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邪聖剣ネクロマンサーのゲーム内容の紹介

ジャンル RPG

制作会社 ハドソン

対応機種  PCエンジン

ゲームの概要

邪聖剣ネクロマンサーは本格派のホラーテイストのRPGで当時は独特のCMが放送されて、人気を博していました。PCエンジンが新しいゲーム機として普及し始めていたころの作品で、リアルで不気味なモンスターが血しぶきをあげて死んでいくという、怖い感じがするゲームでした。

ゲーム内容は、とても個性が強くて中身が濃いゲームという印象です。今いる地方から、隣の地方に移動する時に、敵キャラクターの強さが大幅に変わって、最強装備でしっかり準備していったのに、次の地方ではいきなり全滅
しそうになったりといった部分が、RPGに慣れていない人にとっては設定が難しすぎて、諦めてしまうようなところが有りました。

キャラクターを育てて強くなって、たまたま探索していたら、新しく洞窟が見つかり、洞窟にはなにか重要なアイテムが落ちているかもしれないと思って、洞窟の中を探索しても、何も見つからなかったりすることがありました。

パーティーは3人編成で、5人の中から2人を選ぶようになっているのですが、全員がとても個性的で、とても力が強いけれど、動きが遅かったり、とても速いけれど、逃げ足も速かったりする人もいる。

攻撃の魔法が得意なキャラクターとか、 守備の魔法が得意なキャラクターがいたり、最初選んだときはほとんど足手まといだったのが、終盤になるにつれて、飛躍的に強くなって、主人公と遜色がない実力になるキャラクターもいます。

このゲームは、1人は魔法を使えたほうがいいし、戦士のキャラはダメージを与えるのは優れていますが、動作が遅すぎて足手まといになる部分が多くて、あまりパーティーに加えるのは勧められないです。

大器晩成のキャラは終盤はとても使える人ですが、このゲーム自体に慣れていない人が選ぶと、一気に難易度が上がってしまいます。

素早いキャラクターは、相手に殺されたり、逃げることを繰り返していると、臆病ですぐに逃げ去ってしまう、役に立たたない人になってしまいます。

他にもゲームを再開するときのパスワードがとても長かったりして、間違えやすかったり、街の住人に話しかけると、いきなり強いモンスターとの戦闘に切り替わったりすることがあったり、強力な武器が入手できても、最初はさび付いていて、能力を覚醒させる必要があったり、強力な武器がノーヒントの分かりにくい場所に落ちてあったりします。

不親切で難しい一面があるゲームですが、音楽やゲーム性はクオリティーが高くて、根強いファンはいるゲームです。


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