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キムダミさんの魅力爆発。映画「ソウルメイト」

タミシオシ大chanが語る。

映画「ソウルメイト」の感想2回目


はじめに

前回、日本公開された映画「ソウルメイト」の感想を記事にしました。私はこれまではキムダミ(김다미)さん(씨)を応援して、その魅力を勝手に語ってきています。そこで今回は、映画「ソウルメイト」でのキムダミさんの魅力を中心に記事にしてみました。興味のある方は読んでみてください。映画の感想は、「感想1回目:キムダミさん熱演。さすが!」で書いているので、気になった方は、こちらの記事も読んでもらえると嬉しいです。感想やこんな情報もあるよと「コメント」で教えてもらえるともっと嬉しいです。

少しだけ映画のあらすじ

香港のデレク・ツァン監督が手がけた「ソウルメイト 七月と安生」を、韓国・済州島に舞台を移してリメイクされた映画です。

小学生の頃からの無二の親友だった2人の少女のすれ違いや絆を、切なくも温かく描いた友情の物語です。絵を勉強しながら世界中を旅したいという夢を抱く自由人のミソ(キム・ダミ)。そんな彼女に憧れを抱きながらも堅実に生きることを願うハウン(チョンソニ)。ずっと一緒だった2人は、ジヌ(ピョン・ウソク)との出会いをきっかけに変化していきます。16年が過ぎたある日、ハウンはミソにある秘密を残し、姿を消してしまいます。

映画でのキムダミさんの魅力について、感想とともに

映画「ソウルメイト」より

映画はリメイクですが、すごく作りこまれたストーリーの素晴らしさがあります。済州島を中心とした映像の美しさと出演者の演技のすばらしさ、すべてが相まって本当にすてきな映画になっています。私は、終始、なみだで泣き続けた2時間でした(どうしても我慢できなくて同日に2回見たので実は4時間泣いていました)。

中でも、キムダミさんの演技はずば抜けていると思っています(もちろん私のひいき目です)。
彼女の演じるミソは、表向きは自由奔放で明るく振る舞う一方、複雑な家庭環境で育ち、心の奥底に悲しみを抱える繊細な女性です。キムダミさんは、そのキャラクターを、高校時代から30歳前後まで見事に演じ分けています。

これだけの年数を、各年代を、そしてその時、その時の喜び、悲しみ、辛さなどを、まさに巧みに演じ分けていて、素晴らしい演技力で色々なことを意識することなく見ることができます。キムダミさんの本領発揮、演技力爆発です。

映画「ソウルメイト」より

映画のインタビュー動画では、「ソウルからミソが済州島に帰ってきて、ハウンと言葉を交わすことなく抱き合うシーンを最も印象に残ったシーン」と振り返っています。その時、「どこまでミソの気持ちを表現するか悩みながら演じた」と語っています。2人が言葉を交わすことなく抱き合って涙している姿は、その時のミソの気持ちが伝わってきてとてもすてきな場面となっています。

キムダミさんの笑顔と泣きの演技が抜群

わたしは、彼女の魅力としてその「笑顔」「泣き」の演技がすごいと語っています。気になった方は、この記事も読んでみてください。

映画「ソウルメイト」では、この「笑顔」「泣き」の演技がふんだんに盛り込まれていて、見る人をこの映画を引き入れ、その時その時の気持ちがミソとシンクロしてしまうと思います(私は)。

映画「ソウルメイト」より

キムダミさん演じるミソは、高校生時代に少し悪ぶりながら、とても楽しそうに笑っています。が、そこに見え隠れするように抱えている思いを絶妙に表現しています。社会人として、派手にふるまいながら見せる少し無理をしている笑顔、大人になってハウンと再会したときに見せる、はにかむような笑顔。同じ人が演じている笑顔なのに全く違った表現になっていて、見ている人引き込むキムダミさんの笑顔の演技に改めて惚れ直しました。

映画「ソウルメイト」より

また、母親の葬儀で見せる涙のながれない泣きの演技。ハウンと向かい合い、言い争い、激しく泣く姿。ハウンと言葉を交わすことなく抱き合い涙する場面。ハウンと向かい合ってベッドで静かに流す涙のシーン。子どもを乗せた車で流す涙や自分の姿を描いた絵の前で静かに流す涙。それぞれのどこがどう違うのかを言い表すことができませんが、どのシーンでも同じ気持ちで一緒に涙してしまいました。


年代ごとの演じ分けが素晴らしい!

キムダミさんの演技の魅力の一つに、幅広い年代を上手に演じ分けることができることがあると思います。今回の映画でも、制服を着た高校生時代は、普通に高校生に見えます(なんの違和感もありません)。

映画「ソウルメイト」より

絵の題材となった洞窟への探検や、海で3人がはしゃぐ姿はまさに10代、青春真っ盛りです。社会人になって派手な姿でタバコを吸う姿には、ちょっと無理をしている様子がにじみ出ていました。27歳以降、子どもと共に暮らす姿は落ち着き、物静かな雰囲気でそれまでとは全く別人に見えます。この演じ分けは、キムダミさんならではで、この映画の最大の魅力になっていると思います。

インタビュー記事では、「各年代を演じ分けるために、髪型、メイク、衣装やしゃべり方など、微妙に変えながら最もピッタリとするところを試行錯誤した」と語っています。当然ですが、素晴らしい表現の裏には、様々な工夫と努力の積み重ねがあるのだなと改めて思います。

いろいろ勝手な思いを語りましたが、文句なしで素敵な映画です。この記事を見て気になったら映画「ソウルメイト」を見てみてはどうでしょうか?韓国映画は日本での上映期間が短いのでもう上映している映画館はないかもしれません。終わっていたら動画配信が始まったら見てみてください。私は、日本語版のDVDが発売されたら買っちゃうかな。

2回にわたって映画「ソウルメイト」について語ってみました。気に入ってもらえたら「スキ」を押してください、うれしいです。
次回からは引き続き、第2、4火曜日にキムダミさんの魅力を個人的に語ってみようと思っています。他にこんな情報もあるよと「コメント」で教えてもらえるともっと嬉しいです。みんなでキムダミさんを応援しましょう。

응원할게요김다미씨
応援しています、キムダミさん

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