富山のお酒を楽しもう 〜ワイン編〜
富山のお酒といえば、日本酒をイメージされる方は多いでしょう。もちろん日本酒づくりは盛んですが、最近ではワイナリーも増えてきているんですよ。
今回は富山のワイナリーを一挙ご紹介！
休日にはワイナリー巡りをするのもオススメです◎
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◎SAYS FARM（セイズファーム）
「魚問屋が始めたワイナリー」で話題となったSAYS FARM。「こんな場所でワインが作れるはずがない」と言われながらも、耕作放棄地をブドウ畑に作り替え、地道なワインづくりが行われた結果、毎年すぐに売り切れてしまうほどの人気のワインが完成しました。
セイズファームがあるのは富山県氷見（ひみ）市。氷見の寒ブリで有名なこの地で、150年以上続く「釣屋魚問屋」が母体のワイナリーです。
耕作放棄地を耕し始めてから4年後、ようやく初めてのワインが完成しました。現在、セイズファームには醸造所だけでなく地元食材の料理とワインを楽しめるレストラン、ワインを楽しみながら宿泊できるゲストハウス、作家による作品やワインにあうおつまみなどを購入できるショップ、ヤギ・鶏・蜂が住む農場が併設されています。ヤギの乳から作られたチーズや鶏の卵、蜂蜜はレストランで使用されています。
決してアクセスが良いとはいえない場所にありますが、「わざわざ」足を運ぶだけの価値あるワイナリーです。（カーナビでもたどり着けないことがあります！）
鬱蒼とした森を抜けたところに広がるブドウ畑と、その先に見える富山湾はぜひ一度その目で見ていただきたい景色です。
SAYS FARM（セイズファーム）
住所：富山県氷見市余川字北山238 ※カーナビでは正しい場所が示されないこともあるのでご注意ください。
アクセス：JR「氷見駅」からタクシーで約20分
「氷見北IC」から約10分
サイト：https://www.saysfarm.com/
◎TRESBEAU（トレボー）
美しく雄大な立山連峰を望むことができ、緑豊かな里が広がる富山県南砺（なんと）市立野原（たてのがはら）。ここに、2020年新しいワイナリーとぶどう園「TRESBEAU（トレボー）」がオープンしました。
フランス語で「大変美しい」を意味する”トレボー ”という名前の通り、ワイナリー周辺は鳥のさえずりが聞こえ、果樹園には色とりどりの実がなり、水平線や新湊大橋までが見渡せる美しい場所です。
ワイナリー自体も赤ワイン色の建物。ブドウ畑には2019年に10,000本、2020年に17,000本のブドウの苗が植えられました。そして、収穫されたブドウはクロアチアやイタリアから輸入した設備でワインへと姿を変えます。
トレボーのワインは、特別な時に飲んでほしい「reserve（リザーブ）」、立野原の良さが詰まった「Tatenogahara」、毎日の食卓に並べてほしい「C’est si bone（セシボーン）」、そしていろいろなブドウの合奏が楽しめる「ensemble（アンサンブル）」の4種類。
ワイナリー周辺は、今後子供たちの遊び場や芸術家が集う場所にもしていきたいと構想されているそう。さらに、ブドウづくりにはIoTの技術が活用されています。遠隔から畑の様子を情報収集したり、ドローンを活用したり。ワインづくりを科学しようという意気込みを感じられます。これからの発展に注目です。
TRESBEAU
住所：富山県南砺市立野原西(コート・ドール)1197番地
アクセス：東海北陸自動車道「福光（ふくみつ）IC」より車で7分
JR城端線「城端（じょうはな）駅」よりタクシーにて10分
サイト：https://tresbeau.co.jp/
◎やまふじぶどう園
新興のワイナリーが多い中で、最も長い歴史をもつワイナリーが「やまふじぶどう園」です。なんと、1933年からワインづくりを行ってきました。現在4代目の方が経営されています。
ワイナリーへ足を運べば、まだ商品化されていないワインも含めて、お客様にあったワインを提案してもらえます。残留農薬ゼロのブドウで作られたワインなので、安心して飲むことができますよ。
園内にはカフェスペースもあり、採れたてブドウのスイーツやジュースも楽しむことができます。ぶどう狩りも楽しめるので、家族で訪れるのにぴったり。子供も大人も大満足です。
また、このぶどう園では各種イベントも頻繁に行われています。音楽ライブやディナー付きのキャンプ、ナイトヨガなどなど…ワインとのコラボレーションで、とっておきの時間を過ごせますよ。
やまふじぶどう園
住所：〒939-2637 富山県富山市婦中町みさご谷10
アクセス：JR「富山駅」から車で25分
サイト：https://www.winery.co.jp/
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富山には魅力ある＆特色あるワイナリーがあります。富山県外ではなかなか飲めないワインも多いので、ぜひワイナリーに足を運んでワインを楽しんでみてください。
皆様と富山でお会いできるのを楽しみにしています。
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