海外コンペにエントリーすることで気づいた大事なこと
少し前に海外の国際アートコンペに、人生初めての参加エントリーをしてみたという話をした。
その後、2つ目の海外コンペにエントリーすることに決めた。
今回応募するコンペの開催国は、Luxembourg(ルクセンブルク)。
「ルクセンブルク」って最初に聞いて、正直どこにあるのか、すぐにわからなくて。
多分ヨーロッパのベルギーとか、オランダの近くの国かな?
そんなざっくりした認識。
調べてみると、フランス、ベルギー、ドイツに囲まれた小国だそうで。
私のざっくり理解も当たらずも遠からずか。
そんな調子なので、当然のことながら、開催国がどんな雰囲気の国なのかすらわからない。
でも、プロ・アマチュア、年齢、国籍を問わず、才能豊かな芸術家を発掘することを目的としている国際賞だということ。
だったら、私にも受賞のチャンスがあるということ!
最終デッドラインは、2021年9月末日。
ただし、それまでに3クールに分かれていて、それぞれのクールから8名ずつを選出し、ノミネートされた合計24人から大賞を選ぶとのこと。
最初にこのコンペを知ったのが、6月24日(木)。
2クール目の締め切り日が、6月30日(水)。
コンペにエントリーしようと制作中の作品は、8割方仕上がっていた。
こういうとき、どっちを選ぶか?
急いで仕上げて、2クール目のエントリーに間に合わせるか?
それとも
じっくり考えて、最終の3クール目でエントリーするか?
ちなみに、エントリーに必要な情報は、エントリー完了後も9月30日のデッドラインまで何度でも改変OKだそうで。
その時の状況にもよるけど、私は多少無理してでも、早くエントリーしちゃうタイプ。
なぜって、物事を決める時とか行動する時って、「勢い」とか「流れ」がすごく大事な時もあると思うのね。
自分の中にあるエネルギーも、作品に乗っかってくる。
「よし!やってみよう!」ってエネルギーがどんどん大きく力強くなっている。
そんな「旬」の時に動いた方が、結果として伝えたい相手に想いが伝わるような気がして。
という訳で、制作途中の作品を急ピッチで仕上げた後、作品撮影をして、提出書類を書き上げた。
実は1番大変だったのが、提出書類を書き上げること。
あまりよくわからないまま、「やりたい!」だけで動いたから、他のコンテストと比べた訳じゃないけど、とにかく書く項目が多い。
作品の詳細説明だけじゃなく、アーティストのプロフィールも細かく書く必要があって。
プロフィールの中でも1番手こずったのが、「芸術家としてのキャリア」。
私の芸術家としてのキャリアって何?
そもそも私は、「自分のことを芸術家って名乗ってもいいんでしょうか?」ってところで長いことモヤモヤしてて。
もちろん芸術家というのは、試験を受けてなるものでも、学校に行ったらなれるものでもない。
芸術家になるのに、誰かに許可を取らなくてもいい。
要は自分で名乗れば、その瞬間にはもう芸術家、アーティストな訳で。
だったら堂々と名乗ればいいやん!
なんだけど、きっと私は誰かに「あなたは芸術家だよね」って言ってほしかったんだな。
今回のコンペにエントリーする理由が、まさにそれだと気づいた。
私は第三者に、「あなたの作品は芸術作品です」って認めてほしかった。
とはいえエントリー書類に、「私は芸術家になりたいんです。」とはさすがに書けないので(笑)
色々考えて、芸術家のキャリアのところには、
① 着物リメイク日傘を、いつから作っているのか(キャリア)
② なぜ私は着物リメイク日傘を作るようになったのか(制作の目的)
③ 着物リメイク日傘をどうして作り続けるのかの想いの部分(意図)
この3つの点を、極力わかりやすく、シンプルに書いた(つもり)。
そして、何とか2クール目の締め切りである6月末日までに、エントリーが完了した。
やればできる子(笑)
ちなみに今回応募したのは、「Luxembourg Art Prize」というコンテスト。
今回はすべてオンライン応募のみとなるそう。
基本は英語表記だけど、日本語設定も可能。
エントリーの記載事項も、日本語設定だと日本語で書くの。
でも、審査員は日本人じゃない。
「だったら、どうやって、誰が私の書いた説明を読んでくれるのだろうか??」とか色々わからないことも結構多い。
でも、そんなこと考えたところで、私がコントロールできることでもない。
そして、芸術に国境はないはずだ!
1次選考の結果がわかるのは、今年の11月1日。
そして、ファイナリストから受賞者が決まるのが、同年12月1日。
もちろん個別でメールでの通知も来るけど、ホームページ上でも発表されるそう。
チャレンジしてみることで、もしかすると運命がまた1つ動き出すかも!?
楽しみに結果を待ちたいと思います。
ちなみに、こんな作品で応募したよ。
「Fly high to the sky」
ではまた進捗状況報告します!
Tammy
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