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形見の着物を日傘に。「着られない」でも「捨てられない」を形を変えて「使える」にする方法

今日はうれしい日。

完成した日傘を、ようやくお客さまに手渡しできた♡

ご依頼を頂いてから、数か月も経ってしまったけれど(汗)

とても可愛く仕上がったので、早くお披露目したかったのだ。

ってことで、早速今日はその着物日傘をご紹介。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇

お母さまの形見の付け下げ。

白地にお花柄が、繊細で素敵。

元々淡い水色の着物だったけれど、褪色してしまったのだそうで。

「やっぱりこれは着られないなぁ」と思われたけれど捨てられず、そのまま保管しておいた着物。

お母さまの形見でもあるので、リメイク出来たらなぁと思い、このたびご依頼してくださった。

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(画像をお借りしました)



たくさんのお花をできるだけ生かしたくて、試行錯誤しながらの柄合わせ。

できれば裏地の優しいピンク色も使いたい。

柄の部分は、どうしてもカットしなければならない部分を除き、全部使ったらこうなった。

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竹製の持ち手と白木の木棒が、着物のテイストといい感じにマッチした(自画自賛)。

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白のUVカット接着芯を内側に付けている。

この内側からうっすらと模様が透ける雰囲気が、また好きだ。

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優しくて、ロマンチックなテイストが、お客さまの醸し出す雰囲気とも、いい感じに合っていた。

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◇ ◇ ◇ ◇ ◇

通常は、メールでのやり取り。

完成したお品も郵送。

だから、仕上がった日傘を受け取るお客さまのリアクションを、間近で見られることはない。

でも、今回はお客さまのご希望で、対面受け渡しになりました(アトリエ最寄りのカフェにて)。

対面だと、お顔を見ながらお話ができるので、よりうれしい。

なお、お客さまがご希望されるならば、アトリエに来ていただいての対面でのお受け渡しも可能です!(緊急事態宣言下を除く)

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アトリエまでお越し頂く際は、十分に換気をしたリビングにて、感染防止対策をしてお待ちしています。




ではでは、また。

ここまで読んでくれてありがとう♡

Tammy

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