入院中 生きる活力 星野源
2月上旬に私は耳下腺腫瘍摘出手術を受け
自分の中では最長の9日間も入院した。
1ヶ月前の私は手術を終えて2日目で
耳の裏から出てるドレーンの管を常に気にしながら
お小遣いのガマ口みたくドレーンから出る血液を貯めるバックを下げて歩いてた。
手術後には顎の付け根から前にかけて
チューブが入っており、3-4日は置いておかれるが
横になると、そのチューブの先が痛くなる。
それに、隣のベットには夜になると
泣いたり叫んだりするお祖母さんが居たから
私は昼間は疲れるために活動する!
という日課に追われた。
Netflixも、ちと難しい本も
見てると顎の痛みが気になるので
散歩したり、イラストを書いたりして時間を潰した。
あーもっと本を買えば良かったと思った。
私が思い出してたのは、お気に入りの
品川のecuteの中にある本屋さん。
そこで、数年前にタイトルにひかれ
星野源くんの
"よみがえる変態"を立ち読みしたのを思い出した。
星野源くんは、同学年。
この本には、彼がクモ膜下出血で手術を
2度した記録もある。
さぞ、シリアスだろうと思ったが
うっ… ただの同じ学年の男子の日記だ…
下ネタ、下ネタ、下ネタ 時々笑いを誘われ…。
と当時は感じて、飛び飛びで読んで
ゴメンよ星野くん。私はまだ真正面から
君のことを受け止められるほど大人になれてない。
本を購入せずに、半笑いで読んでたページを閉じた。
あれから彼は、有名なドラマで人気者になり
俳優さんとしてもミュージシャンとしても
有名になってたんだけど、私にはあの下ネタの本の人の
イメージが先行してたので
何をやってても、同じ学年で意味不明な奇声をあげ
キャッキャしてたクラスメイトと同じに思えた。
私の入院生活のなかで
隣のベットのおばあちゃんは、せん妄と言って
夜になると不安になって泣いたり叫んだりする。
仕方ないのだけど、時には 呼び止められて
『私、撮影してたんだけど、終わったのかしら?』
なーんて言われてしまう日もあった。。
お祖母さんは、裕福なお家の方なのか
居ない人を呼ぶときも召し使いさんや、
デパートの車を回す人など、言葉のふしぶしが
お金持ちな感じだった。
そんな日々だから無性に
星野源くんの、若さ全開
下ネタ全開の あの本が無性に読みたくなった。
退院後、ちゃんと星野源くんの
"よみがえる変態" "そして生活は続く" を読んだ。
しかし、電車で読むもんじゃない
笑い上戸の私には笑いを堪えるのが難しいので
ヤバい内容になったら
ふわぁ~っとエスパー読みしてた
(焦点をぼんやりさせて
広域の文字の雰囲気だけ さぁーっと読む方法)
星野くんのお母さんが
すこしうちのお母さんと似てる?ことや
マイケルが好きだったこと
要らんこと絶対いっちゃダメな時に言ってしまうこと
一人が好きなこと
ドラマの運動合宿かなんかで、公開処刑される話も
自分にも似た経験があり、とても苦い気持ちになった。
青春を思い出すかの様に、星野源くんの本を読んで
家に帰って、オカルトYOUTUBEを見てると。。
よく見てる、シークエンスはやともさんの動画で
簡単に霊を払う方法が紹介されてたのだが、
男性はエロ動画見てください!
と!!! 笑ってしまった。
全うな理由があるのだが
性は死とは対極にあるものだから
エロいものを見る=生へ向かうエネルギー!
になるから だそう。。。
私が入院生活で、星野くんの本が読みたかったのは
生きるためのエナジーを潜在的に渇望してたのか⁉️
イヤハヤ お祖母さんによるストレス??
ちなみに芸術センスは85歳から爆発するらしいので
私も頑張って絵を描き続けて
芸術センスを爆発させてみたいものだ。
もう人気者だから、話せないかもしれないけど
85歳までに一度はチャンスがあったら話して
長生きの秘訣についてとか
星野くんのおじいちゃんのこととか
ホントにどうでもいいことを
ひたすらダラダラ話してみたい
今年は確定申告もうしてるかな?
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