介

ジャンル RPG

制作会社  アスキー

対応機種  ファミコン

ゲームの概要


ウィザードリィは、ファミコンに移植される前から、パソコンでプレーできるRPGゲームとして、外国でヒットしていたのを、日本のゲーム会社が、販売権を買い取って、ファミコン用に移植して日本で販売したゲームである。

内容の紹介

本格派のダンジョン探索型のRPGで、ゲームのシステムは6人パーティではあるが、ドラゴンクエストによく似ている。それはドラゴンクエストが、ウィザードリィを参考にして、戦闘場面などを作っていてゲーム性の面白い部分はかなりの割合でウィザードリィと一致している。

ウィザードリィーはドラゴンクエストのような、話を盛り上げるようなシナリオは無いが、ゲーム性はドラクエよりも深い要素があってキャラクターの死に関する部分はかなりシビアに作られている。

例えば、キャラクターのHPが0になって死亡状態になったとき、自分達で蘇生の魔法をかけたり、教会で生き返らせてもらったときに、かなりの確率で、灰になってしまう。灰になったキャラクタ―も蘇生の魔法や教会で復活させることは可能であるが、これも失敗する可能性があり、失敗するとロストの状態になり、事実上キャラクターは消滅してしまう。

他にも、プレーヤーが引き連れた、パーティが全滅した場合、そのパーティは死んだ状態のままダンジョンの中に取り残される、プレーヤーは新しくキャラクターを作って、ダンジョンを探索できるまでレベルを上げて、パーティが全滅したところまでいって、探さないといけない。

戦闘が終わった後に、宝箱が残してあってその宝箱に罠が仕掛けてあって、その罠を外さずに、テレポーターでランダムな場所に吹き飛ばされることがあり、たまたまそこが石の中にいる場合、「いしのなかにいる!」という表示と共に、パーティーが全滅して回収不可能な状態になってしまうことがある。これは自分達の移動の魔法で、ランダムに飛ばそうとしたときも起こることがあるので気を付けなくてはいけない要素である。

本作品には年齢のステータスが有って、体力回復のために安い宿ばかり利用していると、年齢が直ぐに高齢になってしまい、そうするとパラメーターの上昇にも影響が有って、思ったようにキャラクターが成長しなかったり、
蘇生の魔法で失敗して灰になりやすくなってしまう。だからといって、高い宿に泊まると、お金があっという間に消費してしまうので、宿泊と回復魔法を上手に使い分けないといけない。

キャラクターの性格の振り分けが有って、善の性格でないとなれない職業があったり、悪でないとなれない職業があったりする。本作品で最強の職業である忍者は悪の性格でないとなることができない。転職も自由にできるシステムになっていて、魔法は覚えたものは転職後も使えるようになっている。

ラスボスを倒した後も、そのままプレーを続けることが可能で、隠しキャラもたくさん用意されていて、キャラクターのパラメーターを戦闘を積み重ねることで向上させていって、自分好みのキャラクターに鍛えこむという楽しみ方もあります。

武器等のアイテムも、最初に商店で売られているアイテムはとても限られたもので、購入の画面は、空白の部分が多くを占めていて、敵との戦闘後の宝箱で発見したアイテムで目新しいものが手に入り、それを商店で鑑定してもらって売ることで、空白の部分が埋められるようになっている。アイテムを捜し歩くのもウィーザードリィの楽しみ方の一つになっている。

敵の攻撃の他のRPGよりも厳しい内容のものが多い。特に忍者や悪魔タイプの敵キャラが仕掛けてくる、「首をはねられた!」というものは一撃でキャラクターが死んでしまう危ない攻撃である。

それ以外にマーフィーズゴーストのような、不気味系のモンスターが頻発してくる、「レベルドレイン」という特殊攻撃もとても厄介なもので、キャラクターは経験値を吸い取られて一瞬でレベルが下がってしまって、戦闘後にも元に戻らずに、レベル上げをやり直さないといけなくなる。

総括

以上のように、ウィザードリィ―は、ドラゴンクエストよりも、プレーに緊張感を伴うような内容になっています。ドラクエのような、こだわったシナリオが無い分、ゲームの自由度が高くて、自分が好きな遊び方を選べるようになっています。


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