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着物をリメイクして日傘を作る作家の活動記録

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着物リメイク日傘作家としての日々の活動記録や作品に込めた想いなどをまとめています。
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#リメイク

イベント出店のお知らせ☆

ご無沙汰しています! noteで投稿するのが久しぶりすぎて、仕様があれこれ変わって、もはや浦島太郎状態だけど…(苦笑) 実は超・超・超久しぶりにイベント出店をすることになりました。 奈良で作品展をしたのが2019年の秋だから、人前に出没すること自体が4年ぶりぐらい!? 実は思いもよらない方から、少し前に出店のお誘いがありまして。 返事をどうしようか悩みに悩んで。 結論としては、こういうのもたまにはいいかなぁと思って、思い切って出店参加することにしました(あんまりら

日傘の出番はいつから?気になるお肌の紫外線対策について

毎年この時期から暖かくなる春にかけて、だんだんとソワソワ(というかムズムズ!?)してくるんです。 その訳は、「春先の花粉症対策を、今年こそ早めに何とかできないかなぁ!」と思うから。 時期で言うと2月に入ったあたりから、花粉症関連のCMがだんだんと放送され始めますよね。 私は花粉症のCMを見ると、条件反射で「そろそろ日傘の出番だな!」と思うようにもなりました。 今日は、その花粉症の話題ではなくて、日傘についてのお話です。 日傘を差し始める時期・タイミング・目安について

思い出のウエディングドレスが日傘に。10年分の感謝とこれからのことをお話します。

前回noteでちゃんと記事を書いたのはいつだっけ? 振り返ってみたら、なんと4ヶ月も前だった。 その間、自分からの発信どころか、他の方の記事すらほとんど読んでいなくて。 え?色々と仕様も変わってる? まるで浦島太郎状態だわ。 そんな訳で、どうやって書けばいいのかも手探り状態だけど。 今日は近況報告も兼ねて、最近作った日傘のこと、そして現在考えているこれからのことなんかを話していこうかと。 :+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+

幸せの数珠つなぎ。ウエディングドレスで繋がるご縁が再来!

今日はこの話題についてお話していきます。 :+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:・:+: ウエディングドレスへのこだわりさて、ウエディングドレスを着たいと思ったら、まずどんなことを考えますか? もう10数年も前のことになりますが、自分のケースを思い返してみると、「どんなドレスを着たいかな?」というざっくりとしたイメージから始まって。 お式の準備が進むにつれて、どんどん具体的になっていきました

幸せホルモンを増やすのに「リカ活」をオススメする訳

最初にリカ活デビューの話をしてから、気がついたら3ヶ月も経っていた。 あれから1ヶ月は、家族が引くほどリカちゃん沼にどっぷりと浸かってた。 で、年が明けて2022年の始まり。 思いもよらず、お問い合わせを色んな方面から頂いたり、色々と新件で準備をしたりしていたら、リカ活に充てる時間が全然無くなってしまい。 そのうち、リカ沼から抜け出してしまったのか、すっかり興味が失せてしまった。 が、あることがきっかけで、もう1度リカちゃん沼に片足を突っ込むことになった。 それが

幸せの記憶♡ウエディングドレスを日傘にリメイク

昨年末、お問い合わせを経てオーダーを頂いていたウエディングドレスから日傘へのリメイク制作。 ようやく完成しましたー! 元はこんな素敵なドレスだったのです。 ドレス全体にちりばめられた繊細な花模様の刺繍レース。 光に当たると、ビーズがキラキラと反射して、とても綺麗でした。 そして、背面の大きなおリボンが印象的。 日傘にリメイクするにあたって1番頭を悩ませたのは、このリボンの部分をどう生かすかということ。 さすがにリボンは大きすぎて、そのまま日傘には付けられないので

アップサイクルはひと手間の魔法!30年分の思い出と共に生まれ変わった姿をお届けします。

2022年という新しい年が始まって数日のこと。 1通のお問い合わせを頂いた。 「スカートをバッグにリメイクなさった記事を読んで、メール差し上げました。 私も思い出のあるスカート(元はワンピースだったものをスカートにして30年近く活躍したもの)がついに限界で、もう洋服としては使えなさそうなので、次はバッグにしたいと思っていたところでした。 裁縫は大の苦手で、自分では絶対できません。 頭にあったデザインが、ちょうどこのサイトでみつかりメールさせていただきました。 日傘

【FAQ】思い出のウエディングドレスをリメイクで日傘にできますか?

