世界は一般市民を助けれない

もちろん、助けたい人の善意や、様々な集団の力学が、たまたま助かりたい人のために動くことはあるが、個人の考え方としては、(処世術と言うべきか)

紛争や戦争という殺し合いの中で、戦災に巻き込まれた、助かりたい人が世界に期待できることなどほとんど何も無い私は思っている

パレスチナ、イスラエル、どちらの国民であっても、結果的に戦火に巻き込まれてしまい、身動きできなくなってから、「私達を助けてくれ!」と国際社会にメッセージを送るのは当然なのだろうが、

「少しでも早く、遠くへ、できる限り紛争地帯から離れる事に集中し、それを望んでいると意思表示する

のが、当事者として考えるなら一番大切ではないか。 一般国民(私達がよく言う、戦争で一般国民には責任がない、あるという究極の問いは一先ず置いておいて)と、軍事的組織を分けて考えるなら、本当に国際社会(関係国はもちろん、日本も含めて)ができることは、まず第一に、紛争地帯から離れたいと願う彼らを紛争地から引き離すことであり、つまり、国際社会が協力して、ガザ地区の一般国民を安全な場所に移送し、一時的でも保護し、その生活を支援することであろう。

そのために、各国政府や関連組織は、対話、相談しなければいけないはずが、マスコミは結局、自分たちは伝えるのが仕事ですと言って、「私達はなにができるのでしょうか?」とか、「あらゆる国の政府が、今問われています」とか、答えようがない問いだけ投げかけて、結局は、責任転換の押し付け合いを、各社の報道スタンスで、延々と繰り返しているだけである。クソですな。やっぱり。

個人が解決できない問題を問うなら、問いかけたヤツの答えぐらい用意しとけよ。そして我が社は、私は、と表明しろ





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?