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生いきビール〜アルコールが飲めない大人と子どもへ〜

自分はアルコールが一切飲めない。

「ほろ酔い」程度の缶チューハイでも、ちょびっと飲めば「ベロ酔い」

もちろんビールなんて飲めやしない

飲み会の席でビールを美味しそうに飲むみんなを見ると「なんでい!なんでい!ジンジャーエールの方が美味いわいっ!!」と思いながらも、「でも、やっぱり飲みたいな…お酒…」と思っているのも事実。

しかし、やっぱり飲めないのが現実…

そんな自分が、昨日に引き続き駄菓子コーナーで見つけたのがこれ

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生いきビール

この生いきビール、中に入っているラムネのようなものを冷水に溶かすと、ビール風の飲み物が出来上がるというお菓子だ。

「たしかにちびっ子が飲んでたら生意気でも分からんくないけど、大人の自分が飲んでも確実に生意気ちゃうよな。むしろ…いやいや、考えるのやめとこ。」と思いっきり関西弁丸出しの心の声を押し殺しながら、「これなら飲める!」ということで買う決心をした。

ふと裏面に書いてある作り方を見てみると

★作り方:コップ1杯(120ml)の冷水に2コを入れ、溶かしてお飲みください。

と書いていた。

「え!1個で出来へんの!!ほな2個買わなあかんやん!そんなん最初から2個セットで売ってくれなあかんやろ!!」と、またまた関西弁丸出しの心の声を押し殺しながら、生いきビール2個を買い物カゴに入れた。

「喉がカラカラのときに飲むビールは美味い。」とよく聞くので、自分も喉が渇いたタイミングで飲むことにした。(「いや、ビールちゃうやん」などのツッコミはやめてほしい)

その時が来たとき、まずは自分の中でビールが似合うと思っているコップに水を入れる。

その中に生いきビールを入れようと袋を開けると…

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「あれ?2こ入ってるやん!2コ入れてってそういうことか!!」と今度は心の声ではなく、思いっきり声に出た。

このときは「まあ、2杯分飲めるしラッキー♪」くらいに思っていた。

とにかく、袋から出てきたその2コをコップに入った水の中に「ポチョン…」と入れる。

コップに入った透明な水は見る見るうちに泡立ち、色は黄色くなった。

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「え!めっちゃビールやん!」とまたまた口に出しながら写真を撮っていると、泡が溢れてしまった。

その瞬間、今まで幾度となく見てきた。「おととと…」と、言いながら泡を「ズズズっ」と吸うという夢を実現する瞬間が訪れた。

しかし、いざ「ズズズっ」と泡を吸ってみると「え?なんか気持ち悪…めちゃ泡やん」と思ってしまった。(「いや、泡吸ってるねんから、そりゃ泡やろ」などのツッコもやめてほしい)

泡じゃない液体の部分も、「オロナミンC風の粉を水で溶かして薄めたみたいな味」で、正直美味しくはない。

「でも、なんとなくちびっ子はこういう味好きそうやなー」とか考えてなんとか飲んだ。

「作る過程は楽しいし、ちょっとワクワクしたから、1個買うくらいやったらおすすめできるなー自分はもういらんけど」と思ったのだが、よく考えると自分の場合、買ったのは1個ではなく2個だった…







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