リメイク作家の活動は、私のライフワーク。 けれど、最近は自分から全然アナウンスしていないのもあって。 「日傘のオーダーメイド制作は、現在もしていますか?」という生存確認のようなお問い合わせを時々いただくことも(汗)。 はい、今も受付はしていますし、ご希望があれば喜んでお作りします! 依頼者の心に寄り添う日傘のオーダーメイド制作は、私のリメイク作家活動のより拠であり、本望でもあるので。 ただ現在は複業中の身のため、すみませんが、納期は最短で2か月ほど頂いています。

同業他社とライバルは似て非なるものなり!

昨夕の日経新聞の一面にドーンとこんな記事があった。 不用品再生 宝生み出す 漂着ボトルや着物 変身  「アップサイクル」脚光 ビジネスの芽に その記事には、着物日傘を差した女性の姿もあり。 その記事を見て、オットが悔しそうにこう言った。 「おい!ライバルに先越されたぞ!同業他社では、ビジネスモデルがもう出来上がってるぞ。」 確かに同業他社なんだけどオットは、私の気持ちを推し量って同情してくれたのかもしれない。 けれど、まったくもって私はその言葉がけにピンと来

海外コンペにエントリーすることで気づいた大事なこと

少し前に海外の国際アートコンペに、人生初めての参加エントリーをしてみたという話をした。 その後、2つ目の海外コンペにエントリーすることに決めた。 今回応募するコンペの開催国は、Luxembourg(ルクセンブルク)。 「ルクセンブルク」って最初に聞いて、正直どこにあるのか、すぐにわからなくて。 多分ヨーロッパのベルギーとか、オランダの近くの国かな? そんなざっくりした認識。 調べてみると、フランス、ベルギー、ドイツに囲まれた小国だそうで。 私のざっくり理解も当た

アンティーク着物で作品とのアート撮りしてきたよ

いつか1度やってみたかったこと。 それは、アンティーク着物を着て、おしゃれして、作品の着物日傘と一緒に撮ってもらうこと。 それがようやく叶った。 普段はナチュラルメイクという名の、ほぼほぼすっぴん。 ファンデーション塗って、アイシャドーちょっと塗って、アイライン引いて、まゆげちょっとだけ整えて、はい終了。 奥二重だから(?)マスカラしたくても、まぶた挟むし… すぐにパンダ目になるし…で、私の眼には無理だと諦めた。 口紅も塗らないし、ネイルもしない人(省エネ?)。

「模倣」と「創造」

先日1件の問い合わせがあった。 内容としては「日傘の作り方を教えてほしいが、今後レッスンの予定はあるか?」というものだった。 数年前まで、日傘制作と並行して、日傘づくりのレッスンを不定期でリクエスト開催していた。 今は新規申し込みを一旦休止しているという状況。 ◇ ◇ ◇ ◇ 私は、昔から人に何かを教えることは好きだった。 だから数年前であれば、「もちろんいいですよー!」と快諾していたけれど、今回は早々にお断りした。 断った理由の2つは、お問い合わせ頂いた方にそ

最近作った着物日傘のご紹介

リメイク作家としての私の仕事は、主にお客さまからオーダーを受けて、日傘をお作りすること。 1番多いのは、着物を素材としてリメイクで日傘を制作するケース。 その着物は、お祖母さまお母さまと3世代に渡って受け継いでこられた小紋の着物でだったり、ご自身が成人式で着られた振袖だったり。 着物が大好きだった亡きご家族の形見の着物を、「形見分け」という形で、10数本の制作依頼をお受けしたこともある。 そんなオーダーの中から、今回は最近オーダーを受けて作った3本をご紹介したい。

海外の国際アートコンペに初チャレンジします!

先日、海外で開催される国際アートコンペに、人生初めての参加エントリーをしてみた。 初チャレンジだったので、色々手間取ったけれど、なんとかエントリー完了。 英語がそれほど得意ではない私にとっては、無事エントリーできたことがまずうれしくて。 今日は試行錯誤でコンペ参加に至ったその経緯について、ここでシェアしていこうと思う。 知識経験共にゼロから初個展を開くまで私の夢は、50歳までにフランスのパリで、着物日傘の個展を開くこと。 今でこそ、そんな大きな夢をここで公言できてい