見出し画像

海外の国際アートコンペに初チャレンジします!

先日、海外で開催される国際アートコンペに、人生初めての参加エントリーをしてみた。

初チャレンジだったので、色々手間取ったけれど、なんとかエントリー完了。

英語がそれほど得意ではない私にとっては、無事エントリーできたことがまずうれしくて。

今日は試行錯誤でコンペ参加に至ったその経緯について、ここでシェアしていこうと思う。



知識経験共にゼロから初個展を開くまで

私の夢は、50歳までにフランスのパリで、着物日傘の個展を開くこと。

今でこそ、そんな大きな夢をここで公言できているけれど。

実はほんの数年前までは、無名の私が個展を開くことなんて、日本国内でも無理だ!って思ってた。

第一、個展ってどうやって開いていいのかもわからなくて。

でも、手探りで色々調べたり、ノウハウを知っている方に相談したり、友人や家族に協力してもらって。

なんとか思い描いていた個展が実現できたのが2017年。

人生初の個展は、大阪の高槻市内にある古民家ギャラリーで行った。

画像1



それから再び個展はしていないのもの、2年前には生まれ育った奈良で親子展をするという夢も叶えることができた。

その時の様子がこちら


2回の自主開催の作品展を経験したことで、何となくだけど個展の開き方が見えてきた。

だけど、これが海外での開催となると、また話は別だ。



海外で個展を開くには?

日本国内と海外での個展開催、何が違うのだろうか。

まず、それを具体的に考えてみた。

海外で個展を開くには、金銭的なハードルがグーンと上がる。

なぜなら、日本国内では発生しない言葉の壁、作品の長距離輸送、集客の苦労などを解決するための費用が、プラスアルファでかかってくるからだ。

未知のことだから、そもそもどうやって現地のことを知れるのかも見えない。

でも、思っているだけじゃ、何も変わらない。

とりあえず小さなことでも、できることからやってみよう。


そう思って、まず始めたのが、お金を貯めること。

これは収入と支出のバランスを考えて動くことで、ある程度の見通しを計画的に立てることは可能。

収入の中から一部を将来の個展に取っておく夢貯金を、今もコツコツと続けている。

目標は100万円!

個展と言ってもピンキリだから、正直最終的にどれだけかかるかわからない。

でも、100万円あれば、やれることの選択肢がある程度広がるだろうし、100万円は自分に対するコミットメントの意味を込めている。


次にやろうと思ったのが、情報収集と発信。

そこに付いて回るのが、外国語で書かれた膨大な情報から、どうやって必要な情報を集めたらいいのかという言葉の壁。

海外の人に向けて発信するにしても、英語があまり得意ではないから、どうしても億劫になるし、書こうと思ってもすぐに書けない。

実際、インスタグラムでは見事に失敗した。

海外の方とのコミュニケーションツールとして活用するため、英語投稿をマイルールとして課してみたものの、英語を書くのがだんだん苦になって、途中で挫折した…泣

それはさておき、やはり発信(アウトプット)と情報収集(インプット)は見切り発車でも同時進行がいいと思う。

海外での個展開催について何から始めたらいいか、友人知人に当たったり、インターネットの検索で探してみた。

そんな中、海外個展よりも、まず海外でのアートコンペ(コンテスト)にチャレンジしてみてはどうかなと思うようになった。

コンペで客観的な評価をしてもらうことで、自分の作品が「アート」としてどんな立ち位置で見てもらえるかの指標になる。

私の代表作品は、アンティーク着物をリメイクした日傘。


そもそも日傘は、ファッションなのか、アートなのか、ただの生活必需品なのか。

これは人によって捉え方は千差万別だろう。

作り手である私自身は、1つのアート作品として作ってはいるが、それを見る側の方に強要するつもりはない。

でも、唯一無二の創作アートとして、世界で認めてもらえることが、夢であり目標でもある。

だから、国際コンペにチャレンジしてみようと思った。



自分ですべて抱え込むのをやめてみた。

でも、なかなか英語や多言語の情報収集が、思うように進まない。

1ページを読んでざっくりと意味を理解するだけでも、かなりの時間がかかってしまう。

これじゃ肝心の作品制作に充てる時間が、足りなくなるやん!

そこで、苦手なことはできるだけ得意な人に頼んでしまおうと考えた。

色々な方に状況説明をして、海外でのコンペ開催情報のリサーチをしてもらえる方を探してみた。

最終的に、ある翻訳家の方にリサーチと翻訳をお願いすることにした。

決め手は、「こちらから投げたボール(問い合わせ)に対するレスポンスの情熱」「スピード感」

そして、「私の作品への想いをどこまで共感し汲んでくださるか」に尽きた。

あと、運営資金がそれほど豊富ではないので、「身の丈に合った費用である」こと。

無い袖は振れないのでね…

依頼した方は、打てば響く温度感とお人柄が素晴らしく。

こちらが納期中2日という無茶苦茶な依頼の翻訳を、なんと納期の1日前に仕上げてくださった。

おかげさまで早々とエントリーに取り組むことができた。

私がエントリーしたコンペはこちら(イギリス開催です)

1次選考の結果は、来年2022年1月だそうで。

あと半年ドキドキしながら、楽しみに待とう。

また結果報告します☆

なお、海外でのコンペ開催情報のリサーチは、現在も彼女に継続してもらっている。

なので、その結果次第では、2回目のコンペエントリーも検討している。



◇ ◇ ◇ ◇

今年は、アートコンテストにどんどんチャレンジしていきたい。

だから、情報提供も大歓迎です!

国内外問わず、着物日傘を作品としてチャレンジできそうなコンテストがあれば、ぜひお知らせくださると、とてもうれしいです。


2021年は、夢への種まきの年にするぞー!(勝手に宣言)


Tammy



よろしければサポートよろしくお願いします。頂いたサポートはパリ個展の夢を叶えるための活動費として使わせていただきます!いつかあなたにご恩返しができますように♡