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第十七走目、第十八走目:座学でメンタルと戦う

前回までのあらすじ
体づくりのためにランニングマシンで走ると決めた、全日本走りたくない代表•たみ氏。行き着く先はランナーズハイだと決定。いつになく走り方まで研究し、ちょっとだけ楽しくなってきて順調かと思われた。
ところが、公私面での多忙によりメンタルが崩壊、謎の「田植えで足がはまった人のように足が動かなくなる現象」を体験し、苛まれるようになる。何事も詰まってから説明書を読むたみ氏、今更走るためのメンタルを座学しようと考えはじめた。

あらすじにすると前口上がいつもより短くて楽だなぁ。何より、文章に書くとメンタル/体調不良が表面に現れない。走れる気がしないので、メンタルトレーニングの本のワークに沿って学んでいきます。読んでる本は下記。

西田文郎著 No.1メンタルトレーニング

以前、おおよそ同じ星に生まれたとは思えないハイパー文武両道な先輩に自身のメンタルの弱さを相談した時に、お勧めされた本である。
実は一度読んでいて、以前はワークの部分の質問がスポーツに特化していて、仕事に置き換えるの難しいなぁ。という印象であった。
今回はガッツリ線を引いて、透明付箋の上に現在の回答を書いて進めていく。

著作権上どこまで書いて良いのかわからない。ただ、間違いなく、スポーツに疎い私でもわかりやすく天才スポーツマンにありがちな「何となくこんな感じで」という表現は全くないので読みやすい。

保有能力は車で言うとエンジンタンクの大きさ、発揮能力はそれを効率よく完全燃焼する力を指す。この表現は何度も出てくる。
これをいかに環境、他人のせいではなく「自分ゴト」として自分の心をコントロールし、ベストパフォーマンスをはっきするか。
タンクの大きさは日々の練習の成果である。
本書では、従来発揮能力に重視される傾向にあったが、二つが揃って初めて「伸びる」選手となり得る。そして何より最高のプレーを日々繰り返し行うほどの本気の集中度が必要である。
逆に、発揮能力は試合に向けたメンタルトレーニングが必要となる。

メンタルトレーニングとは自分自身をすること、将来に対する目的意識(モチベーション)である。
明確な目的意識、フットワーク、過去の栄光ではなく未来をみていること、強気さ、悪いストレスがないこと、自責意識。そして1番に必要とされるのは「ワクワクすること」である。

ワクワクすると脳が肯定的になる。何かのアクシデントにもポジティブに捉えられる。これはベストパフォーマンスにかなり影響を与える。
思った以上に必要不可欠である。
目的意識に対するワクワクした感情。これは体の動きにかなり影響する。
著者は言う。「人がワクワクするのは、これから起こることに対してであり、喜びの予感である」、と。

さらには自分たちの目標に他者を含めると「使命感」となる。これは良くも悪くもあると私は思うが、未来の目標が明確になることにより、さらにワクワクが増幅する。

ここで私は困った。ランナーズハイ以外に目標がなかったからである。もっと言うなら、自身の変化をnoteで公開することにより、「ランニング嫌いの私でも、どんな状況であれ「楽しい」、「成果はでる」、「やればできる」と言うことを正直ペースで公開することにより、誰かの役に立って欲しい」からだったからである。ほんとうにこれでいいのか?

一旦1-5章まで読み進めたが、書くにあたって体調が悪くなってきたので、今日はこの辺りで。

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